• ううう,  ふでのゆくまま

    魂百まで

    南部虎弾が亡くなった。故・上島竜兵を悼んだ動画を観て、私も目頭をうるうるさせたものでした。

    この南部虎弾がリーダーを務めていた「電撃ネットワーク」をご存じの方もおりましょう。人気爆発して、笑っていいともでパフォーマンスもしてたんだぞ、昼の生放送で。布団圧縮袋に入って即身仏っつって。懐かしい。その後、TOKYO SHOCK BOYSなんて名前で海外でウケてるなんて話も耳にした。南部氏は最近では鳥肌実とYouTubeで共演し、互いに”老骨芸”とでも言えるような境地に達し…いやこれは私の勝手な話。んでエスパー伊東も日を近くして亡くなったという。はて誰だっけ?と思ったが、ググってみると見覚えのある顔だった。ボストンバッグから出てくる人かあ。そのほかにも体を張った無茶な芸事をしていたみたいだ。

    「体を張る」という芸風が、今後人気になるかしらん。…ということを以下延々と書いていたのだが、まとまらないのでやめたやめた。ローマの奴隷、神事、江頭2:50の乳首、ジャッキーチェンとかいろいろ並べて虚数空間へ綴じた。ざまあみれ。SNSやYouTubeでそのような事をやっている人たちを見かけることがあっても、あまり面白いと思わない。いつまでドッキリとか罰ゲームとかやってんのかな。でも、そういいながらも、足つぼマッサージとかで悶絶している人みるとあれは笑ってしまうなあ。海外ものだと淑女な感じのお姉さんが「Oh!!fuck!!」とか言い出すの面白い。

    風呂で頭をガシガシする丸い…櫛?ブラシ?買った。版画を擦るときの馬楝みたいな感じで手のひらに収める。こう、突起部を指の間に挟む感じで支えて、すぽっと抜けないようにする。この櫛で頭をなでるように、がしがしがしがしと…。びっくりするほど極端な良さを覚えたわけではないが、指とは違う感覚が面白い。商品を選んでいる時に、きっちりとした形の三角錐が並んでいるブラシもみつけて、材質が何であれ刺激が強すぎるんじゃねえのかと訝しんだがはてさて。

    非常食備蓄のチェックと入れ替えしようと思ったが、例の「えいようかん」とかアルファ米はいろいろ在庫切れ。正月にあんな地震起これば、慌てふためいて買うやつも多かろう。買占めを試みるmotherfXckerどもだっている。しからば今回は缶詰のストックを増量してみるか。こんな時は、ストックしているものとは違った新種の缶詰を試す良い機会だが、缶詰なんてそんな新しい商品が登場するジャンルでもない。今までも同じように新しいの試そうぜ!って機会はそれなりにあって試してきた。その結果今のに落ち着いているわけで、何か発見できるという期待感にも乏しい。いっそ高級カニ缶でも備蓄したろか。

    雪が降った。雷も轟く。如何に凍えようともこの風情は体に染みこませないとな。うっはwwwつめてえwwwとか言いながら家に駆けこんで靴下を脱ぐなど。

    二月。うるう年、はもう過ぎた。

  • えさのじかんだ

    めし短観:2024年2月 ガス火で使えるロースター買った <゜)))彡

    結論:こちらの商品はお勧めできません。

    ガスコンロにお魚グリルが備わっているが、準備も掃除も面倒だし、ずうっと使ってない。代わりに、フライパンで魚の切り身をじゅわじゅわソテーして食うているんだけど、やっぱり本来は違うだろうと思いがあった。サバでもホッケでもフライパンで焼いてるからなあ…。

    そこで、グリルパンというものを導入しようとした。焼き魚以外に使う予定もなかったので、どういうものを選ぶか迷ったが、先ずは一発安いので様子を見ることにした。といえばパール金属ですがな。ロースターなんて商品カテゴリなのかな?うちの環境ではガス火で使用。なお、本商品はIHにも対応しているが、200Vじゃないと正常動作しないそうです。

    ぱっとみて、今使っているフライパンに網を載せて使うのと、どう違うというのだろうと疑問が浮かびすらする、シンプルな商品だ。とりあえず、鮭とサバの味醂干しを焼いてみる。これが美味い。弱ったな。全部食ってしまった。その日のうちに、タラの西京漬けとホッケの干物をお買い上げし、焼、食、美味、優勝。肉はどうだ。厚切り牛タン、肩ロースステーキ、優勝。連覇達成。

