ふでのゆくまま

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    五月蝿い

    夏、ですから、そりゃあ蚊や蝿だって闖入してくるってもんでございましょう?あ、ほら、また一匹。ああ、こっちからも一匹。あら、こっちには二匹?あら、こっちにも一匹。あらら、またこっちにも一匹。眠れないときには丁度良いわね?蒸し暑い夜にね、小蝿がいっぴき、にひき、さんびき。という、のっぴきならない状況でございまして。原因は何かと仰せなれば、かつおの刺身の切れ端が冷蔵庫の陰に落ちていて、なにか小さな虫がびっしりと蠢いているのでありました。んげげげげげ。殺虫剤のスプレーを構えたものの、ここで射出してはこいつら飛び上がって凄いことになるんじゃあないか?まだ生きている病人ごと燃やしてしまった人々の気持ちがわかります。対処するのではなく、否定するのですね。

    詩情を湛えた生魚、芳醇たる祖国の食材、今では忌むべき蟲の触媒、毒の霧に洗われて尚艶かしとぞ。しゅわわわわわ。あまりにリアルな腐った肉っぷりに、リアルなっていうか腐った肉そのものなんだけど、ハリウッドに発注してもこうはいくまいというほどの、気色悪さ。思わず写真に収めようとしたが、携帯が壊れそうなのでやめた。キッチンに掃除機を進出させたのは久しぶりだ。蝿の亡骸を吸い込む吸い込む。殺虫剤にまみれた食器を濯ぎながら、次はこいつを何で満たしましょうと、にまにましながら、まだいきてる一匹を利き手の人差し指で潰して左右に擦った。自分がここで死んだらああなるのでしょうか。死ぬに死に切れない人は、小蝿を数えると良いです、いっぴき、にひき、五月蝿いdeathねえ。

    五月、〆

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    これいいかも ”I Love RSS “

    I love RSS

    何かってーと、web系のサイトのRSSのリンク集ってわけ。つまり、リンク集って大概はリンク先ページのURLが載っているもんだけど、RSSフィードのURLを載せているってわけ。いちいち探す手間も省けるし、サイトの中身を読むまでも無く「あ、これはフィード食っておかないと」というサイトはまだまだあるはずなのでそういうのがわらわら拾えるのは便利。ソーシャルブックマークのRSS版ですかね?別にweb系に限る必要ないのでは、ってのは尤もだがその辺は中の人事情ってやつですよ。

    さっそく全然知らなかったけど、面白そうなのみつけたんでfeedを食う。

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    オブジェクトしこー

    英語のブログを読んだりしてると、自分が書いたりする英文とあっとー的に違うのはまずなんといっても一つあたりの英文の長さ。一つってのはここでは単純にピリオド単位ってぐらいの意味で考えておくんなまし。で、長い所以たるや何事かといひますと、thatを省略した形の、えーと、えーと、関係代名詞で良いんだっけな、その構文。別にカンマ区切りで長いのもあるけど。それを母国語にする人には特に「長くて読みにくいなあああ」なんてことはないのかもしれないけど、翻訳しながら読む身分であるこちとらには、「彼女が言うには彼が昨夜連れて帰った二人の友人と子供と一緒に持ってきたピザがどんどん冷たくなったというその理由は明確だった」・・・なんだこれ、ってなる。子供がピザを持ってきたのか、自分が子供を連れて帰り、荷物としてピザももって帰ったのか、はてさて。

    ここいらあたりの理解には、文章の意味的に、あるいはしっかりとした文法の部分から、一時的な「群れ」を脳内に記憶し、それを他の文章などに出てくる代名詞に代入する作業が必要になるんじゃあないのか。んー。

    日本語にしてから考えるっていうなら以下のようなのはまだ簡単。

    He loves to eat pizza with listening heavey metal.
    But his wife dosen’t (____).

