• ふでのゆくまま

    廃球

    女子プロ野球が所属選手ゼロ人になったことで、無期限の休止となったようです。

    https://www.jwbl.jp/

    bodyタグについてるsuspendってidがまたマニアックな悲しみを誘いますが…要するには人気低迷が続いたというわけでして、「役目を終えた」なんてしぶしぶ畳むときの常套句。某ブログサービスとかも大変な不評をかってしまいました。選手が一人もいなくなったのが2021年の夏のようなので、そこからこの発表に至るまでの間に、いろいろ対策を練っていたのかもしれません。ドメインはこの期間中に更新されています。しかしながら、あるいはすでに諦めていたのかもしれません。

    「女子の」野球という以前に、野球自体がどのぐらい人気があるんだろうか。自分が子供の頃は空き地でプラスチックのバットにゴムボールで遊んだもんですが、最近はどうだろう。休日の朝に散歩していると、野球の装いのキッズを見かけることはあるし、電車で移動中の野球部を見かけることもある。今のところ日本ではプレイ人口が絶滅してはいないだろうけど、増えるほどのサムシングもなさそう。ルールも用具もめんどくせえし、身近な国内のプロの不祥事も多いのはやっぱりイメージ良くねえし。

    そもそも、女子プロ野球はお客さん来るほどに見ごたえあったのかな。サッカーのビッグクラブは女子チームがあって、リーグ戦なんかもやってます。日本人選手もいるので、たまーにYoutubeで情報みかけるのですが、やはり少々スピード感というか迫力に欠ける感じがして。それはそれで楽しめるとは思うんですけど、並べて比較しちゃうと別物だよなと。

    「廃球」って思いついただけで書き起こしたので、野球に対しては特に意見も何もないんですが。

    LGBTのからみでスポーツの「男女」ってもめ事が起こり始めていると耳にしました。そりゃあパワー系とか格闘技に参入したら無双するわ。生物的に二種類しかない人間の雄か雌かで揉めても、結論難しそう。女性として生きても良いけど、スポーツは流石に別だろ自重しろ、ぐらいの話で収まらないかね。タマタマで選ばれた性別なんてもので思想的なもめ事の元になってしまうというのは、自分にはなかなか実感がわかない。BigSisterも僕を見ているんでしょうか?

    ちなみに、将棋も絶対揉めると思ってる。何も考えてなさそうなんだよね。

  • どくしょかんそうぶん

    「Newton」二冊読んだ

    「確率パズル」と「数学パズル」という二冊。昭和時代の言葉では頭の体操ってやつだ。電子書籍でお買い上げしたんだが、この値段はいくら何でも高いな。

    まずは確率パズル。直感的な期待値が実はそうではない、という話が半分ぐらい占めていたような気もするが、中身はこんなもんだろなあと想像通り。結構難しい内容が書いてあると思う。なぞなぞコーナーまであったけど、なぞなぞは唐突に小学生向けみたいな難易度になっているのは何だ。確率とは銘打っているけど、数列とか組み合わせの話にもなっていく。各設問とも、ちゃんと解説されているが、「高校の数学の授業で聞き流したな~」っていうような説明がでてきた。式を作ってグラフ化する…あー、そんなのもやったね。グラフ上の図形で解法を導けるみたいなの。天秤をn回使って偽物を…という定番の問題もでてきた。

    こういう知識を実用的に使おうとすれば、「効率」とか「儲け」関連で使えそうではある。実際使う機会がそんな頻繁に訪れるかは疑問だが、それでも知っておくこと即ち教養というわけだ。こういう教養のストックが応用に結びついて実用を得る。これが論語にも書いてある確率を求めてみよう。

    次に数学パズル。冒頭はマッチ棒移動パズルがならんでおりました。す、数学…?ピザを等しく分けるには、とか、切り抜いて組み合わせてできる図形は、とか、こちらのほうがさっきの本よりパズルっぽい。テレビ番組なんかで出てきそうなクイズの形式。なんと言ったら良いのだろうか、普通のパズル。数学とか枕詞要らねえんじゃないの、と思わなくもないが、直角に交わる補助線を引いてから~~なんて考え方は数学カテゴリか?