    ところが…。

    この商品は使い勝手にやや問題がある。前出のリンク先で画像を見ればわかるけど、蓋の開け方がつまみを掴んでゴミ箱みたいに手前側から奥へ持ち上げる方式。開けるときに蒸気でやけどしそうになる。この構造だと、背面へ向けてもたれさせることができるので、蓋を置く場所を気にしなくて良いんだけど、素手で開けるのは怖く、何か対策が要る。また、単純な板の嚙み合わせで支えているので、数日使ったら繋ぎが歪んだようで、蓋がちゃんと閉まらなくなってしまった。阿呆か。

    網の隙間からはみ出た魚の身が底面に直接触れてしまう事もあった。網の幅が広いのかな?と思ったけど、実際にガスコンロのグリルの網と比較するとそんなことも無い。魚の切り身の先っぽがちょっとはみ出ただけで底面に触れるのは宜しくないだろう。炭になってしうまう。これは網の高さの問題だと思うなあ。

    底面は直火に曝されていて、その上に魚の油など落ちてくるので、焦げるのなんの。毎回洗う必要がある。普通の家庭でこんなに焦げを洗う事ないよ?洗いやすい形状ではあるけど、気合入れてガシガシしないと焦げは落ちない。油っぽい煙が着いた蓋は、汚れが落ちなくて大変だ。ガラスだと比較的簡単に落ちると思うんだけどな~。うちはシンクの広さに余裕がないので正直ちょっとげんなりする。

    コンロのグリルみたいに予め水を入れて使うのかと思ったんだけど、むしろやめるように警告が書かれていた。熱源が下にあるんだから、湯が沸いて蒸し器みたいになる。その使い方で逆に何か蒸かしたりできねえか、とも思ったが、厚さが足りなくてダメだろうな。蓋も歪んじゃったもんな!

    なお、当ブログに書くにあたって、パッケージの注意書きを読み直してみたけど「味噌漬けなどは調理するな」って警告もあった。網の塗装が剥げるとよ。確かに、この網に魚がひっつかないのはとても評価できる点だ。1,2回西京漬けを焼いたけど、残念ながら1週間経たずに少し剥がれている感じがある。また、ふたを開けるのに危ないからミトンとか使えって警告もあった。普通は魚を反転させるために加熱状態のまま一回は蓋を開ける必要があるわけで、これなら通常の鍋と同様に蓋が真上に持ちあがる構造のほうがマシである。

    以上。

    2000円程度という事を考えても、どっちかと言えば外れでした。フライパンに放り込むよりは美味しく焼けるので、一人暮らしで「お魚好きだけどうちのガスコンロにはグリルが無いわ~」な人なら良いかもしれません。ただ、同じ用途でももっと良い商品があるんじゃないかと思います。あってくれ頼むわ。さらには魚以外にも実用的な用途があれば良いんですけどね。ポップコーンとか少量なら作れそうだ。Amazonのレビューも、上記と似たようなレビューがあったかな。

    外れだったということで、もう一個候補だった電力型のロースターも試してみるかなあ。その場合は既に見えている問題が一個あります。換気扇の下で使いたいけど当然そこにはガスコンロがあるわけで、ガスコンロ使いながら魚を焼くことができませんがな😥コードが届くかも怪しいし、保管場所もなあ。QOLちょっと上げようとするだけでも大変ですね人生。

    以下、話題は変わりまして。

    ピザポテトというポテチを食べた。ピザっぽさ無いような…よくわからないままに食べた。

    コンビニでフレンチクルーラー売ってたのでお買い上げ。「油と砂糖です!」という力強さ、お前は保存の効かない非常食か。それであまりお口にも合いませんですことよ。残念。

  • えさのじかんだ

    「めざせ! ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります」を読んだ。

    人が初めてメシを作るのは、一般的にはおいくつぐらいのお年頃なんだろうか。

    「調理実習」という名前だったイベントは、小学生5年か6年の時にやってきた。今もそんな言い方しますかね?自分はそれ以前にも家庭で料理のまねごとをしていた記憶はある。その…調理実習で包丁を使って何か切った記憶もある。その時が初めてではなかった筈だ。証拠も何もないけどな。そんな教育を経たからって直ぐに厨房に立つことが当たり前になるとも、思えない。男子キッズならなおの事。

