• ふでのゆくまま

    涼は熱意の果て

    GW連休の前半、エアコンの試運転をする。低めの温度にして実際に冷えればOKというざっくりしたやり方で良いらしい。へえ。特に問題なく冷えたので、今年も安心。

    フィルターを掃除する。雑なもので、外したらそのまま風呂でシャワー最強にしてじゃばじゃばと。これで取れないものは指でごしごしと流すんだけど、キリがないのでフィルターの角のほうは見なかったことにして、干す。その間にエアコンの本体よ。

    なんでも、本体には内部に風を外へ送り出すためのファンが存在して、そこに結露した水分が媒介して埃やカビがたまるんですって。吹き出し口からマグライトで照らしつつ中を覗き込んでみると、まるい賞状入れる筒みたいなものがある。掃除機の吸い込み口でぐるぐる回るアレの形状が近いか。カーペット吸い込み用の。ググるともっと複雑な形をしているらしい。折り重なるように羽がついていて、その先端に白く埃がついているのが見えた。吹き出し口から指を入れると、羽に触れることができる。ちょんと叩いてみると、カラカラと回る。

    想像したよりは埃は少ない。うちの場合冬には使ってないからかな?ではカビのほうはどうか。そのまま指で表面をこすってみると、指先が真っ黒になった。oh…これを掃除してくれるのがエアコン清掃業者というわけですが、自力でこなす人も最近は珍しくはないらしい。尤も、それなりに機材やら準備が必要とのこと。ググると出てくるんで読んでちょ。これらのグッズは一般的に売っていて、自力でこなす人はそれらを使って取り組んでいるらしいのです。自分は、その前に準備もなしで何かできないか、まず試してみようという事になりました。

    割りばしの先にアルコールウェットティッシュを細くちぎったものを巻き付けて、羽の間に突っ込んでごしごし。これ何年かかるねん!コントのボケみたいなやり方ですが、確かに汚れは落ちました。ティッシュはすぐ真っ黒に。これやはりカビなのだろうか…:;(∩´﹏`∩);:どう考えても、ただ触れることができた部分の汚れが取れているだけで、こんな中途半端にやってもしょうがないんじゃないか。それでも汚れは取れるので20分ほどやってみましたが、やめた。

    さて。自分でこれ以上やるならばどうするか。ネットで集めた情報だと汚れを落とす洗剤と、羽の汚れを落とすための特殊な形状のブラシ、零れ落ちる水の対処をするための袋。そして、最後に全体的に濯ぐための噴霧器があったほうが良いとのこと。しゃこしゃこピストンで空気を圧縮して、ぷしゅーって水を吹き出すあれ。園芸する人とかが持ってるあれ。めんどくせえと思えども、面白そう。でも素人仕事でうっかりエアコン自体壊したなんてのも洒落にならない。そこまで複雑な構造に見えないけど分解して掃除はどうかなあ…。動力のモーターと繋がっている部分なんかがあると、下手に弄っては拙そう。もし外せればお風呂でじゃぶじゃぶ洗って乾かして、簡単な話なんだけどな。外せないか…?電源停止した状態で送風口から指を突っ込みファンに触れて、どっち回りにも簡単に回転できるんだから、単純なギアで接しているだけだと思う。でも、一回外すと元通りに組むのが難しいとかは良くある話。

    結局、あきらめた。無難に届く場所だけ拭き掃除するにとどめる。ちょっと時間のある時にちょこちょここすって汚れを落としてみよう。本当はGW後半にやるつもりだったんだけども、三発目のワクチンいったんで大人しくしてました~。

  • えさのじかんだ

    めし短観

    大豆ミートのメンチカツをお買い上げ、オーブンで温めたほうが良いんだろうけど、レンチンでもいけるとパッケージにかいてあるのでレンチン。(´~`)モグモグ 悪くない。これはコンビニ弁当に入っている謎の揚げ物の味。ヴィーガンとかはこういうの食ってるのかな。明らかに肉ではない何かだけど、確かに肉っぽい何か。カレーとかビーフシチューも商品ラインナップにあるけど、そうなるとさすがにどうだろうか…。メンチカツのほかに、「ハムカツ」と「柔らかカツ」という商品もあり、ずいぶんと勝負したなという印象。通常、メンチカツのひき肉とハムカツのハム、ロースカツのロースの切り身は区別がつくが、このような特殊肉でメンチだカツだハムだと擬態されたら、区別がつくだろうか。でも考えてみれば…蒲鉾とさつま揚げは区別がつく。このぐらいには似たようで違うものになっているんだろうか?

