ふでのゆくまま

猛暑→酷暑→げろあつ

あつい。

25度を超えれば夏日、30度で真夏日、35度で猛暑日、40度で…呼称が無いようだ。ググってみると「猛暑日」というのも、2007年から公式?に使われるようになったとのこと。その前数年ぐらいで実際に観測されるようになったと読み取れるが、どうなんだろうか。世間では37度ぐらいで体温超えたとか、38度で北まで届いたとか(韓国と北朝鮮の軍事境界線を越えたって意味)言ってますな。毎年のように40度記録してるんだから、何か呼称が着くかもしれない。考えてみよう。

「酷暑日」ぐらいが無理のない落としどころと想像する。他に暑さを表現する熟語の語彙がないけど、ググると炎暑とか激暑とか出てくる。試しに入力すると実際に変換候補に居たから、それなりに使われたことのある言葉なのだろう。それにしたって、文字のニュアンスを「暑」と組み合わせただけであって、こっちの言葉のほうがより暑い日を表現するというルールが存在するわけでもなさそう。桁数の表現みたいに、仏教用語が紛れ込んだり良くわからない語源の文字が使われるような、無理やりな表現も含めないと今後の気温の上昇についていけない。「那由多夏日」とか迫力はあるぞ。

とはいえ、「酷暑日」があまりにもしっくり来すぎて言葉遊びも捗らん。ネットミーム的なアレで、炎上案件とでも組み合わせてみるかと思ったけど「文春日」では春になっちゃうな。「上級夏日」ではミームじゃないほうの意味が浮かんできてしまう。例えば「良いバケーションの一日」とか。「4630」「シャブ漬け」など今年限りの事案ではしょうもなし。

酷暑日を使ってしまうと、45度を超えた時にどうなるか。適切な表現がなければ、きっと基準をいじるんだろうなと思う。30度で夏日、35度で真夏日、40度で猛暑日、45度で酷暑日(仮)だから、25度だったらそれは「過ごしやすい」一日ってことになるんだろう。それには納得感はある。うちのエアコンの設定温度26度だ。

コケコッコ

夜明け前は流石に、ではあるんだけど、今日もヤバそうだという気配が東の空にある。夜明けの空は飽きが来なくていい。春夏秋冬分け隔てなくあけぼの。気温以外に季節などないのよ、部屋に日のひかりなど差し込んだことすらなく。(考えたら本当に無かった)

始発よりも早い時間でも、夜通し活動していた勢が帰宅する姿を目にする。さすがトウキオだ、土曜の朝は確実にいる。スーツ姿で険しい顔しているひとは夜通し働いたんだろう。連れだってヘラヘラしているのは遊んでいたんだろう。四人で歩いている若いのを見ると麻雀してたんだろうと思ってしまうが、今の若者は雀荘行くのかな?きちんとした身なりで一人で歩いている女性は、これはきっと水商売だろうなあと思う。勤務明けだろうか。と、唐突に紫色の液体を大嘔吐する。スタスタ歩いていたのに、ちょっと体を横に向けたと思ったら蛇口捻ったかのようにスムーズに、だーーーーっと、いっきに出し切った。…と…そのまま、またスタスタ歩き始める。具合が悪いという雰囲気もない…これが彼女の日常なんだろうか。おねえさんエクストリームすぎない?

人もあけぼの、やうやう茜くなりゆく道ぎわ、少し明かりて、紫だちたるげろの誰かに掃除させたるはいとすさまじ。またあるひとの詠める、ひとのよの こくしょのあけに みそめられ しごとあだなり ごじゆうとまみゆ 

セルシウス45、それは社会が燃える温度。皆様もお気をつけて。

7点。

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