えさのじかんだ
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皐月
軽やかな日差しにまどろみながら、今年最初の麦茶を、とか考えていたら台風は初球からまっつぐ向かってくるし蒸し暑い曇りと冷たい雨しかやってこねええええ嗚呼もう梅雨か。それでも麦茶は美味いのでありましたと。
国家情勢に倣ったわけでもないんだが、倹約モードに入りたし。まず目に見えて金額を減らせるのがひるめしなので、弁当でも持参するかと思ったんだけど、作る手間とかいろいろ考えれば気が進まない。一人暮らしなので弁当ぶんの食費がそんなに割安になるとは思えないの。都心部なのでランチでも1000円するお店は普通だったりするので弁当は最適解なんだけどな。しかし幸いに、500円弁当もそこらの路上に展開されるので、利用頻度をあげていく。あとカップ麺か。あれ本当に安くて良いんだよな。ただ、スーツ姿で働いているので、そそっかしい俺は汁物メインの食事は避けていたりする。カロリーメイトとかパンを齧るというのがもっとも安いのかな。毎日じゃなくたって良いんだしちょっと実践しようか。
トマトジュースがまだ店頭に並ばない。早く飲みたい。手に入ったら祭りじゃ祭り。
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あたたかいスープを
冷めた料理が平気。実家では残り物のカレーを食べるときに、あたたかいご飯に冷たいカレーをかけて食ったものだ。コンビニの弁当も温かいと違和感を覚えるほど。アレは冷めるどころか冷たい状態で食うものだと体が学習してしまったのかもしれん。
勤務地でさ、外で買ったり家から持ってきたお弁当とかを必ずあたためて食べている人がいる。これがちょっと衝撃だった。冷凍食品でも詰めてきたのか?と思ったほどだ。ま、周りを見ると、そんなに驚くことでもないらしい。その人が弁当を温めずに食べているのを見たことがないので、必ずそうしているのだろう。あれは好みの問題なのか、そうしないと食えないのかと気になってしまう。弁当なんて冷めて当然なんだから自分で食えないものを弁当に詰めるわけねーだろwwとは思うけど、神経質っぽい人は俺には全く理解できない。あの共有スペースの電子レンジが壊れたら彼はどうするんだろう、と書いたところで弁当持って他のフロアへ移動する彼の姿を想像して春雨ヌードル噴出したぶほほほwwwww
という春雨ヌードルだって、ぬるい状態で食べている。給湯器のお湯が75℃までしか出ないからだけど、この十年以上もカップ麺の類はそうして食べている。熱すぎる麺類は食べにくくて好きじゃないし、ぬるくても不味いものではない。だから部屋にはポットがない。
だけど、食事って活力の源であるわけで。人間にはそれ以外に必要なものを得る手段がないもの。面倒くさいからやらなくてもいい、誰にも咎められない(これ大事)から冷めた料理を平気で食ってきたけども・・・。ある日めげて凹んで疲れてしょんぼりしているときに、自分の作った野菜スープが、恥ずかしながら心に沁みた。クソ熱いときに冷たい麦茶をげふっと飲み干したときの爽快な感じ、その対極みたいな、涙腺ゆるむぬくもりを確かに感じましたよええ。嗚呼近代文明。甘えて良いか。そうして部屋で食べるときぐらいは温かい食事を心がけようと思ったのです。
そしてレンジの調子が悪い。ばーか!ばーか!
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トマトジュースのお作法
トマトジュースおよびトマトベースの野菜ジュースに耽溺浸水偏愛しておるわけで、たどり着いたんまい飲み方が以下。
- タンブラーに氷を入れる。
- 塩を振る。
- 食塩無添加のトマトジュースを注ぐ。
- ぐびぐびぐびぐび
このほうが塩分の調整とかできるし、塩味がくっきりした感じで飲めて大変に美味であります。
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くじらを食う
昔は、給食に鯨肉のステーキなんて出たもんだぞ、とは祖父。いやいや、あんたの給食ってのは戦前ちゃうんか。しかし親父もそんなことを言ってた気がする。かくゆう俺も食った記憶があるぞ、鯨肉のステーキ。なんかこう、覚えているのは形だけで味なんてのは覚えてはいないけど、確かに普段はほっけの開きとかが乗ってる長方形の皿の上に、わらじみたいな肉がででんっ☆と乗っていた気がするんだ。
・・・んで最近、一ヶ月ぐらい前か、amazonで缶詰の鯨肉売ってたので買ってみた。大和煮というやつだったが、これがどうにも、鯨っっぽい感じがなかった。味はよくわからない。覚えていないはずの鯨肉の味なんだけど、一口ふたくちと食ううちに、小首を傾げてしまった。まあ全部食ったけどさ。
そして二週間ぐらい前、どこかで食べた。回転すし屋だったかな。ミンククジラだったと思うけど、これもどうにもしっくりこない。
というようなことをやっていると、当然鯨が食いたくなるのでちょっと探す。
お、こんな感じなら気軽に食えるんじゃないの、ちょっと高いけど。
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ゲストを数名招いて社内バーベーキューなどが催された。とある催しが開催三日前に通達され、当日はまあグダグダ。身内イベントでやりゃあ良かったね、こういうのは・・・。自分はと言うと、開始早々軽く指を切ってしまい、それに対する料理できるグループ一同のコメントは「素人じゃないんだから」ですってよ。すいません、僕もできるグループだと自負しておりましたが、使い慣れない包丁が言い訳になるあたり、甘かったスね。料理中に指を切るなんて何年ぶりだ。たいしたことないのに、出血を伴う怪我自体も久々でもあり、少々焦った。手首切って「生きてる!」とか感動する手合いは指に針でも刺せば十分なのに気づいてないね、まったく。あるいはそう、手のひらを太陽に透かす、とか肉を焼いて食うとかレタスを素手で千切るとかで十分なんだ。いや本当に。やってみれ。んで、食え。