    https://www.itoham.co.jp/product/product/detail.html?pdid=1099

    カレーライスからご飯抜いたらカレーなんだから、ハヤシライスからご飯ぬいたらハヤシ。ハヤシを作って食べた。ハッシュドビーフ…?知らない子ですね。hell’s kitchen見たご利益だろうか、玉ねぎの火加減が最高、やっすいオージービーフとしめじも最高でまじうめえ。デュルルルルルルルと胃袋へ滑落していった。合掌。

    そう、「hell’s kitchen」は公式チャンネルがyoutubeにあって、ゴードン・ラムジーの切れ切れっぷりが堪能できる。毎回のように火が通ってないどうので揉めてるなあ、という印象。正直、塊の肉を調理するからそらそうなるだろ?と思ってしまうのですが、その辺うまくやるのが調理師の腕前というわけですね。同じくゴードン出演の「Kitchen Nightmares」もyoutubeで観れる。こちらはアメリカ各地の実店舗にお邪魔して様子を伺うものだけど、おおよそローカルのさびれたお店を訪問する。ゴードンが言うには、料理は総じて美味しくないものが殆ど。んで、衛生面で酷いことになっている店がなんぼでも出てくる。日本にもこんなテレビあったよねむかし。

    https://www.youtube.com/c/HellsKitchenGlobal

    https://www.youtube.com/c/kitchennightmares

    かっぱえびせんの期間限定桜えび味なんぞ売っていたので、ついつい買う。味わいにそんな変化があったとは思えないんだけど…やめられないしとまらない。ただ、色が魚肉ソーセージ色ですこし気味悪くてううむのム。

    根菜類を茹でたりする料理のレシピに「竹くしがスッと通るぐらい」と説明があったりします。料理人は竹くし常備してんのかな。うちは流石にそんなものない、焼き鳥屋じゃねーんだから…生まれてこの方箸を刺したりしておったのですが。ですよね…焼き鳥買えば良いんですね。竹くしゲット。竹はホンマに便利。成長も早いし加工も楽だし軽いし若芽は食えるし、爆撃機を撃墜もできます。

    学び

    condiments:料理に添えられた薬味とか、卓上においてあるような調味料

    garnish:付け合わせ。ステーキの横のマッシュドポテトとか冷やかし程度の野菜とか。

    sous-chef:スーシェフ。副料理長。ソース担当シェフではない。

  • ふでのゆくまま

    スマホのバッテリーを捨てるには自治体へ問い合わせを

    弊ブログとしては気恥ずかしいタイトルです。真面目か!

    スマホから外したバッテリーは、量販店の店頭回収の対象になりません。あそこで回収してくれるのはモバイルバッテリーとかエネループなどの充電できるやつ。それも、リサイクルマークがあるやつだけ。また、一方で自治体のごみ収集の対象にもなりません。スマホごと回収するサービスなどはあるんですが、バッテリーだけが手元にあるときはどうすればよいでしょう。

    自治体のごみ処理対応している窓口に問い合わせるのが良いです。具体的にあれこれしてくださいと、回答を得られるでしょう。自分のケースでは、所定の場所へそのスマホバッテリーを持参するよう指示があり、指示通り自分で持っていきました。対応した職員が一瞬( ゚д゚)はぁ?みたいな顔をしたのでよっぽどレアケースなのでしょうか。あるいは、不法に投棄する輩が多いのかもしれない。ひどい話だ。

  • えさのじかんだ,  どくしょかんそうぶん

    「ミスター味っ子II」を読んで食べた

    初代の「ミスター味っ子」は単行本で読んだ。自分が読んだのは、多分中学生の頃かなあ。懐かしさついでにwikipediaの情報をざっくり眺めると、どんな料理勝負したのか、ほぼ全部記憶にあった。好きだったんだねえ。最終回が妙にしんみり感動的に終わったのが印象的だった。

