• fuckyeahinternet

    2025年のインターネット

    ゑなるゑなるゑなる

    今年もタイトル負けといった感じです。どうぞどうぞ。

    goo終了

    インターネット最初に使い始めたのはgooだったんじゃないかなあ。2025年になって、もろもろのサービスを終了していったが、ついに2025年11月25日13:00で終了の報告となった。その通知の魚拓が既に取得済みだったぞあゝインターネット。

    鉄の老人

    見て頂ければそのまんま。すっごい。

    インドネシアでセシウム137汚染

    事故云々以前に、セシウム137は自然界には存在しないため、原発などもないインドネシアに存在する筈がない。医療機器の不適切なスクラップ処理が原因ではないかと推測されているらしい。

    https://megalodon.jp/2025-1123-0138-03/https://help.goo.ne.jp:443/help/article/2904/

    配信中の女性が路上で襲撃されて亡くなる

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031200825

    いろいろトラブルに至る経緯が被害者側にもあったようだが、だからって殺害に正当性は認められない。事件後に、被害者の婚約者を名乗る男性が事件に至るまでの概要を公開するなどして、昭和のワイドショーみたいな騒動。この報道をうけて「こうなるとあの人も平気で顔を出している場合じゃないよね」みたいな話題が一時もりあがったらしい。各位こころあたりがございましょう。男女のもめ事、お金のもめ事はまでは非常によくあるトラブルだと思うのだが、結果として今回はリアルタイムでも現在地が判明することが凶行のトリガーだったという事になってしまった。

    AKIRA君

    ウーバータクシーのCMで、母がアプリで呼びつけたタクシーに子供と乗るやつあるのですが、その子どもの見た目がAKIRAくんで大層おどろいた。アングルとか表情寄せてないかなこれ。もちろんプロの子役です。リンク先はプロフィール。

    https://profile.himawari.net/view/5519

    I believe I can fly

    十年以上も前から開発を続けている新手の飛行デバイスが主に海外勢にバズった。

    泥棒に鍵

    https://megalodon.jp/2025-1124-1854-29/https://www.nikkei.com:443/article/DGXZQOUD252ST0V20C25A8000000/

    MUFJの貸金庫窃盗事件の犯人逮捕。行員の山崎由香理が犯人だった。「貸金庫」を聞いたことはあるけど使ったことがある人はそう多くなかったと見えて、注目を集めた。数十億だから目立ったわけで、少額だったり、未だに発覚してない事例もあるんではなかろうか…。なお金融庁は、過去に類似の事件報告を受けたかとの川内博史議員の問いに、「ある」と回答も件数などは非公開。

    fake plastic books

    AIを使って記事を仕上げた結果、存在しない書籍が「この夏のおすすめ図書リスト」に掲載されてしまった。さらには専門家や大学教授などの、内容に関するコメントも実在しない架空のもの。ちゃんと実在する書籍も混在していた。編集部の体制も批判の対象に。…という私のこの文章はchatGPTの翻訳鵜呑みにしてここに載せています!騒動自体は本当にありました!調べてはいません!

    https://arstechnica.com/ai/2025/05/chicago-sun-times-prints-summer-reading-list-full-of-fake-books

    https://www.theguardian.com/us-news/2025/may/20/chicago-sun-times-ai-summer-reading-list

    奴隷船

    https://www.traicy.com/posts/20250130328053

    https://kochiekimaekanko.jp/sommeil-profond-lp/

    ぎゅうぎゅうの狭いフルフラット座席が並んだ夜行バスが登場。見ただけでしんどそうで、奴隷船と話題に。しかしちゃんと横になれるというのは、それなりに魅力があるようだ。とはいえペラペラのマットに幅48cmは流石にどうなのか。報道初期は試運転だったが、その後改善を重ね、2025年12月には本格運用開始。これを書いている時点では実態は不明。【追記】12月6日の便は座席の予約が埋まっていた。高知から東京まで片道15000円ほど。

    火のないところに

    押収した大量の違法薬物を焼却したところ、その煙が近隣純民に影響を及ぼしてしまう。これは「気分はもう戦争」のやつだ!しかし考えてみれば、押収された薬物が実際にどう処分されているのか知らない。やっぱ最終的には焼却なんだろうか。

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6822d23ce4b0abb58358d75c

    上納とは

    フジテレビと中居正広氏のトラブル。中居氏の性暴力の話から広がり、フジテレビが組織的にやってることは女衒だったのでは?ということで大炎上。第三者委員会の報告書が開示されている。多すぎて自分は読んでないです。…で、結論どうなったんだっけ??