    こういうパズルで素人にも理解できるようなものは、ネタ切れなんだろうか、知っているものもいくつかあった。「3と5と10リットルの容器で4リットルをはかるには」とか「1時間で燃え尽きる蚊取り線香二つで45分をはかるには」とか今更何が面白いんってんだ。実際に答えを出せなくても、聞いたことあるなーってなると、わざわざお金出して買うほどの中身ではなかった。残念。

    読んでも三割も理解できないような記事のほうが、却って一時的な満足度が高いかもしれない。ま、まあこれら二冊のような「何に逃げたら買う気になるんだおぉぉん?」って煽られそうな内容でも、教養にはなりましたってことで…。重力加速度を無視して動く点Pをとらえる日は遠い。

  • えさのじかんだ

    めし短観

    ハナマサの商品で、プライベートブランドっぽい商品がいくつかある。黄色いやつ。いくつか試してみたのだが、そこまで美味しい!といえるものは少ない。今回は、夏ぐらいに買ったコンビーフを開けてみた。そのままパクっと口に入れると、不吉な生臭さに吐き出してしまう。まさかね…!?でも、腐っているわけではないようなので、フライパンで弱火でじゅわじゅわ。これにて、いわゆるコンビーフ味にはなった。キャベツと一緒に炒めて食うとまあまあの味わい。しかしながら、開けてそのまま食べるのでなければ、非常食の枠には向いていない。胃袋へ抹消登録。

    西友の商品で、プライベートブランドっぽい商品がいくつかある。皆様のお墨付きとかいうやつ。いくつか試してみたのだが、そこまで美味しい!といえるものは少ない。なんとか豆のカレーが美味しい。何となくお買い上げしたサバの水煮缶詰を開けてみた。そのままパクっと口に入れると、最速でシンプルに不味い。一瞬の躊躇もなくマズイ。不快感がシナプスを駆け抜けるのを自覚できる味わいだ。思い起こして書いているこの時間も不快だrrrrrrr。缶詰の類は非常食として常にストックがある。勿論、そんなに美味を求めないが、ここまで不味いのは駄目だ。これしかなければこれを食って生き延びるだろうが、他がある。生ごみ抹消登録。うっかりペットフードを買ったのでは?なんて考えもしたが、缶はもう捨ててしまって現物がない。確か、コーンやツナ缶のおいてる、普通の棚に置いてあったんだ、それはないだろう。もしそうだったら、西友ごと抹消登録されるべき。三が日も営業しているから助かる西友。

    モンゴルの鉱山従業員向けの、いわゆる食堂の風景。社食?規模がどでかい。山積みになっているめしは、頼もしく、楽しい。めしの内容も大変にしっかりとしている印象。三食提供しているのはすごい。日本人の口にも合いそうに見えるがどうかな?モンゴルの鉱山の従業員なんて聞くと、全員が朝青龍みたいないかつい集団で、もう一回世界の半分を取れそうなやつらかと思ったが、わりと普通だ。日本人に似ているし、中には女性の姿もある。なんなら、若いころのREMのボーカルみたいな西欧人の姿もある。はて、どのぐらいの規模の企業なんだろう。鉱山自体はモンゴル政府肝いりのようだ。

    年越しそばにこだわりはないが、蕎麦は好きなので結局は12/31の晩飯に食うことが多い。今回も普段の晩飯時に食った。すっぴんそば。薬味すらない、茹でた麺に白出汁を垂らしただけの、醤油すら入れない、寝起きすっぴん蕎麦。刻み葱あるいは大根おろしはさすがに欲しかったな。

    冷蔵庫の掃除をしようと思った時には、正月分のめし材料でパンパンになっている間の悪さ。買い出しで文字通りの山積みで売られている海老天とかき揚げにおののく。そんな美味しくねえんだよな、こういう大量生産された天ぷら。伊達巻を買ったがこれも美味しいとはそんな思ってなくて。蒲鉾じゃあ雰囲気の問題がさ。凝った包装をしていたので丁寧に開けていたら「蜂蜜を使っているので乳幼児には与えないでください」なんて地味にしれっと書いてある。もっとでかでか堂々と書けや。紅白なますを自作しようと思っていたのに、たしか九時ぐらいに寝た。卵の消費期限が明日の元日なのにまだ六つある。zzz。

    zimaが生産停止になっているとネットで情報を得た。コンビニにしか置いてない謎のお酒。実はシャレオツ方面の酒場にはおいてあるらしいが縁もなく。こうなるとコンビニで買う酒類はスミノフアイスになる。新年のお祝いの一本はこちらにした。今年もこの一本を、一年の最初で最後の一本とできればよいかなと。…でもコンビニでジーマ見かけたら、一本買っちゃうかね。

