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雑記
包丁新しいの買うか、ってだいぶ前から思っていたが、このブログの記録によると一年前にそう言っていた。そうなのよ、ちょっと切れ味鈍ったなというところから、結構使い続けることができる。一応、効果があるのかよくわからない研ぎ機でガリガリやってみたりはした。うーん…切れ味に体感できる変化なし。ちゃんと砥石で経験者が研いだら違うんだろうか、そもそもこんな包丁ではメンテで切れ味がどうの、なんて詮無き事なのか。人参と大根を切るに不自由しない程度で良いからなあ。もも肉を切るのに皮が切れないのはまあ、頑張る。ぎこぎこ。結局、包丁の買い替えはテキトーな商品を適当なタイミングで買っているわけだ。「高級包丁一本持つのも良いな」なんて考えも、毎回言うだけ言って、買わない。どうせ素人なんだし、身の丈に合うものを使うがよろしいか。
うだうだ言っているけど、買い替え時期であることは間違いないので、考えよう。1万円ぐらいの、ZWILLINGとかHENCKELSとかで、二年も使えりゃあ上等って考えでやっていきますかね。なんか一番そんする選択のようにも思えて毎回迷っている。ただ迷うのが一番の損だ。こういう時はAmazonさんで一番高いのを選んだろかいと勇ましく価格の高い順ソートをしたところ、にじゅうまんえんと言われて討ち死にであります。
とりま、合羽橋デビューでもしてみる?それこそ包丁買うより腰の重そうな…。
税務署への義務を今年も果たしたので、清い国民としては朗らかな気分になり、買い物とか不用品処分がしたくなる。一年の計は納税後にあり。二十万の包丁は買わない。これ、近代霊長類の習性でありますが、今回こそは不用品処分に重きを置きたい。以前にも見つめなおしたけど、自分は一人暮らしのおっさんとしては荷物の量はかなり多いと思う。三年ほど使ってない毛布とか五年着てない服とか十年使ってない大学生の旅行で使うようなスポーツバッグとか。「何かの時に役に立つかも」は正しいと思っている。絶対に役立つ。それにしたって、もう一工夫というか、考え直しがあってもいいだろう。そのうえ、消耗品のストックが豊富なのは震災を経験してから意図的にそうしてきたつもりなんだが、そこに計画性があまりないため、あれ?醤油が無い?みたいなことをしている。
昼飯を買いにスーパーへ行った道すがら、引っ越し現場を二つほど見かける。シーズンですね。引っ越しに使う軽トラっていわゆる幌がついてるもんだと思うけど、その日見かけたものにはついてなかった。すると見た目はちょっと小型のダンプカーになる。引っ越しの荷物もぼろい大きめの手提げ袋に乱雑に詰められていて、よく見れば作業しているのは引っ越し業者と言うよりは建設現場の作業員スタイル。「ほっ!」とか言いながら壁の配管をメリメリ引っ張りはがしていたので、ああこれは取り壊しなんだなと思うと、その隣の部屋に洗濯物が干してある。なんだこれは。流石に住人がいなくなってから着手するんじゃないの。その後何度か通るも、人気はなくなっていた。建物はそのまま。
何年かぶりにPCの壁紙変えた。変えるとなると、これもいい、アレも良いって始まってしまう。windows98の頃からモノトーンのべた塗りが落ち着きがあって好きなんだけど、Windows10ぐらいから良い写真やデジタルアートの画像が目に付く。ディスプレイ複数枚並べたサイズに対応した壁紙を提供しているアーティストもいるし、選択の幅も広がった。とりあえず、暗い色合いのCG作品にしてみたが、改めてもう一回探しに出てみようか。
リアルデスクトップに子供の写真を立てている…という風景は、今ではスマホの壁紙なんかに移行したんだろうか。自分のスマホはずうっとデフォルト3択ぐらいの中から選んだものばかり。なんかこう、手に持ったスマホにずっと人物の顔画像が映ってるってちょっと気味悪くない?スマホだと、PCの壁紙ほど目にする機会はないかもしれねえけどさあ。なんかねえ。タッチで操作するわけだしさあ…なんかねー。
Wordle 274 4/6