    PDF直リンクです。https://www.fujitv.co.jp/company/news/250331_3.pdf

    ピアノクレームマン

    「南港ストリートピアノ」が練習は家でやってこいと公式に表明して騒動。謝罪でも炎上するという隙の無さを見せてしまう。「つっかえてばかりの演奏に多くのクレームが入っており」が事実なら黙って撤収すればいいし、何か言うとしても「諸般の事情で」ぐらいの言い方で利用禁止にしておけば良かったんじゃないのかな。クレームを真に受けて(?)利用者に釘を刺してしまったのはどうだったんだろか。

    ジブリ風の散歩道

    AIの進歩は止まる所を知らず。ジブリ風のイラスト生成がマジで「ジブリ風」としか言い表せない精度で再現されて人気爆発。しかし、開発者の「ジブリから警告を受けたが戦う!」という意思表示が虚偽だった模様で冷ややかな視線を浴びる。ボトルネックはいつまでも人類の存在であります。URLを貼るまでもなくいろいろなツールで生成が出来る。これだけ世界中で(?)人気になるツールというのはなかなかない事でシンプルに凄い。

    卒業だけが理由でしょうか

    伊東市の市長であった田久保真紀が、実際には大学卒業しておらず、学歴詐称をしていた問題。卒業証書を見せる程度の事が出来ない人に信頼はない、というのは自明であり大いに批判を浴びた。でも、一般人は卒業証書なんてじゃまだなあと思っている人が殆どじゃないのかな。新卒採用以外で必要になるケースなんてどこかにあるんだろうか。博士とかになると違うのか?自分も使ったことは無い。こういう騒動により、ちゃんと保管しておくべきだなと思った。確かに他に証明できるものは何も無いんだからな。

    マンボウ

    山口県の「海響館」が休館中にマンボウの体調が良くないとSNSに投稿。原因不明で困ったスタッフは「来館者に会えなくて寂しいのではないか」と思いつき、まさかと思いながらもスタッフの制服をマンボウの水槽に張り付けてみる。するとたちまち元気を取り戻したとのこと。その様子を収めた写真が実に味わい深かったのですが、元ニュースは既に消失しています。

    https://news.livedoor.com/article/detail/27987577

    誰も知らない素顔の

    故・八代亜紀の追悼CDアルバムが発表されるも、何故か若き日のヌード写真が特典付与された。当時同棲関係にあった人物により撮影されたらしい。典型的な「死人に口なし」事案になってしまい、CD発売元に大いに批判が集まった。

    https://www.sankei.com/article/20250421-6U6LX6CFERHV3ORW2SWCGWEOLQ

    八潮市の道路陥没

    ちょっとした陥没事故かと思いきや、2025年の年末に至っても全然原状回復できていないという大変な事態になってしまった。下水道だから周辺環境への影響も懸念されている。福岡での陥没事故のときはすんなり復旧できたように記憶しているが、人を乗せた車両が落下しているとか下水道の破損とかでずいぶん対応は変わりそう。神戸や東北の震災ではこういうのどうだったんだろうな。

    https://www.city.yashio.lg.jp/shisei/machizukuri/dousuiro_kyouryou/kannbotujiko/otoiawase/kanbotsuQA.html

    ついでにバンコクで9月に起こった陥没事故の様子

    きほんだいじに

    ボールの行方を確認しなかったピッチャーのとんでもないミス。三塁手のリアクションが印象に残る。野球に興味はなかったけど、ドジャースのワールドシリーズが面白かったので久しぶりにじっくり野球を観たなあ。

