• ふでのゆくまま

    イド・ブレイク

    半袖姿で小一時間、汗を拭き吹き歩いていたら、両腕が桃色に染まってしまった。那覇、恐るべし。気温もそうだけど陽射しが痛いとの事前情報に偽りはなかった。

    世の中は金が全て、ええ、例えば裁判で負ければ金銭で賠償するべしというのは法律上の決まりだし、保釈金を積めば出られるのも法律の決まりだし、その金を以ってしても入手が困難な(事が多い)時間というもの、それを浪費することこそ最大の贅沢。無駄な時間など愚と言うなら言え。それは贅沢が愚なのだ。とはいえ。浪費できる環境もまた金で売っているというわけで、こんなリッチなホテルに泊まって良いんだろうかなんて恐縮した。両手両足を広げて寝るのは実に数年ぶりになるのは間違いない。うぇふい、ごくらくごくらく・・・。

    という実態は取引先の方が沖縄で挙式をあげるというので社員で参加しに行ったのだけど。金曜日に勤務終了後飛び出すように空港に向かったりまあてんやわんや。ホテル到着は25:00近いという按配。現地の企業様と名刺など交換し、恭しく挨拶したそのMさんが打ち上げでアルコールによりありえない壊れ方をするのを見て人生の奥深さに感じ入る。

    「内地の人」と何度も耳にした。海外に出たことがない。東京に住んでいるので異国の人を異なる文化の人として受け入れることは、まあ、まま、あることだけど、自分がそういう扱いをされることは初めて。でも、ま、御老と会話する機会は全くなかったし、コンビニの店員も都内のあんちゃんと全く変わらないし、文化などというものを感じるほどでもないのか、これは。自販機にはうっちん茶とさんぴん茶が並んでいたけど。現地に溶け込むには一人旅に限る。言葉も通過も同じ場所になんの不便があろうか、また行きたい。しかし住みたくはない。暑すぎる。

    ブログってめんどくさいな。twitterやtumblrに慣れすぎた、インターネットゆとり世代。

  • ふでのゆくまま,  むじか

    あばばばば

    これを見ていて、ふと思い出したことがある。リッチー・ブラックモアってギタリストを知っているだろうか。DeepPupleというバンドで一世風靡したギタリストで、クラシック音楽からの要素を取り込んで斬新なスタイルを云々というギタリスト。クラシック云々だとRainbowというバンドに居た頃のほうが目立ってるのかな。大槻ケンヂのコラムで読んだのだけれど、このリッチーが世界を賑わせていたころに、とあるインタビューでこんな発言をしたらしい。

    「いま最も注目すべきアーティストは、abbaだ」

    世間は驚いただろうな。そこで、自分が思い出したのが、このabbaの歌声が、なんとなくキャンディス・ナイトに似てないかなと。キャンディス・ナイトというのは、リッチーのいまの嫁(婚約者?)で、一緒にやっているBlackmore’s Nightのヴォーカル。ものすごく良い声をしている。Blackmore’s Nightというのは中世の吟遊詩人をモチーフに素朴な音楽を奏でるバンド。DeepPupleの曲もやることはあるけど、当時とは全然違う世界にいるわけさね。リッチーは昔からの夢を実現させているのかもなー、なんてほっこりした気分になったわけですよ。ええ。

  • ふでのゆくまま

    Sound of Music

    ところでいつから動画紹介ブログになったんだという話ですが、普段tumblrやtwitterで日々をインターネットに叩きつけるように刻印しておりますと、あのぐらいの情報量が普通に感じてしまう。自分がblogから流す情報の乏しさが際立つ感じがして寂しい。自分がそこで受け取った情報をそのままブログに流したらどうなんだろうね、とか思いつつ、とりわけ面白かったものを手作業でこのブログに放り込んでいく、そんなことをしています。

    ・・・いや、どうなるんだろうね、っていうか、それは割りと簡単に実現できるんだよな、たしか。このドメインでtumblrのサービスって利用できる筈なんだよな。でもそれって、mogariというコンセプトには相応しくはないかしら。・・・そんなわけで本日も、瞑にして諾でありたい中の人。

    ようするにインターネット楽しいね。