えさのじかんだ

餌よさらば

浅漬けの素をなんとなーく買ってみた。冷蔵庫にあった白菜でやってみたが全然ダメな味わいだった。名前忘れたけど顔は出てくるタレントがCMやってるのも何年か前に試して、あちらはまあまあだった。そもそも、こんなインスタントなものは保存もできないのであまり意味はない。祖母は物置の樽で漬け込んでいたようだった。すっげえしょっぱいの、鷹の爪効いてる白菜のつけもの美味かったな。いろいろ思い返すうちに、あれは「味の素」の味だったんではないかとひらめく。それだったら「浅漬けの素」も実質同じようなもんだろ、多分。じゃあ…もう原因は白菜にしかないが、白菜のクオリティのせいにするのは農家に悪い気がする…。けど、おそらく正解じゃないかな。

絶望パスタソースというものがあったので食ってみた。美味いので絶望の淵にいても食えるとかなんとか、しかし全く美味しくはなかった。そうそうそ、こいつを試す前に、パスタを久しぶりに茹でて食ったらこんな美味いもんだっけ?って思ってしまったのだった。フツーにスーパーで売ってた、そんな高級品でもない、イタリアからやってきたっぽい、ごんぶと規格の。そんで、次は食ったことのないパスタソースにしようと思って。ああ美味しくなかったと書いてて思い出した、これ多分食ったことある。絶望。結局、納豆ソースがうめえと思う…キューピーのやつかな。また納豆かよ。白飯、パスタ、トーストに納豆フレーバーがベストマッチしている。でもピザとかチャーハンはちょっとなーって思うし、餅はいくら何でも食いにくいだろ。ああ餅も数年食べてないかなー。おでんの具として売られている巾着袋に入ってるようなの、年一ぐらいで食べてるが、こないだは自作お弁当にそんな巾着はいった煮物をチョイスして、冷めて硬くなったボソボソ餅に苦笑いしたのだった。そーいや納豆の天ぷらもいつか作るんだった。

赤魚の粕漬を見つけたので、これも久しぶりに食うたろうと。いそいそと家路を急ぎ、靴下脱ぐより先におさかなグリルに放り込み暫し。上手に焼けて一口、ぐええええしょっぱい。ゴミ袋漁ってパッケージ確認すると、塩麴と書いてあった。しまった、間違えた。これはこれで美味いけどさー。だいたい、独り者のおっさんが魚を焼いて食うか、となれば、普通はサバ、ブリ、鮭、ホッケぐらいのローテーションになる。ほかに候補も勿論ある。例えばシシャモ?嫌いじゃないけどなあ。イワシは選ばない。生のイワシ焼いて食うなんて現代っ子(要検証)の自分には難しい。あの無限に思える骨の処理は素人に無理でしょうよ。だから骨ごと砕いてつみれになる。あれはうまいよな。

鯵も小骨が多量にあるほうの魚。刺身売り場でシュレッダーされたようなのがあったりするけど、あれはあまり好きじゃない。なんつってもフライが美味いな~。サンマもあまり食べない。内臓部分は現代っこ(再検証)なので食わないし、あまり切り身で売ってない。獲れたままの姿で氷水浴びしてるよね。となると、買って帰って食った後に生ごみ多いのがなんともな。小骨ごとぼりぼりいける、平べったくなったサンマの干物は楽でよい。今週このスタイルでサンマを食ったがサンマは数年ぶりだったかもしれない。直近はいつだ?と思い出そうとすると、缶詰だったんじゃねえのかって。一人暮らし始まって20年以上、サンマを調理した記憶がない。そんなはずないだろって自分でも思うけど…お惣菜で食べた、ぐらいじゃないかな。郷里に帰ったときに食べたかも。あー大戸屋で食べたかもしれない。気に入ったはずなのに人生で5回も使ってないぞ大戸屋。

タイなんて焼いて食ってもそんなうまくもない。刺身は良いですね。養殖真鯛のサクはたまに買うけど、素人の包丁と仕事では、身が崩れて悲惨な感じになる。メカジキはフライパンで簡単に調理出来て良いけど、なんだろうか、リピートしたい感じにはならないか。ウナギは自分で焼くわけないもんね、お惣菜枠。きりがねーわ魚の話はこんなもんでーー。

使いかけの豆板醤が余っており。瓶に記載の賞味期限にはまだ余裕があるものの、開封して一か月あるいはもう二か月は冷蔵庫に入っているという次第。お手軽に「素」で麻婆豆腐を作ったときに、豆板醤追加して劇味を楽しんでみよう。悪ふざけ加油。実に単純に、素と豆腐でグラグラと煮込んでください、というだけの麻婆豆腐の素に、豚ひき肉とネギと豆板醤を追加投入する。熱々のうちに一口食ってみたが、熱いの辛いのわけがわかない感じだったので冷ます。ほど良く冷めたところで頂くと、阿呆みたいな辛さと増量したひき肉で、豆腐が対消滅し、どう表現したものか。とにかく、刺激はあるが味がない一品になった。豆板醤は辛いと共にくっそしょっぱいということを改めて思い知らされた。これは立派な「嫁のメシが不味い」事案。余計なアレンジで台無しにしていくパターンね。世には阿呆みたいに辛くしながらも美味いらしいというメニューもあるが、通常版に辛味を追加しただけでは成立せんのだろうなあ、なんて。レトルト麻婆豆腐の素で何を語っているんだお前は。

イカ飯が好きじゃない、筈なんだ。イカの中に米が詰め込まれて炊いたやつ。赤黒いあれ。子供のころから自分はあれが好かない、筈。実際考えてみると、食べたことがあるという記憶があいまい。子供のころ、イカと里芋の煮付けが食卓に並んだが、それは好きではなかった。ここは確かだが、別にイカが嫌いではない。どこでイカ飯が嫌いになった?思いつかないので、ずらりと売られていたレンチンイカ飯を買ってきて、さっそく頂いてみた。すると、確かに好かない味。米粒のつぶれたような感じとか。単によろしくない商品だったかもしれない。ちゃんとしたイカ飯を食ったら美味しいだろうか。あるいはちゃんとしてると、さらに好みから遠ざかるパターンがありえるか。もち米を詰めて鍋で煮る…。うーん。

たまにお米を買うときは雰囲気で選んでいる。スーパーで買うからして、片手にカゴを持っている。もう片方の手で棚からとってカゴに入れる、その所作がやりやすい商品をなんとなーく。だから、自分の好みにもっていくための水加減がちょくちょく変わる。そう、本来は変わっている筈なんだが、しょせんは水の量の話だ。硬めに炊き上がればそれでよく、米が違うから微調整を…ということもしていない。調整したところで、次に炊くお米はべつもんだったりするのだ。とゆー感じに適当にやっていると、無洗米 or notの選択も適当となってくる。米を研がずに炊いてしまった、ということもある。…気にならない。ほぼ一合~二合だけ炊くという量の問題だろうか、炊いてから口に入るまでの時間の問題だろうか、東京都の水道水を使っているからだろうか、味わいに違和感を覚えない。お米ってなんで研ぐんでしたっけ?さぼっても衛生面で問題なかったらそれで良くない?現代においては、そんな気にしなくても良いのでは?

玄米を食ってみるかと思ったが、米であるからして一食分だけ玄米が売っていることもなく、躊躇している。慣れない人間がいきなり玄米食うと腹壊すみたいな話もあるよねー。炊飯器を見ると、玄米モードなるものがあるようだ。じゃああとは、玄米だけ買ってくれば良いんだけどな。どーにも。

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