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🟩🟩🟩🟩🟩おお、貼れたわ。
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「魔術の麻雀」を読んだ
赤坂ドリブンズ所属、園田賢による麻雀の戦術書。入門書以外の麻雀の本を買ったのは初めてかな?そこまで驚くような内容は無かったけど、なるほどねーという感じ。これは園田賢しか言わんだろ~みたいなものがあると面白かったのになあ。ただ、土田浩翔みたいに宇宙とか風とか書かれては「なるほど!」とはいいがたい。だから、これはこれで良かったと思う。
著者は、「期待値の神様」が強い麻雀プレイヤーだと定義する。期待値の最善を選択し続けることができるプレイヤー。同意できる。同意できるのに、「期待値」って言われてもちょっとすっきりしない。概念が指数的なものなのか、放銃・上がりの理論上の得失点パターンを指すのか、ちょっとあやふやというか。「8割ノーテン」って、これが7割なら何か変化があるのか。数値化、データ化してそれに準じるというのは、選択肢の王道だとは思うけど、麻雀だと自分の頭で理解できるような形にプレイに組み込めそうにない…ような…気が…するような…?
どのみち、ランダムな要素が多すぎて正確に弾き出せるとは全く思えない。「あとツモ三回で聴牌するか?」みたいなテーマに正解がでる可能性あるんだろうか。出ないからこそ「期待値」って言い回しになるのかしらん?ゲームの性質上どうしても不確実な情報をごにょごにょして期待値を弾き出す。仮に〇〇だったら、という検証を行うことになると思う。この精度が高い人が強いプレイヤーというわけで、どう精度を高めますか?というのが本書にあるような知識の、山のような積み重ね。これをプレイ中に引き出せるかどうかが、プレイヤーの練度ということになるだろうか。
良くわからんものを良くわからんままに書いてて、お前は何を言っているんだ状態ですがーーー。
ところで。たまたま、本書の後半を読んでいるまさにその時、著者本人が2021年Mリーグの最終戦を対局中だった。ちらちら見ながら読んでいた。園田が所属する赤坂ドリブンズチームの状況は苦しく、この対局一回で数十万点のトップが必要という、現実味の無い目標に挑んでいる。ふいに、軍師勝又のツモ切りリーチを受けて、あっさり放銃してしまった。ちゃんと場の進行を把握して読みを入れたこそ、あっさりと放銃した形になった。勝又選手は「ツモ切り確認放銃」を期待したことは間違いない。期待…?ってことは、これ期待値で表現が…できませんよね。本年度のハイライトだと思う。ソニー損保のCM行きなんじゃないのこれ。けんじやっております!
一つ本書には興味深いところがあります。著者の会社の後輩がアフィリエイトで月収200万を稼いだ!じゃなくて…いわゆる「目なし」問題への言及がありました。タイトルの決めるような大舞台においても、スコアの差が大きくなりすぎて、どうやっても下位が上位を逆転できない場合のゲームは、下位プレイヤーはどうプレイするべきか、という問題。スコアを通算にしてるんだからそりゃ当たり前にこうなるだろと思います。避けようと思えば、例えばどんな下位からでも一発逆転があるルールにするとか、逆に大きなスコアにアドバンテージがないルールにするとか。前者はクイズ番組とかで「最終問題は100億点です!」とかふざけているのと大差ないので論外として。後者は野球や相撲の試合結果と同じく勝ちと負けだけの結果になる。これでも試合数が決まっている以上は目なしになり得るし、これだとなんか華が無いんだよね。実践している麻雀団体もあるけども。
本書の提案は、「スコアとプライズを密にする」というのが一つ。優勝までは届かなくてもスコアが伸びれば賞金増えますと。マイナスの場合の扱いに無理がある気がして、いまいち。スコアが天文学的に伸びたら、賞金も天文学的になるの?この場合、マイナスのほうもすごいことになるし…。あらかじめ上限決めてます、というのであれば、その上限までの追加予算をそのまま賞金に載せてほしくない?目がないプレイヤーのために優勝のプライズが下がる(かもしれない)っていうのも、どうなんだろう。この辺は法律のアレとかありそう。信じられないぐらいの超超大手スポンサーがついたものの、その辺のアレで中止になった麻雀大会ありましたね。