    だから一般的には親元を離れた時にトライしてみる事になるんだろう。就職や進学のタイミング。自分の一人暮らしデビューメシはコンビニ弁当だけど、デビュー料理は何だったかな。…米を炊いたかな?しかしこれは料理に入らんのだろう。

    著者は刑務所にて受刑者の食事を管轄する立場にある。刑務所の中に給食の調理場があって、そこで受刑者の調理担当が自分たちで作っているんだって。へえ。受刑者ってきっちり男女分かれているから、男の受刑者ばっかり揃っている。調理に慣れている”人材”が揃っているわけもなく…。というお話。本書もYouTubeで見かけて面白そうだと思ってお買い上げ。やあ実際面白い。著者のおねえ…おb………先生も面白いんだわ🤣拝読したのは年明けて間もない時期だが、いまんところ今年ベスト候補としませう。

    この手の書籍にしては珍しく(?)現在の所属を明らかにしているので、なかなかにお話もなまめかしい。例えば調理場からヘルプを求める連絡が来ても、走って調理場に向かってはいけない。走るのは緊急時だけなので、走っている姿が他の刑務官の目に留まれば緊急シフトになってしまうらしい。鍵だって道中何か所も開けなければ、調理場にたどり着かないわけだ。

    とはいえ調理場は調理場だ。給食室だ。本書で描写される調理場は、自分がお料理デビューする前の、キッズ時分にクラスのみんなでワイワイ見学に行った、あの給食室の風情だ。そこに映画で見たような「願います」「ヨシ!!」のやり取りがあったり、異常に大きさや数の平等に気を配ったり、みりんが使えなかったり、漢字の読めない調理担当受刑者への気遣いなんかあったりするけど、あの、給食室だ。みんなで大きな鍋にワシャワシャと取り掛かり、美味しくなーれ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾の魔法をかけている。

    映画化できそうだなあ。M谷作品みたいなコメディ要素はテッテ的に下処理の段階で排除して、ゆきゆきて神軍みたいな筋の通った固めのドキュメンタリー風合いにする。他の刑務所だって同じように給食作ってるんだから、後から足す形のスパイスを利かす事だってできそうだ。

    ほらレシピいっちょあがり。めしにしましょう!

  • ふでのゆくまま

    無理りん

    晴れた休日の朝にお散歩などして平和を甘噛みしめて。路地の角を曲がって急に人並みに出くわして驚く。若者、学ランとセーラー、並んで歩く婦人。なるほど受験かあ。こういうときは平静を装って穏やかに歩むのがジモティーの心意気、しかし駅へ向かう道の先からぞろぞろと人の列が途絶える事なく。流れの途絶えるところに校門があって、しずしずと吸い込まれていった。校門で写真撮ってるのもいたけどあれは何だ??まさしく記念受験ってことか?そこまで有名な学校ではなかったぞ。

    りんりんと 朝の平和を 甘噛みて 受験お受験 こけて滑りん

    abemaの将棋と麻雀は見る機会が多いんだけど、自社CMっていうのかね、abemaの番組のCMがぼこぼこ挿しこまれる。ずーっと異世界アニメ!異世界アニメ!と言っているような気がして、強いジャンルなんだろうなと、視聴者層に受けるんだろうなと、当たり前の感想を覚えると共にぃ。流石に多すぎんかと。でもね、自分がアニメにぞっこんだった小学生の頃を思い起こすと、ジャンプ全盛期というのもあってみんな殴り合ったり殺し合ったりしてました。文字にすると異常だなww 多すぎってレベルじゃなかった。

    あれだってフィクションなんだから、異世界だよなあ。「ドラゴンボール」も地球だったし「魁!!男塾」も日本だったし、「ろくでなしブルース」は吉祥寺だったけど、現実の物語ではなかった。「こち亀」とか「スラムダンク」あたりだと舞台は現実世界といって差し支えない…フィクションではある。つまり、「異世界」って言い回しが、フィクションであるだけではなく、もっと別の、ジャンルを特定できるニュアンスがあるってことか。転生するんですってよ。ゲーム寄りの世界なのねえ。

