ふでのゆくまま

オブジェクトしこー

英語のブログを読んだりしてると、自分が書いたりする英文とあっとー的に違うのはまずなんといっても一つあたりの英文の長さ。一つってのはここでは単純にピリオド単位ってぐらいの意味で考えておくんなまし。で、長い所以たるや何事かといひますと、thatを省略した形の、えーと、えーと、関係代名詞で良いんだっけな、その構文。別にカンマ区切りで長いのもあるけど。それを母国語にする人には特に「長くて読みにくいなあああ」なんてことはないのかもしれないけど、翻訳しながら読む身分であるこちとらには、「彼女が言うには彼が昨夜連れて帰った二人の友人と子供と一緒に持ってきたピザがどんどん冷たくなったというその理由は明確だった」・・・なんだこれ、ってなる。子供がピザを持ってきたのか、自分が子供を連れて帰り、荷物としてピザももって帰ったのか、はてさて。

ここいらあたりの理解には、文章の意味的に、あるいはしっかりとした文法の部分から、一時的な「群れ」を脳内に記憶し、それを他の文章などに出てくる代名詞に代入する作業が必要になるんじゃあないのか。んー。

日本語にしてから考えるっていうなら以下のようなのはまだ簡単。

He loves to eat pizza with listening heavey metal.
But his wife dosen’t (____).

(____)に入るのは自分の理解じゃloveになる。で、彼の妻はメタル聴きながらピザなど食わないと。

ところが、何かデータを引用したりする長い文章だと、結局のところ「『それ』が前回の調査と比べると疑わしい点が多いという理由により彼の以前の『それ』の代わりに云々」などという日本語がまず導き出されてしまう。わかんね。で、テストなんかだとさらに顕著なんだけど、『それ』とかの内容を前提に話が進むのでまったく混乱を極めるって按配だああああ。

メモに書く、とかいうのは当然取り得る対策だとしても、そのメモに書き出す内容を決めるためにも、自分の脳内で『それ』とは何かを探りながら他の文章を読み進めて行ったりする。ある時には、話のオチまで読んでわかることもあるし、全く意味不明な文章の流れだけが頭に残ったりする。

あ。これってプログラム。メモリに読み込ませていって、あるタイミングで実行する。自分はこの、一時的に情報を頭に記憶しておいて、その後の会話などで使うってのが苦手で。会話が進む間にそれらの情報は当然更新されていくわけで・・・。でも英語は不得手ではない。これは人類の脳の秘密を解明するヒントなのでは。

なんだこの記事・・・。

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