もう一つは「RMU新決勝方式」と紹介されていて、無茶苦茶なような合理的なような。時間が全く読めないのは運用上しんどくないかな?RMUではどうしてるんだろうか。個人じゃなくてチームだった場合にどうするんだろう。代表者にすべてを託すのかな。どんなアレな成績でも、新決勝で代表が頑張ったら優勝です!で納得感あるだろうか。このトピックに結論でるかなあ。
昨今のMリーグ、プレイヤーが持つべき一つのモチベーションが(悪く言えば言い訳が)色濃くなりました。
「ファンのため」
野球でもサッカーでも耳にしたこの言葉が麻雀から聞こえてくるというのは、すごく良い事だと思います。目がないからってやけくそオールツモ切りとかせずに、真摯に対局するという事は、これも一つのプロの要件だと思います。そのほうが期待値も高いことには説明要らんでしょうよ。
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業務連絡:URL変更
玄関口のURLが変更になりました。httpsでアクセスできるようになったというだけですね。ブックマークやlinkなどしている人いるのかわかりませんが、変更お願いいたします。
変更前:http://mogari.jp
ブログのURLなども追って対応します。RSSフィードもhttpsになるはず。このブログのURLはhttpsに変更完了です。もう一個は少し先かな…
殯、https://blog.mogari.jp/
くものすつむぎ:http://fuckyeahinternet.mogari.jp/
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「ハツカネズミと人間」…たち?を読んだ
スタインベックの作品だけど、本書には翻訳者あるいは出版社の解釈によるものだろうか、邦題のブレがあるようだ。「ハツカネズミと人間たち」という邦題もある。原題は”Of Mice and Men”となっておりまして、複数形の単語をどう日本語のニュアンスにするかというブレなのかな。wikipediaによれば、そもそもこの原題も何か詩の一節ということで、日本語表現の正しさなんて。だいたい、mouse(の複数形mice)をハツカネズミと訳すのも本作の内容あってのものに…?あら?ネットで調べてみると、mouseとratの差みたいなところで、ハツカネズミと翻訳するほうが自然らしい。へー?例えば著作権ネズミと忍者亀の師匠みたいな差でしょうか。
何言ってんだ。
読み始めて30分もしないうちに、どうも、この話をしっているような気がする。鼠を隠し持つ人物。漫画版でも読んだだろうか?映画かゲームで同じ設定にでも触れただろうか。なんなら、最後の後始末も、何か戦争映画で似たような場面を見たように記憶している。たしか、楽しい思い出話をしながら介錯してた。
本作はそこまで長くもなく、スジもわかりやすいので「ふーん」と言ってるうちに読み終わってしまう。貧しい流れ者の労働者という主人公たちだが、舞台は牧場一個だし、作品内の時間経過も3日ぐらいの話(だと思う…)1937年のアメリカという情報を得ても、作品の舞台には特に感じ入るものはなかった。知恵遅れの相棒の面倒を見るという状況のほうが、現代の日本ではウッとくる人が多ことだろう。かわいがるつもりだったのに、力が強すぎて殺めてしまう。主人公も弟分をかわいがりたかったに違いないが、殺めるに至った力と言うのは、まあその、なんだ。
ところで。本エントリに際してハツカネズミについて調べていると冒頭のような事実を発見したのだが、リンクをたどっていくと当然、ミッキーマウスの項目があった。恐るべきかな著作権マウス、wikipediaを以てしてもその容貌を載せていないのである。女性器の画像だってハーケンクロイツだってあるのに、あのネズミの姿が無い。これは恐ろしいことだと思わないか。本作「ハツカネズミと人間」は、ミッキーマウスが人気の出たあとの発表であるからして、wikipedia云々は流石にありえないが、それ以外にもどっかに何か仕込まれていたらおもろいかもな。そもそもが詩からの引用なので、やはりそんな含みはありえないんだけど。
