黒蜜の心太

人生初めての体験というのは、いくつになっても新鮮なもの。とは言え、なんでもかんでもそう新鮮かというと、それは違う…。例えば「XXXXはQQQQQらしいぞ」みたいな情報は無尽蔵に流通しており、そこに個の経験を付け足すことで未経験の何がしかをシミュレーションできる。月面を歩くとどんな感じ?想像した感じ、きっと大体あってる。

心太に黒蜜をかける。初の試みが訪れた。黒蜜とは何かというと、黒砂糖で作った蜜である。黒砂糖の飴を口にしたことがある。あの感じなんだろう。心太はもちろんおなじみだ。そう、想像できる。想像できてしまう。美味しくなさそう、という所まで――。

果たして、好んで口にすることは今後なさそうであったのでもう書くことねえわ。スイーツの類全般的に好きだけど、これはどうも。心太のあの口に入れた感じを心太でしか知らないので味が違う事をシナプスが受け入れていない!!

酢醤油版の心太のカスタマイズは、一般的には青のりと芥子かな。白ごまあたり追加で実にリッチな感じになる。黒蜜を頂かない分は、木枯らしに震える前に何か新種のカスタマイズでも発見できればと思います。月の涙などはいかがでしょうか、ほほほのほ。

フィンガーファイブ

なぜユニクロは無地で黒のフィンガーソックスを売らなくなったのか。少なくともオンラインストアでは。

ここ10年近く、少なくともスーツ姿の時にはそれしか履いてなかったのに、グレーしかなくなり困っている。例えばどうしても冠婚葬祭的なものには黒無地靴下になるじゃないですか。だったら普段から全部それで良いじゃないですか。というわけでストックしてあった10足ぐらいの予備も、もう穴なりほつれなり、履けるものが無くなってきた。まあユニクロで買えるように成る前には別の所で買っていた筈なので、またそこらで買えば良いわけですけども。ユニクロよりは丈夫であることを期待したい。ワークマンみたいな店でガテン系向けの商品で探したら多少丈夫なものが売ってたりするのかしら。

敢えて言うならば「フィンガーソックスではない靴下を履くつもりはない」と言い切れるほどにお気に入りなので、どこかで買いためないとなあ。まあ黒無地なんてどこでも売ってんだろ。お気楽なもんだほほほのほ。

重い殯

今上の帝のお気持ちにより、にわかに来客が賑わった。その通り、このmogari.jpというドメインは、”その”「殯」から来ております。中の人たるわたくしの、身罷るまでのあれやこれやを書き留めております。セルフもがり。

こういう話の流れで、チラ見ぐらいしかしてなかった動画をもう一度見てみた。もう一度見始めると、その画面の様子が実に不思議だと思う。皇室の紋も、日本国の国旗もない。日本語を解せず、この原稿を読み上げている人物が誰かわからないと、これがどういった動画かわからないだろう。お召し物も洋装だ。アジア系の老人が何か言っているなあ、としかわからない。個人としての「お気持ち」を強調してんのか。

とはいえ、ちょっと聞いてほしいことがある、という時点でもう異例だよなたぶん。国民はみんなふうむ、と取り敢えず耳を傾けてはみただろう。皇室はあの発言受けてどうするんだろうか。こうして公式に発表したからには、皇室内部でもなにかしら意見の交換ぐらい事前にあったろ。粛々と「その」準備が始まったりしたのだろうか。例えば武蔵野の陵で何か整備が始まったりしてねえか。普通の民家に近くてええって思ったもんだ。

なんにせよ、マスコミが今年の流行語に「お気持ち」など選びませぬよう。

冷却水二様

コンビニでクジを引いたら、麦茶が当たった。「鶴瓶の青いの」と言えばまあわかるでしょう、アレですよ。例年準備する麦茶はこれなので嬉しいが、何せ既に一袋ある。50パック入りの鶴瓶、この夏のうちには消費しないだろう。大変にお得感はあるんだが…。

と思っていたのだが、エアコンが壊れたので気持ち麦茶の消費量が増えている。エアコンの具合は、冷房にしても冷風が出ず、むしろ温風がでる。もろもろ調べているうちに、室外機がホカホカにあったまっているのに気づいた。バケツの水をしゃばしゃばと注ぐと、室内のエアコンから冷風が出た。室外機からは今かけた水が温まり、湯気が立ち上る。1分もするとまた温風が。室外機のファンが回ってないのに気付く。風で冷やせていない!これではアイロンが置いてあるのと変わらないではないか。原発に例えると、えー、やめておくか。

そら湯気も出るわ。洗濯機のホースを延ばしてちょろちょろと水を出し、流水冷却とかも考えたが、いくらなんでもこんな状態で使っても安全とは言い難い。試してみたらまあ冷房になったはなったが、ベランダにそんな水を垂れ流しておくわけにもねえ。諦めるかー。

エアコンの送風モードは無事動くのでそれだけ使ってはいるが、いかんせん風力も弱く、換気の役にも立たない。部屋での居場所は常にPCおいてある机の前になるが、そこがエアコン直下になる。風を直に体に受ければ少々は涼しいが、なんとも心許ない。20年近い運用のエアコン、修理する価値あるだろうか。町の電気屋さんを探し出して依頼しても1万円では済まないだろう。電気代とか考えたら買い替えだって悪くない。うーん最安値で40000円ほどか。取り付けって自分でできるのか?この壊れたエアコンの撤去もある。家電販売店とかで買えば両方やってくれるが、その代金込みではお幾らだろう。

あゝなんなら扇風機ではどうか。エアコンの冷却は確かに効果的で快適なのだが、朝に出かけて夜に帰る生活が続く限りはそこまで必要だろうか…。夜には涼しいので窓を開け、扇風機で風を浴びて換気。これだ。しかしこれは縁側とかで楽しむ風情だなあ。将来はこういう暮らししてけど望みが薄いなあ…。

しょんぼりと暗い将来に思いを寄せながら網戸を取り付けなどしていると当然、蚊が侵入してきた。コンセントに差し込んで使うタイプの蚊取線香を炊く。…これも鶴瓶が宣伝してなかったか。

笑福亭一門に見守られる夏、悪くない。

藤井聡太三段がプロ入り現実味帯びてきた

唐突に将棋の話です。いつも唐突だけどな。

以前にちょっとだけ紹介した(読み返すとなんとも雑な紹介になっている…)、藤井聡太三段が、なんと参加一期目から三段リーグの首位に立っている。これは凄い。

将棋のプロになるには、将棋連盟が主宰する「奨励会」に入会して、そこで会員同士の段位・級位別リーグ戦を行い、四段まで到達すればそこからがいわゆるプロ棋士になる。リーグ戦は半年に一期開催されている。上位二人が四段になるので、都合、年間4人がプロ棋士としてデビューする。プロ一歩手前の三段リーグはまさに修羅場なんだろう。年齢制限までに四段になれないと追い出されるわけで。一応、奨励会から追い出されても、あるいは所属歴がなくても、アマとしてプロと遜色ない成績を残せれば編入試験が受けれるという制度がある。あるにはあるけどもね、個人的にはじゃあ奨励会ってなんだろうなと。

で。

今期は女性が二人そろって参加したりもして、話題に事欠かない感じだったけど、藤井三段がこのまま四段になるとまた盛り上がるだろう。四段になったとして、どれだけ通用するかね?羽生善治の時は例の銀打ちのトーナメントが名人経験者をぼこぼこ破っていったので盛り上がったけど、藤井三段にもそんな機会が訪れるだろうか。

何にせよ、どう見積もってもまだ数カ月は先の話。