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    death muffin/デスマフィン

    デザインフェスタというイベントで、とある出店者(出展者?)が提供したマフィンに衛生上の大きな問題があったという。食べた人は一様に味に違和感を覚え、体調不良を訴える人も。

    厚生労働省がこの事態に即座に対応し、危険度の非常に高いCLASS1というカテゴリでの食品リコールとなった。「喫食による重篤な健康被害または死亡の原因になり得る可能性が高い場合」というわけで、かなり大ごとだ。ただ、実際には被害が発生していない事例もあるので、結構な数が報告されている。とはいえ、実際に被害も出ている本件は、SNSでデスマフィンと揶揄されるに至った。

    厚生労働省によるの当該事案の詳細

    https://ifas.mhlw.go.jp/faspub/IO_S020501.do?_Action_=a_sel02Action

    これだから素人の作ったものなど鵜呑みにしては、という意見もあるのだけど、この出店した人はすでに商売を営んでいる人物だという。なんなら経験もあって、少なくとも5年前からお店を出してる。この事実にさらに驚愕する人多数、というのが現状。ネット上のレビューによると今回のデザインフェスタの件以前より、店舗の評判は宜しくなく。「嫁のメシがマズイ」のコピペにもあるけど、食べ物の味がおかしい、というのは、個人の好みに合う/合わないを超えて健康上深刻な被害をもたらす事もある。自衛と言っては大げさかもしれないけど、そういう事態を避けれる味覚を身に着けるということも人生には大事。

    ただ、こんな事故が今まで営業していた店舗でなかったということは、デザインフェスタに関連した事情が原因かもしれないという推測がなりたつ。販売された数は報道によれば約3000個だという。それだけ用意するために、事前に作ったものをデザインフェスタに持ち込んだことで「美味しくない」→「喫食による重篤な健康被害または死亡の原因になり得る可能性が高い場合」にまで悪化したのではないか、ということ。もし前日に焼いたものぐらいならセーフだったんじゃないか。仮に数を用意するために数日前から作り置きをしていたというならば、このような事故の危険性は高まるに決まってる。じゃあなんで製造が追いつかないほどの量を用意する必要があったのか。例えばわざわざ出向いて30個だけ売ってもしゃーないってこと?

    消費期限を超過することを認識したうえで、数を用意するために数日前から用意した商品を販売したのであれば、性質が悪いと思う。まさかそもそも消費期限把握してないなんてことはないと思うけど。3000個なんてオーダーは個人のお店で簡単に用意できるものなのかね?

    イベント主催側からもアナウンス。どこぞの馬の骨という素人は流石に出展できませんという仕組みになっているみたい。ただ、事務的なものに過ぎないと思う。食品メインの催し事なら話が別かもしれないが、本件では当日現地で何か対応できるわけもないんだろう。

    どこかに防げる可能性のあるポイントなかったのかな。出展者が「やっぱ3000も無理だわ」って思い直すぐらい?あとは手に取った人間が口にしてはいけないと判断できるかどうか。でも、焼き菓子で一口目をいくまえから警戒しているやつなんていねーわ。自分も今後とも気を付けていこう。人間は衛生的な物を食え。保存料万歳。