    (____)に入るのは自分の理解じゃloveになる。で、彼の妻はメタル聴きながらピザなど食わないと。

    ところが、何かデータを引用したりする長い文章だと、結局のところ「『それ』が前回の調査と比べると疑わしい点が多いという理由により彼の以前の『それ』の代わりに云々」などという日本語がまず導き出されてしまう。わかんね。で、テストなんかだとさらに顕著なんだけど、『それ』とかの内容を前提に話が進むのでまったく混乱を極めるって按配だああああ。

    メモに書く、とかいうのは当然取り得る対策だとしても、そのメモに書き出す内容を決めるためにも、自分の脳内で『それ』とは何かを探りながら他の文章を読み進めて行ったりする。ある時には、話のオチまで読んでわかることもあるし、全く意味不明な文章の流れだけが頭に残ったりする。

    あ。これってプログラム。メモリに読み込ませていって、あるタイミングで実行する。自分はこの、一時的に情報を頭に記憶しておいて、その後の会話などで使うってのが苦手で。会話が進む間にそれらの情報は当然更新されていくわけで・・・。でも英語は不得手ではない。これは人類の脳の秘密を解明するヒントなのでは。

    なんだこの記事・・・。

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    中野駅北口に超絶技巧の落書きがあった!

    昔の元気が出るTVのオープニングのノリでタイトル付けてみたけどわかるひとおるやろか。それは兎に角、中央線ユーザなら知ってるだろうあの落書きの写真を撮って来たのでflickrにあげておいた。場所などの情報もそちらにあるので御参照。

    (削除されました)

    去年の今頃は御大JBのイラストだったが、今のは一体なんなのだろう。呵責とはどういうことだろうか。しかし携帯のカメラでは日中の屋外撮影などこの程度だろうなあ。

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    秋葉原行ってきたりとか。

    事務所より。事務所住まいの某がいたのにびっくり。迷惑そうに起きて来たのでコミケがどうとか拝聴。ふむふむ。妙に詳しくて、こいつ毎年行ってそう。会社あげてスネークしてやるか(笑)にしても、いわゆるオタク勢はパワーがあって、たとええっちなゲームに精を出す(液体的な意味ではなく)とかぱんつの写真撮ってみたりとかしても、どっちかっつと健全だよなー。うじうじいやいやと仕事しながらとか、あるいは完全に引きこもりながらストレスためてるほうがよっぽどやばい。そっちはもう疾病なわけで。

    個人的に、ストレスというものが器と水で例えられるような一方的で従順な性質をしているとは思わなくて、ある種のものが混じると、瞬時に褐色になりぐらぐらと煮沸し、ポンと弾けて。お買い求めになったナイフを振りかざして走り出す。真昼間に校舎の窓を割ってわたくしたちを殺めてまわる。

    そんなニュースを何度か耳にしていると、ライ麦畑には完全武装の重装歩兵が必要だって思うわけですよ。イナゴだったらお薬でどうにでもなるかもしれないけど、あいつらはもう無理なんだよな。自分はそこに立つ勇気がない・・・。だからって地雷を撒けるか?そんなときに、横の原っぱから楽しそうな歌が聴こえて来るなら、やっぱ救われるかもしれんと思うのだが、でも誰が助かったの、それって。

    そういえば中野の駅の近くの惣菜やでイナゴの佃煮売ってたのを買いそびれた。くそう。悔しい。次の機会があったら買ってこよう。どこで仕入れてくるのかが気になるが、案外中国産だったりしてな。捕まえたイナゴが手の中でうにうに動く感触は忘れられん。

    ディスプレイを買った。店員がアジア系の外国人だった。インディカさん。一万円はお安いわ、お買い得だわ、と思ったのだが、商品を渡されたとたんにすっげ重いと気づいた。しかしいま使ってる二台のうちのでかいほうよりはマシだろう。・・・心が折れて事務所でメシでも食ってから帰るかと。事務所住まいの某がだらしないカッコで画面に食い入っているのだがなにしてんだよお前。

    行った事ないエリアを探索すべし、とばかりに歩いていると、行列を発見する。おお、こないなところに行列のできる量販店があったとは、むむ、しかし良く見ればそれはいわゆるメイドカフェー。並んでいるのは中学生ぐらいの男子、女子(!)おっさん(!!)若いカップル(?)むー、やはり俺にはよくわからん。

    ケバブ売りの兄貴が肉を削りながら「ぇらっしゃーせー!!」と叫ぶのがどうも寿司屋にしか聞こえなくて、そういえば寿司ほどファーストフードに向いてるものもないねえ、なんて思ってみたりしてみたり。

    自称グラビアアイドル(30)の人みたいなのはまったく見なかった。人だかり皆無。えー?つうことは休みの日に輪ができてたのって、みんな路上ぽるのみたいなあれだったのか?取り締まり厳しくなってやらくなった。たぶん単に天気のせいかしら、あるいはGWゆえに中の人たちもお出かけかしら、そうじゃなきゃどっちかつと健全なんて言った俺が阿呆ではありませんか。

    そろそろ帰るか。