    チーズダッカルビというものを初めて食してみたが、これまたお口に合わず。突発的に流行ったメニューって、亜流というかバッタもんというか、偽物も世に溢れるとは思うけど、これははたしてどうだったか。甘いキムチにチーズに…さつまいも?はやりキムチは漬物枠で頂きたいと思います。熱いお茶用意して飯と一緒に、とかどうでhそう。それにしたって、キムチも本格的なものは食べたことないのかもしれないな。

    どうせ本格的なものが美味しいとは限らないし、手に届くところに置いてあるものを今年も食うぞ。うおおお。

  • ふでのゆくまま

    ざっき

    師走もそろそろ後半かな、そんなときに寒波がやってきた。

    どのぐらい積もっているかな、なんて街角ライブカメラのようなものを探した。グーグルマップで降ってそうな地域をうろうろする。日本海側から山沿いの地図を滑らせていると、不意に甲府へ到着した。そういえば、行ったことがあると急に思いだした。何年か前の大雪では、現地は大変な思いをされたようだが、冬季オリンピック中だったのでマスコミはスルーした!なんて言われていたっけ。今回はどうだったんだろう?

    甲府のあたりをズームアウトして眺めると、東京から思ったより遠い。新宿から高尾まで行ってもはだ半分ぐらいが。当時は、たしか電車で日帰りで行ったはずなんだが、こんな時間かけて移動したっけ?前の日泊まったっけ?こんなふうに、記憶のあやふなことったら。だから、この三年ほど東京の外に出ていないな、という記憶もあやしい。あやしいが、どうやら本当のようだ。

    東京の、外。

    壁の外が出てくるなら人気アニメの話だが、自分はこんな自由な世界で、旅に出た経験にも乏しい。旅ねえ…。グーグルマップをそのままゆっくりズームアウトを続けると、主要道路が葉脈みたいに表示されて、人間の存在感が消える。やがて草を食いすぎて緑になった牛みたいなパターンで染められた、おなじみの美しい我が国にっぽん。そのままズームアウトを続けると、やがて宇宙から見た地球の様子に、様子に、あれ?ならないな。昔はgoogleMapでズームアウトし続けると、GoogleEarthの画面にならなかったっけ?ううう、記憶のあやあやふやな事ったらら、人類は月には行ったっけ?富士山の高さは二万哩、円周率はきっちり2、ハイゼンベルク描像を下限とした湯豆腐の煮え具合。

    前澤氏が宇宙へ旅立った。んで、何をしたかは知らないが、帰ってきた。「宇宙へ旅立った」なんて亡くなったという比喩みたいだな。金持ちの考えることはわからん、という言い回しがこんなにしっくりくる人物もそういないと思っているが、本当に宇宙行ってきた。外国メディアの発射シーンの映像を見たが、「billionaire」って肩書で紹介されていて、そう表現されると改めて「道楽」って感じがする。確かにただ宇宙に行きたい人ってだけで、何もない。映像を見ていて、不謹慎だけど何かトラブルでも起こらねえか、なんて思っていた。でもロケット打ち上げでトラブルってそのまま木っ端微塵ってこと。別にあやめるつもりはないので無事に帰ってこれてよかった。費用についてもそうだけど、良く行く気になったもんだ。確かに「宇宙へ行く」なんてことは、実際に体験してみなければそれについて何も語れやしない。これがそのうち「飛行機に乗った」ぐらいに気軽になれば、語るようなことも無くなるのかね。地球の外。

    大晦日、夜更かしする気にならず、いつもより相当に早く寝た。日の出はるか前に起きて、そのまま行ってみたかった場所に、電車に乗ってなんとなく。都内を離れると、初詣と思われる人たちで電車は思ったより混んでいた。「良いお年を~」とボケながらわいわいと電車を降りていく若者を横目に、わてくし蚊帳の外。なんとなくでお出かけを後悔するほどの寒さだったが、道中夜明けと初日の出は文句なく美しい。

    帰宅、洗面所の電球がきれてた。伊達巻まる齧ってふて寝。なんだこれカステラじゃねえか。ケッ

  • えさのじかんだ

    めし短観

    鍋の素スープじゃんぶらこ、時々肉とか魚とかちくわぶとか。みたいなもんを週に三日も食っていたのだが、考えてみればこんなのラーメンの汁で野菜を茹でて食っているようなものじゃないかな。塩分と油を控えめにすべく、いわゆる水炊きでポン酢への転換。ここで100%の転換すると飽きてしまうので、ほどほどそこそこ。ポン酢8:こってりスープ2ぐらいで攻めよう。