    やんごとなき

    彬子女王のオールナイトニッポン放送。知った時には既に放送終了しておりしょんぼり(´・ω・`)…したものの、日本放送のポッドキャストサイトで聞くことができた。

    https://podcast.1242.com/%E5%BD%AC%E5%AD%90%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3premium/

    やんごとなき

    皇居に様子のおかしい車両が突撃。異様な見た目と行動に騒然となるも大ごとにはならず。

    怖い人要りませんか

    「レンタル怖い人」というサービスを始めた(始めようとした?)事例が炎上。怖い人が恫喝するサービスってそれは本物の反社会的勢力の活動であって、それでビジネスをしようという発想は…なんというかなんというんでしょう。運営者から、結果として依頼は無かったという報告がされているようだ。

    Mo Ni Hei Festival

    炭をぶちまける中国のお祭り?いくら何でも体にダメージ大きそうなんだがさすがに中国のスケールって感じ。楽しそうでなにより。

    coldplay(意味深)

    大人気バンドのcoldplayがライブ中、客席にカメラを向けると大手企業のCEOが部下と不倫の現行犯!!リアクションが良くてmeme化してしまう。

    江口寿史のパクリ騒動

    こんな山ほど動かぬ証拠が見つかるなら、もはやキャリアは終わってしまったのではなかろうか。筆を折る…で済めばいいけど。なお、エドウィンの広告案件に、リーバイスの広告からパクって納品したという嫌疑もあり、これが本当だったら面白すぎる。本当であってくれ。

    (゜ロ\)ココハドコ?(/ロ゜)/アタシハダアレ

    山中で気づいたら記憶が無い。昨今の世の中でこんな事があるんだ。男性が自らの情報を求めてネットなどメディアに登場。大変に興味深い事件?だったが、ネットで誰かが調査した結果、類似の人物写真が数年前のブログに掲載されている事が判明。おそらくはそれで身元が判明したと思われ、その後特に報じられることは無くなった。ABCテレビはこれ以上は本人の不利益が大きいと判断して掲載情報を削除。このブログの写真が発掘されるよりも前には「前職の上司だ」と断言するアカウントも目にした。この写真の検索方法について、AIに類似画像を探させたらあっさり見つかったようだという事のほうが衝撃でありました。

    アーカイブの両端を

    古い映像をYoutubeに公開したところ、当時の知人がコメントに登場し、その後再開を果たす。エモいの極みに全インターネットが潤った。

    100マイルを超えて

    女優の広末涼子が高速で事故を起こし、収容先の病院で暴れてしまう。奇行ってレベルじゃねえぞ。その時の165kmを超過した速度で車を暴走させていたことが、後にクイズ番組で弄られて事務所は抗議。しかし実際には185kmだったことが判明し流石に草。放っておいて大丈夫なのこの人…。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/602555712f37277b929f870fd3bc60e0bcae9a96

    banpaku2025

    こういう部分の追加対応を予算に組み入れないようなプロジェクトが世の中にはまだ多いのではないか。そして万博にそのノウハウがあるはずもないと思ってしまうのは何故か。んまあそりゃそうだ、万博だし、で納得してしまうのは何故か…。

    ビーバー勤労者

    ダムを建設しようと仕事を進めていたら、先にビーバーがダムを完成させてしまった。デメリットになる事もあるだろうけど、今回はホクホクで受け入れた模様。元記事は消失済みなのでarchive。え、本当にこのままにするんだろうか。

    https://web.archive.org/web/20250422161959/https://news.livedoor.com/article/detail/28091283/

    ファッション

    ファッション。

    https://www.ellegirl.jp/celeb/a69102453/alexander-skarsgard-sleeveless-25-1021

    人生に勝利するものなどいない。

    とあるYoutube動画のコメントで今年は〆。何年も前から存在したものですが、今年たまたま目にして、本当に泣けてしまったので2025年度のエントリとさせてください。動画URLは貼りません。

    Keep in mind, that this music, and the Rocky movie itself, was not about winning in the end. It is not about victory. He actually lost the fight. But as Rocky himself said, all he cared about was going the distance until the final bell. If he could do that, he would be happy. It is not about victory against an opponent. Rocky was a metaphor about life. Nobody defeats life. Rather, it is about personal endurance. And that is the lesson. In life, you don’t have to win. You just have to endure. You just have to go the distance until the final bell.