しかし読者は本作に100年の歴史を追加しておるのだ、何か悪意を込めたパロディでもやれないかな🤔
「ハツカネズミと上級国民たち」とか。
何言ってんだ。
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めし短観
いきなりステーキという店があるけど、運営の騒動ばかり耳にする時期があった。常連客向けの、独自のポイントサービスの特典がグレードダウンしたとかなんとか。クレームがつくってことは、それだけ繁盛していたってことだろう。野次馬としては社長の怪文章のほうが目をひいたんだけど、それはともかく、たまに通りかかる店舗は営業を続けている。ある日、そろそろ電車もねえぞ、って時刻。通りかかったその店舗の店内をチラリと見やると、女流棋士とか小学生の教諭みたいな印象の女性が満足げにもりもりステーキを口に運んでいて。こらまた絵になるなーなんて何度も横目でちらちらちらり。橙色の照明がまた良いイキフンでなんともまあ。
ステーキ屋という形態のお店にはほとんど足を運んだ経験がない。人生累計の回数も2回ぐらいじゃないかな?記憶にあるのは、ビジネス街のランチ的なお店。ま、まあ子供の頃までさかのぼれば…びっくりドンキーとか行ったことあるかもしれないけどさ。あれステーキ屋だっけ?
「無限エビ」なるお菓子があったのでお買い上げしたが、かっぱえびせんに軍配。たまにコンビニで見かける、でっかい小判みたいな一枚のえびせんも何かこう、安っぽい味で好きだ。
とあるピザが、そこらスーパーで適当に買えるピザの中ではかなり美味いと思ったのだが、売り場に似たようなものばっかり並んでいるので、名前何だか忘れてしまう。だって、食べて美味しいと思った時には、パッケージなんてもうゴミ箱の中なんですもの。後日、同じ売り場で記憶をたどって確認すると、おそらくこれだろうというものを発見。これが2015年からある商品だとは。初めて知った。
https://www.nipponham.co.jp/kanade-pizza/
税務署さまへの奉納がすんだ日、美味いもんでも食うかと思ったけど、やはり外食する気になれず。レンチンご飯とうなぎの蒲焼を買った。うなぎ美味しくなかった。何してんだ。やはし王道はピザを頼むとかなんだろう。世間様はあの食品配送チャリンコ使ってんだろうかと思い当たる。最初は誰が自分の飯を運ばせて食うねん、なんて思ったけど、見ない日は無いぐらいにうろうろしている。どうやって使うのかな~と検索し、当然のように関連する事件や、ウッとなるエピソードも検索にhitしたりして。その辺もざっくり楽しんで、注文できる店もざっくり眺めて終了。匿名(適当なニックネーム)で使えるんだな~と感心したけど、そこは考えてみれば当然そうあるべきだよね。やっぱり使わないかな。怪我とかで外に出るのが難しいような状況に陥ったら考えてみよか?でも結局Amazonさんになりそう。飯以外も頼めるサービス常用しているのに、飯しか運ばないサービス使う理由がない…。
春も近いのでそろそろ麦茶のティーバッグ買わないと。いい加減鶴瓶にも飽きたけどな、またあれかなあ。真夏にがぶがぶ飲むのは良いけど、それ以外の季節では冷蔵庫で冷やしたのは、がぶがぶとは頂けない。だからって、家で作った麦茶が常温で長持ちするとも思えない。まあ今度試してみようか?ピッチャーを冷蔵庫の外に置くだけだし…とググったら、原料が大豆なので常温では危険という情報。麦のでんぷんが腐敗してしまうと。あー、そりゃあそうだ。いうわけで、ペットボトルの麦茶を有難く箱買いして、がぶがぶ飲んでおります。「
開戦開栓後はすぐにお飲みください」なんて注意書きもちゃんとあるのを確認。がぶがぶ飲まねば。
ポン酢祭り優勝はこちら、馬路村「ゆずの村」でしたー。野菜も豆腐も肉も良かったわ~。