どくしょかんそうぶん

「図解 経済学入門」を読ん…うーん。

経済学とは?何につけても学びの乏しい人生を歩んでいますが、経済学はことさら捉えどころがないと思って手が出ない。これが例えば「経営学」だったらビジネスのノウハウとか哲学みたいなもんだろうなと想像がつく。経済学についてググったりして説明を読むんだけど、うーむ…。wikipedia眺めてみるといろいろ書いてある。ちょっとイメージに近いかなあという説明を下記に引用。

たとえば、ノーベル賞受賞者ロジャー・マイヤーソンは、今日の経済学者は自らの研究分野を以前より広く、全ての社会的な制度における個人のインセンティブの分析と定義できる、と述べた(1999年)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6

「分析」だそうな。わかりみ。経済って「商い」だから、どうしても人の思惑が絡むはずで、そういうのを理論に組み入れるって可能なのかな…という懸念を言おうと思ったら、wikipediaでも触れられている。自分のような素人が首を傾げがちな部分はもう解決済みなんだろう。「風が吹けば桶屋が儲かる」を複雑な社会にしても成り立つ理論を考えるんだなきっと。

野次馬の意見としては、何かしら世の役に立ってほしいと思う。世界に問題があり、不幸があるんならばそれを解決する手段の一助として経済学でもなんでも役に立てば良い。ネットでざっくり流して見たけど、「経済学とは?」に対するバリエーションの多さでなんかもう。本当に学問の目的あるんでしょうかー。

さて本書。

経済のむつかしい仕組みを「一つだけの図で理解できる!」と主張する。その後も、その図で説明していく場面が何個かでるんだけど、これが無理やり当てはめているように思えて、逆に難しくなっている印象だ。専門的な用語や数式が分かりにくいのは当然。だけど、そもそもそんなものを見たことないから、それを説明してくれるというのを期待していたんだけど、ちょっと違った。概念や公理が、世界の事実やデータとどんな因果関係があるのか、みたいなところが分かれば、その意義もわからなくはないと思ってんだけど。本書は途中で「~~という主張には誤りがある」みたいな内容が多くなってそのあたりで読むのをやめてしまった。知るかよそんな話。

こういうのって、大学教授が学生に講義のテキストとして買わせてそうなイメージがある。一般向けに書いてはいるが、著者の主張がまざっているやつ。自分が学生の時も辟易したもんだ。マスコミによく出てくる教授いましたね。本書には勿論「ふむふむ」と思う部分も多かった。しかしプライム無料10冊の枠の関係ですぐ削除してしまった。どうせ馬が合わないジャンルならば、次はしっさん(cis)の本でも気楽に読むかー?

投資家のcis氏

https://ja.wikipedia.org/wiki/Cis_(%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6)

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