    邦訳

    心に刻んでおいてほしい。あの音楽も、『ロッキー』という映画そのものも、最後に勝利することがテーマではなかった。勝敗ではない。実際に彼は試合に負けた。だが、ロッキー自身が言ったように、彼にとって重要だったのは「最後のゴングが鳴るまで立ち続ける」ことだけだった。それができれば、彼は満足だったのだ。
    敵に勝つことがすべてではない。『ロッキー』は人生そのものの隠喩だった。人生に勝利する者などいない。大切なのは、自分自身の持久力だ。――そのことを教えてくれる作品なのだ。
    人生は勝つ必要なんてない。ただ耐え抜けばいい。ただ、最後のゴングが鳴るその瞬間まで、歩みを止めずに進めばいいのだ。

    来年も良いインターネットを。

  • きかいじかけのかみ,  ふでのゆくまま

    まあ雑記、コンピュータ関係

    PCの清掃とちょっとしたパワーアップをしたのだ。

    中を開けて、マグライトで照らす、点かない。あれ?電池を変えると無事に点いたんだけど、このマグライトって緊急時に備えて手の届くところに置いてあるものだ。ガチで命を預ける可能性があるものを、ちゃんとチェックできてないのは意味がない。しかしなんでだろう。電池の寿命だろうか。幸いにして殆ど点灯させることがないものなのに、機能しなくなるほど消耗されては困るな。勿論明りを点けてなくても徐々に消耗することは承知しているが、過去にこんな事はなかった。電池にはエネループを採用していて、買ってから三年といったところ。同じタイミングで買った電池がワイヤレスマウスとか時計とかで無事に動いているんだから、たぶん電池は問題無くて、このマグライトになにか特別な事情があったのか。年に2,3回は充電したストックと入れ替えるという事をして準備万端のつもりだったのだけどな。なお、ここでグッジョブな事として、替えの電池もすぐそばにあったので慌てることは無かった。

    中をいじっていると「こんなのいつ使うの?」みたいなパーツも取っておいた事が救いになるという事態が発生した。ちっちゃいドライバーも、ラジオペンチも役に立った。取付位置はここで本当にあってるのか、みたいな情報はネットで得られるには違いないと思っていてあまり心配はしてなかったけど、もう歳をとったのでスマホの画面じゃ厳しいものがあった。マニュアルの類は全部企業のサイトからPDFをダウンロードして安心していたところ、PC自体を止めてメンテしているんだから役に立ってねえわ。

    少し前にWindows10のサポートが切れた。次のWindowsの情報があまり出てこない。なんでだろう。Windows12とかで検索すると噂話が見つかるけど何が出てこようとも、大幅に変わる事はないと考えている。仮にあったとしても、それはマイクロソフトのWindowsというブランドでは出てこないんじゃないかな…?そして、そんな状況が加速させたのかもしれないけど、Windows10終了を契機にLinuxへ移行するみたいな話を散見する。もう10年近く前から、ライトな用途ではLinuxのGUIで十分だと思われる。ライトな用途っていうのは、インターネットで情報を集めたり、メールのやり取りをしたり、エクセルやワードの類を使う…ぐらいか。Windowsと同じアプリ(ソフト)が使える事だってある。たまにマイナーな機器が繋いでも認識されないみたいなことはある。

    状況は一昔前とだいぶ変わったと思う。以前はマニアが”余った”PCで使えるようにして遊んでいるような物だったかもしれないけど、個人レベルでは十分に主力たり得る…。けど、結局Windowsも必要になりがちなんだよな。特に確定申告とかe-taxあたりの、すごく大事な手続き関係。Linuxでトラブルにもならず簡単に出来たらビッグウェーブが来るかもしれない。