    漫画がゲームになったのは何個も遊んだことある。子供の頃はそれなりに楽しんだと思うけど、今考えるとまあ…まあ…まあ。ろくでなしブルースのストⅡみたいなゲームすらあった(“すら”?)逆にゲームが漫画になるパターンあるかなって思ったら、めちゃくちゃメジャーなのあったわ。ドラゴンクエストの漫画。「ダイの大冒険」ってやつ。当時のゲーム世界の表現は、今のブラウザゲームより荒いドット絵で…漫画のほうが遥かに迫力があったんだよな~。つうと「ダイの大冒険」は異世界アニメか?でも主人公が転生してねえな。作中では勇者の跡継ぎ云々とかアイツの子供だったとか、如何にも少年漫画のような転生じみた成長するんだけどね。

    高校デビューとか大学デビューという言い回しがある。進学して、これまでとは幾ばくか違った人間関係が新たに結ばれることを皮切りに、自分の振る舞いを変えてみようと企てるんだそうな。こりゃ転生ですな。でも、あんなぞろぞろと受験に臨んでいる姿を野次馬として眺めてしまうと、そんな気合入れて大丈夫かと。竜の紋章出ちゃうぞ~。本当は日々の暮らしで経験値を貯めて徐々にレベラップしていくもんなんだよね。学生は年に一回、三年に一回とか万人足並み揃えた機会がやってくるけど、卒業しちゃうとそんな事はない。社会人になるとデビューなんてイタイ話。例えば張り切って課長デビューとかプロジェクトマネージャーデビューなんてしちゃって人の悪さが露見するとか、逆に良い人だったのに荒んでいくとか、そういう変化って周りには容易に受け入れてもらえない事が多そうだ。

    舞台は現実世界だけ、異世界なんてない。霊界もないから死んでも無駄。でも裏世界はあるらしいんですね。まぁ頑張れ受験生。裏口もあるらしいけど僕はしりません😊

    ところで、受験という事で今年の共通試験の問題眺めてみます。まあ殆どわからない。わかりそうなものだけ解答しても、50%は到底無理だろう。30%取れたら万歳。

    https://edu.chunichi.co.jp/pages/kyotsu2024/

    数学の最初の問題。不等式。これは解けそうだ。n<2√13<n+1 を満たす整数nを求めよ。

    2√13が大体どのぐらいか見当つけるだけで解けそうだ。√9が3で、√16が4だから、2√13は6から8の間しかない。答えは6か7しかない。2√13が7を超えるかどうかだけ分かればいい。√13が3.5より大きいか。3.5*3.5=12.25なので、√13は3.5より大きそう。じゃあ2√13は7を超える。n=7が答えとみました。

    正解。ただ、もっと数学的な解き方するんだろう。多分二乗とかするんじゃねえか。最近の数学はデータ解析みたいな問題が出るってyoutuberの動画とかで知った。中央値とか標準偏差とか言葉として知っているけど、正しく理解しているかと言われるとね🤔地学というジャンルも、天気図から原初生命の頃の地球とか天体とかバリエーション豊かだねえ。

    毎年こんなこと言って、特に学びなおさないままで過ぎていく。新たなものを学んでいるならまだしもね。お受験しないとダメだなあ。

    TANITAの手のひらサイズの温度・湿度計買ったら、室温21℃とか言われて投げ捨てようかと思った。この分だと湿度も怪しい。冷蔵庫に入れてみると13℃ぐらいまですぐに下がった。元の部屋に戻すと徐々に温度が上がっていき、21℃前後に戻った。…これでは故障はしていないと思われる。本当に室温21℃の可能性あるだろうか。屋外の気温は天気予報によると11℃だ。暖房はついてないし、PCが強烈に排熱するようなこともしていない。試しにフリースを脱いだらやっぱ肌寒い。例えば天気予報を見て「明日の気温は20℃か~外出るのに冬物の上着が要るな~」ってなることはない。しかしながら、体感とはいえ11℃ほど寒くないのも確信が持てる。