    で、本作。Ⅱってどういうことよ。子供が出てくるのかwwwって思ったら本当に初代主人公の息子だった。初代に引けを取らず料理勝負に明け暮れるという作品。読者層が大人向けなんだろうか、農家の窮状とか過剰なサービス要求とか実店舗営業の難しさ、というトピックがちょろちょろ出てくる。前作のキャラクターもふんだんに登場して、Ⅱと名付けるに相応しい内容。おっさんホイホイですわね。自分が初代を読んでから30年たったわけだし。本作クライマックスの「長い…夢を見ていたようだ…」というセリフも初代を読んでいれば心に刺さるひとこと。

    さて。

    おっさんになった今。30年経った今現在、まさか一人で暮らしているなんで当時は想像もしてませんでした。ぴえん。でも今では好き勝手に材料を買う事も出来るぞHAHAHA。本作のメニューを何か真似て作ってみるか?なんて欲が出てきた。ただし、作品の設定上、魔法のように食材が沸いて出てくる。聞いたことも無い特殊な高級素材や調理法、器具がやまほど出てくる。だから、そんな本格的に真似できそうにはないんだ。それでも、作中に出てきたもので形だけでも真似できそうなものないだろうか。

    ネギ油でネギと豆腐を炒める。本当に明日にでも出来るけどそういう事じゃないんだよ。初代も読んだんだし、幅を広げてそっちからも何か…というところで、初代でもⅡでも登場した料理があった。おこげに中華あんかけをかけたやつ。米を鍋で炊けばおこげを作るのはできるけど、面倒くさいし煎餅でいい。あんかけは中華丼の素で良いじゃん。まな板すら使わず味皇を吠えさせることができるぞ!

    本当に作る由

    画像も動画もないのは仕様です。

    まずは煎餅から。選び放題だけど、お米の焦げた感じに近くないとなあ。まずは米じゃないと。南部せんべいとかポテチとかおからクッキー脱落。玄米フレークなんかも除外していこう。えびせんいかせんたこせんは、うっかり優勝してしまう可能性があるので次の機会に。濃い醬油せんべいも、あんかけを前提に考えると違うかなあ。たぶん揚げせんべい方面がよいのかね。じゃあ歌舞伎揚げか?少しでもアツアツ、できればあんかけでパチパチ爆ぜるほどのものが用意できると遣り甲斐がありそうだ。油分の多い揚げ煎餅ならレンチンに耐えるのでは?いや逆にだめかもな?

    コンビニによく置いてある「しゃり蔵」とかいう煎餅が米の感じがあって良いけど、もうちょっとサイズが大きいほうが良い。サイズ感に関しては、まずは箸で食べるのを目安としてみよう。同じく亀田製菓の「手塩屋」が良さそうだけど、食べたことがある。今回の用途には、うまみがありすぎるかな?

    この時点で迷いすぎて、「レンチンご飯をいったん食べれる状態にしてからフライパンの上で押しつぶし、そのまま加熱して焦がす」という方法を思いつく。これもうっかり優勝してしまうので、今回はあくまで既製品の煎餅でいってみよう。ネットに情報を求めると、これという商品がある。しかしご近所にないので、やめた。適当にそこらでお買い求め。

    中華丼の素のほうはあまり選択肢がない。それこそ、そのへんで売ってるもので。味にはそんな期待はできないと。ところがこいつをパリパリの煎餅と一緒に頂くとですね!別に美味しくありませんでした。中華丼のレトルトの弱さ。長崎ちゃんぽんの麺とせんべいとりかえるような方法で頂くとまだマシかもしれない。

    本書のように希少で高級な材料を並べなくとも、手間暇かけて作らなくとも、メシはうまい。料理は愛情との金言もあるが、愛情がなくともうまい。犬や豚、人参にキャベツをも手懐けた、人類の執念が薄汚れたキッチンで結願した。楽園を追放されたあの女の罪は、美味い果実を選別したという事にある。

  • ぎょうむれんらく

    twitterアカウント作りました

    このサイト用のアカウント作りました。いわゆる業務用と言いますか。唐突ですが、今更ながら持ったほうが良いかと思ったものでして。中の人の個人的なSNSとしては使わないつもりでいます。twitterアカウントお持ちでしたらぽちっとフォローしてやってくださいまし。

    https://twitter.com/mogarinarinimo