    ここで、macの事を思い出す。使ったことない。そりゃあ仕事で使ったことはあるが、macbook上でもろもろ作業したり検証するというレベルで本格的なもんじゃない。私用では一回もない。マジで触ったことがないのレベル。必要という場面が一切ない。使ったことがないから体感はないけど、macじゃなきゃできないなんて事も最近は少なくなっている筈だと思うんだよな。macbookがノートパソコンとして性能が良いのは間違いないと思っているけど、その認識もひと昔の物だと思ってる。実際どうだろう?非常用にwindowsのノートPCを一台持っているけど、幸いながらろくに出番もない。

    あ。デスクトップPCをメンテしている時の調べものに使えば良かった。なんのためにわざわざ用意してんだ。そして、明かりが付かなかったマグライト。こいつは大丈夫か。大丈夫なのかい。まあ次の連休で良いか。どうせ本当に必要になるような大災害なんで起きないですし~:;(∩´﹏`∩);:

    大災害が起きなかった事なんてない。だからマグライトの件はがっかりといおうかげんなりというか…。おざなりな準備しただけで助かると思ってる。いや~危なかった!なんて呑気に語れる気でいる。

    話を戻して、パワーアップね。本当はもっと豪快にパワーアップしたいのだった。Windows10が終わるころにやりたいなーと前々から思っていたけど、いざその時期が来ると予算が足りない。全く足りない。PCパーツだから足りる予算でやればいいじゃんという考えもあるが、ある程度の背伸びをしてその時期、その時期の高級品でパワーアップしたほうが経済的だ。安物買いの銭失い的なことを避ける。それにしても、高い。不当に高価だとは思わない。買い手の経済状況を鑑みると予算に収まらないという意味で、安くはない。つまり高い。高いんじゃねえか。爆笑の鬱。

    PCパーツの話題になると、スラング的に目にするのが「(買うには今は)時期が悪い」ってやつ。落ち着て考えれば当たり前で、品質のいい商品が出たばかりの時は品薄で手に入らない、しばらくすると次のより品質の良い商品の情報が流れてくるから旧バージョンを買うには時期が悪い、その期間の間にも為替だのなんだので価格変動があって、なんだかんだ。常に時期が悪い。今こそ全員買うべきだ!というタイミングはあとから振り返ってわかるもんだ。でも、本当に必要だったら手に入るうちにすぐに買うというのは当たり前に当り前なのだ。買い時は今しかない。しかし高額であるため、また多少性能を落とせばそれに応じてちゃんと安価になるため、先に述べたようにより性能の良い新商品が出てくる事はほぼ確実であるため、先延ばしにしても問題ないと考えてしまう。所詮は趣味なんだもんなあ。時期が悪いなどと呑気な事が言える。…ま、呑気で正解だ。俺には徹夜で店の前に並んで手に入れるなんて気合はない。

  • えさのじかんだ

    めし短観2025年11月

    「カロリーメイトバニラ味」アイスクリームのバニラ味しか知らないから、固形物バニラってこういうもんなのかなと…そんな程度の感想。もっとも、カロリーメイトは味わい云々で語るような食品でもないよな。

    https://www.otsuka.co.jp/cmt/product/block

    「青唐辛子マヨ揚げせん」ま、こんなもんだろなあ、って想像通りの味。

    https://hizatsuki.com/news/2025/09/aotougarashimayoagesen2/

    「お百姓さんが作ったスイートポテト」お百姓さんじゃない人が作ったスイートポテトの知見がなくて差異についてはわからないが美味しい。商品リンクなし。小さいので一口でぽいっと。