    考えてみれば、特定の室温に合わせたいという要求も、そもそもなかったのであります。寒ければ着る。それだけですやん。湿度は気にしたいところだけど、乾き過ぎたらタオルを吊るすだけの話。では意味がない…ということはなくて。自分の置かれた環境・状態を明確化することでそれに合わせたルール、行動指針を決めることができるということ。いやそれも決めてないやんけ。

    粗雑で不調法な自分の暮らしでも、レベルアップの機会を伺うべく。俺のような胡乱な意識低い系が、道理に倣ったsharpな意識のほうへとたなびいていく、その、嚆矢。このTANITAの温度計に求めたと思いねえ。体重計ならもう持ってんだわ。

    ダイエットデビューだけが温かく見守られることを悪用して何度目かのデビュー。10代の頃はサクッと成功したんだけどね。まずは√7921めざしまして。

  • どくしょかんそうぶん

    「ゆるミニマリストのものの減らし方心の満たし方」を流し読みした

    あえて流し読みとしているのは、実際のところは受け入れ難いものという偏見で読んでいるという事の明示と捉えてくれ諸兄。もちろんAmazonプライムの無料枠。

    「ものごと」が少なくて済むのはある意味満たされているからだともいえる。節約・防犯・健康・名誉…これらに非常にシビアに気を遣う必要がある環境と、まあまあのほほんとしていても平気な環境では、後者のほうが暮らしやすいだろう。人生でお金の不安もなく、今日も生きて帰れるのか祈る必要もなく、ちょっとした体の不調を覚えてはこれが死に至る最後の警告かもしれないぞと不安になる必要もなく、ご近所や職場で自分の噂話がもくもくと狼煙をあげることもなく…ええやんけ。何かを気にかけ続けることがなくとも、問題がない状態。

    ミニマリストっつーぶっ飛んだユニークな人たちがいる。らしい。持ち物を悉く減らして生活をしているらしい。洗濯機も無い。衣類も最小限。仕事は…流石にするんだろうか。洗濯機は無くとも服は汚れるというわけで、どうしているのかと思ったら回収や配送をしてくれるクリーニングを利用していたりするらしい。この話を聞く限りでは、自分でこなすべきタスクとそのための道具を丸投げして他人にやらせているだけだな、と思った。物を減らしてものごとを増やしてないか?なんでいちいち発想と受け取りなんてこなさなきゃいけないんだ?…でもなあ…自分も遠方への移動は公共交通機関あるいはタクシーだ。どこかへ移動するというタスクを他人に任せている点では何も変わりがない。そして、物がなかったら暮らしやすいと思う事は、ままある。どこかにはっきりと線引きがあるんだろうか。

    もし、生まれながらに上記に挙げたようなミニマリストの生活になれば、洗濯をしたことも無いまぬけな大人が誕生することになる。一方で、俺だって例えば着物の着付けなんてしたこともない。ただただ、時代の流れとかそんな理由で、着付けが出来なくても不思議に思われることはないし、気にかけなくても問題がない状態だ。洗濯など自分ではしない、という暮らしとどう違うのか。

    わざわざミニマリストなどと広く呼ばれるほどには堂々と暮らす人々、何を語るのだろうか。ここまでイントロ順調!メディアみたいですね!

    書籍はこちら。

    ということで読んでみると、テレビもあるし乾燥機も洗濯機もある。テーブルにソファもある。インテリアが置いてあったりする。インテリアなんて一番無駄なものでは…?そして何より家を持っていたりする。なんだこれ話が違うぞ🤔

    ああ…「ゆる」ミニマリストってそういう。本書に出てくるサンプルは、家族での暮らしも多い。だから、自分が見かけたミニマリストとは全く別物だ。あれはいわば原理主義的なもののようか。自分の印象でしかないが、本書に出てくるのはわりと裕福な人たちに見える。暮らしに余裕がある状態から、整頓してこざっぱりしました、というだけの話だった。beforeとafterの画像も掲載されているが、自分の印象を裏付けるりっぱなお宅ばかりに見えたぞ。

    15分ほどで読了。整頓された家が快適です、なんて人類が洞窟に住んでいるころからその通りだろうし、そこに学びはなかった。自分は先に挙げた原理主義的なまでのミニマムな暮らしに何の価値があるのか、という所を知りたかったわけで、全くのお門違いでありました。