    餃子にはお酢というのがここ十年ぐらいお気に入りですが、胡椒を入れるという情報を得た。実践してみると、不味くはねえけど美味くもない。そろそろ何も付けずに食う、にたどり着くことだろう。じっさい、水餃子はそれでよい。焼きはどうかな~。

    花椒(ホアジャオ)を買った。粒のままで袋に小分けされている。なんで買ったか意味わからないが、これはどうするのだろう。ググって出てきたレシピで、麻婆豆腐に入れるという当たり前なものがあったので実践。こういうものをちゃんと風味豊かにするには手順があるんだろうが、ひき肉と一緒に炒めて誤魔化す。うーん、いまいち。使い切るのめんどくせので、次の麻婆豆腐で全量消費を宣告する。当然ながら、麻婆豆腐の素を買い忘れた。よくある事なので、豆腐とひき肉炒めに花椒の粒をどばどばと。今度はスプーンの底で荒めにつぶしてまぶしたが、そんな美味しいもんでもなかった。

    良く行くスーパーの水菜はもうちょっと少量で売ってくれねえかなあ。あいつは薬味枠だと思えば少量で良いんだ。葱ほどいろいろ使えないような気がするし。例えば、刻んで冷ややっこにぱらぱらと?蕎麦にぱらぱらと?味噌味にぱらぱらと?全部いけそう。ムムムと再考すると、これはは芯?茎?の部分の話で、水菜にはふさふさの葉っぱがある。あいつの処遇なあ。

    料理酒もみりんも消費期限があるんだが、あまり使わないもんで。意識して消費しようとしても、ブリ大根を二日おきに作るとか雑なことヲホホ。和風料理のレシピを参照すると、何にでも使っているぐらいの勢いで出てきやんの~。はいはい使って差し上げましょ。適当なレシピを巡っていると、「貝割れ大根」って書いてあった。誤植かなと思ったが一般的な用法のようだ。発芽した様子が二枚貝に似てなんたら。しかし、大根に似てないんじゃないか?でも緑の頭に白雪肌。あるいは味か。わかめと大根おろしに貝割れをファサー。

    菓子パンって食べない。サバの塩焼き定食(大盛り)よりもカロリーあるものが合法とは恐ろしい。そんなものは若くないと食えませんが、たまにはいったろやないかい!というのが人間型のいきもの。チーズだウィンナーだというのもあるが、おそらくそれは「総菜パン」なんだろう。菓子パンを所望するだら甘味。クリームパンうぐいすパンあんぱん。んで、イチゴ大福を買って帰るいきもの。

    子供の頃、爆発的に流行ったと記憶している。その頃の記憶と比べてどうよ、この小さい事。中のイチゴなんて1/4ぐらいにスライスされてる。齧った時に丸ごと入ったイチゴの汁が垂れてくるのを、あばばっていうて零さないように食うのだ。最近、缶詰とかお菓子とか飲料、あらゆるものがサイズ小さくなって売られていて、日本が貧しくなったとかなんとか言われております。手のひらサイズのお菓子でしみじみ実感できるから、如何にもその通りと思えて怖い。

    中国の搾菜の売れ行きで、現地の景気を計るという搾菜指数とか言われるものがある。らしい。(最近はどうだか知らないけど)中国では労働者が景気の良い働き場所を求めて、億の単位で移動するらしい。となれば、労働者が沢山押し掛ける地方で搾菜の売れ行きがあがるから、その土地の景気は良いと判断するわけだ。日本の食品のサイズも景気判断の指数にでもなるだろうか、あるいは悪意のこめられ具合か。でも、指数とか婉曲的なものじゃねえよな、どストレートに誤魔化しやがって。

    おせち関連商品が売られていた。12月もまだ半ばだというのに、なんて思ったが次の週末はクリスマス。試しに何か手に取ってみると、消費期限が12月30日とか書いてあって、そらそうなるだろって。東京に出てきてから、しばらくは年越しそばの習慣を守っていたような気がする。学生を卒業してからは、大みそかに郷里にいたことは1,2回しかない筈で、一人でずずずずと。いつしかめんどくせえのでやらなくなり、違う趣旨のものを食べてみようという動きも疎かに。春雨スープを食べて来年は清らかに生きたいなんて思っておったのです。今年は半減期に到達しそうなポテチと、桃屋の搾菜とイチゴ大福でも昼から食って、風情の自壊を堪能するとしたい。