    「motTOFU国産なめらか豆腐バー枝豆ひじき」検索しようとしたらモト冬樹ばかりサジェストされた。豆腐食品は数多くあるけど、ついに棒豆腐ときた。ちゃんと豆腐も枝豆もひじきも風味が生きていて美味しい。割と日持ちもするので、冷蔵庫にストックしておやつに良い。

    https://www.taishi-shop.jp/SHOP/190150.html

    「ヴィックスドロップ抹茶」抹茶!?薬局の商品棚を見かける度に、そんなにいろんなバリエーションに挑戦せんでもなあ、と思ってしまうんだけど、面白半分にこうしてお買い上げしているんだから思う壺であります。効能が劣後せんなら味わいなどまあどうとでも良いか。で、実際に試すと爽やかな感じがない。のど飴は流石にスースーしたほうがそれっぽいもんな。ううむだめだこりゃ。

    https://www.catalog-taisho.com/category/02/005/05606

    いなばの缶詰「とり・たまご大根」なんだそれはと興味津々。あの、ジャンクフードの真の王様である缶詰焼き鳥の鶏肉と、ウズラの卵、大根が入った煮物の缶詰。肉の味わいはウヴェアーだ砂糖水みたいな味付けもフュンbjだし大根の適度な歯ごたえもゑナルナkkという体感をうずら感じ。美味しくないもの界隈ではマシなほうではあった。このサイズの缶詰でこの商品を出したというところは評価したい。

    https://www.inaba-foods.jp/products/detail/1629

    ノザキのコンビーフ缶詰脂肪分50%カット。ノンオイルのツナ缶がウヴイヲイってぐらい不味かったのを思いだした。しかし、実際に口にすると力強く脂ぎっている。加熱しないで食べたからかもしれない。味わいはまあ普通の身に覚えのあるコンビーフだった。サイズが小さすぎて個人の非常食としてはイマイチだし、日常的に口にするものでもない。

    https://www.cornedbeef.jp/seihin/cornedbeef/half-cb

  • どくしょかんそうぶん

    「筒井康隆自伝」を読んだ。

    特にファンと呼べるほど好いている作家というものはおりませんが、敢えて一人と言わば筒井康隆。自伝だそうなので読んでみる。その生い立ちから年代を追って構成されていて、実に素直だ。幼少のころから大学生になるまでの、子供の頃の話が豊富で驚く。良く覚えているもんだ。勿論ある程度は記録が残してあるものなんだろうけど、それにしたって細かい事まで。

    作家となってからはまるでブログの日記という感じでイベントごとをおいかける。自分のようなにわかファンにはとても面白い。「走る取的」が実話ベースって書いてあってええ…ってドン引きしたりした。芝居をやっていたというのは知っていたが役者として名が通るほどに入れ込んでいたとは。テレビ番組にもぼちぼち出ていたとも知っていたが、想像以上に豊富に出演している。100万円渡すという番組の印象しかないが、他にもたくさん。

    初めて筒井の姿を観たのはなんかのコマーシャルで、断筆続けるか、やめるかと悩んでいる所を掃除の邪魔だと扱われる場面だと記憶してる。なんなら名前を知ったのも断筆のニュースじゃなかったかなあ。

    当然、というべきか、過去の著作を眺めてみる。知らないのも多い。何か読んでみるか。しかし読んだことがあるのかどうか、覚えてないものも多い。このブログにも書いたけど、中島らもの「今夜、すべてのバーで」を既読であるのにかかわらず気付かずに読み進めた。そんな経緯があるから慎重になってしまう。作品について調べようとすればある程度のネタバレは不可避なものであって、タイトルだけで読んだからどうかわからない以上は困ったことになるのだ。「どうせ内容が記憶にないなら二回読んでも良いのではないか」という考えは合理的な気もする。でもそれは手元に書籍がある人の考えだ。読んだことのある本を理由もなくもう一度お買い上げなんかしねえだろ。電子書籍だって同じ事。

    えー、そこで。どうやったら未読の筒井作品にたどり着けるか選手権を虚構挙行するものである。筒井康隆を知ったのは上記の通り断筆云々の頃。最初に何を読んだかは定かではないが、新潮文庫だと思う。赤い背表紙がやたらに印象に残っている。その後上京し、やはり時間はあったので赤い背表紙を読んだ。「残像に口紅を」は確実に読んだのに、wikipediaに拠れば新潮文庫ではない。また、筒井は短編集も豊富だ。タイトルに覚えがある短編作品を読んだとなれば、同じ書籍に掲載されている他の短編も読んだと見るのが自然だ。前述の「走る取的」は「メタモルフォセス群島」という短編集に収められている。収録されている短編も読んだはずだが、それらのタイトルを見ても、一個も内容を思い出せない。

    じゃあ何でも良いんじゃないのうるせえそういう事じゃないんだよ。未読の筒井を探すという未曽有の報いに挑もうというのだ。しかしwikipediaの著作リストに拠ればそこには時間軸があり「天狗の落とし文」以降の短編集を読んでない事はtheorem的に明らかであったぐぬぬぬ。

    しかし本当だろうか。誰でも編集できるwikipediaに虚構の著作を並べるなど容易なことだ。「カラダ記念日」に「サラダ記念日」へのリンクが貼ってあるようなページを信頼すべきか。筒井康隆だぞ。けけけけけなど笑いながら本人が編集していてもおかしくない。近影画像が1964年なんてのも怪しいぞ。危ない、やはり筒井康隆を信頼してはいけない、小林よしのりあたりと一緒に抹消登録せねばなるまい。

    そうして悠々と未発表の作品を探す旅に出るというものだ。けけけ。

    けけけけけけけけけけ。

    「カーテンコール」をお買い上げ。感想文は書きません。

  • どくしょかんそうぶん

    「マイ国家」を読んだ。

    ビッグネームらしい星新一である。らしいというのは、筒井康隆と並んでお名前を目にする事が多いという印象だったが、読んだことはなかった。

    で。読んだ。

    うーんいまいち。やっぱりと言うべきか、新鮮さはなかった。wikipediaによれば1968年発表である。そら当り前のことで、自分が今までにどこかで見聞きした物語の筋書き、アイデア、その大いなる元祖である可能性が高い。2025年に初見の星新一はこんなものではなかろうか。

    という所感は当然に想定内。だから不満を覚えるとか、そういうことはなく、初見なのに懐かしい漫画でも読んでいるような気持ちで、作品数はいっぱいあるので次から次へと読み進めていく。別にオチが想像通りだろうと、それはそれで、そういうものだろうと。そうすると、なるほど~というものがいくつか。料理の国の話とか、死にかけの爺さんが飲酒する話とか、小言幸兵衛とか。一番って言われたら幸兵衛かなあ?(´ー`)

    とことで、星新一賞という文学賞がある。募集要項を眺めてみると以下の一節がある。

    ■人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。

    こいつは驚いた。驚いたけれど、実にエスエフだ!この取り組みを初めてどのぐらい経つのかわからないが、生成AI利用した応募について、割と細かく注意事項も定められている。現時点で実際にAIの文章が受賞したことはあるんだろうか?

    https://hoshiaward.nikkei.co.jp

    当然、意地でも「人間が書きました」というテイでAI作を送り付けてくるという事態はSF的じゃなくても容易に想像ができる。もちろん露見した場合の対処は定められているが、現代においては、そうそう簡単に見破られるクオリティではない…とは思う。だから、いつの日か受賞した後に「実はAIでした」とか言い出す輩が登場することもまた容易に想像できる。その事態まで含めての文学賞だったら面白い。そりゃあ関係者や歴代の受賞者は面白くないし、なんなら賞自体の存続にも関わるかもしれないけど…野次馬としては面白がってしまう。

    個人的には審査員のほうをAIにするのが先決では、と思うがどうだろう。現状だってある程度は審査に使っていると推測する。星新一賞のみならず、なんかこう…盗作とかそういうチェックに浸かってそう。そもそもAIの応募が良いってんだから、AIの審査もいいだろ。

    AIの文章をAIが批評し、賞賛する。奇怪に思われる人もいるかもしれないが、審査員の頭数には十分すぎるほどにAIサービスは存在するんだから、いけるだろう。たいだい、AIの学習って内部ではそういう事をしているようなもんじゃないの?人間のご機嫌に合わせると言ったあたりも得意だ。

    なんなら審査員に既に居るのでは。審査員って本当に実在するか?エスエフ作品なんてきちがい一歩手前の怪文を何百、何千も審査なんて出来るわけがないんだし、現時点でも本当はそこらのバイt…おっと、玄関のチャイムだ。配達でも届いたかな…