司法・行政・財力
ネタにしようと思ったタイトル、マジで「財力」の部分に入るところがわからなかった。三十路にしてゆとりデビュー。
付箋紙に名前を書いても名刺たりえず、紙幣の偽造はアートたり得ず か?目の前で書いてもらって受け取れば名刺だし、諭吉の顔がにやけていればセーフ(いや、アウトだけど)成り行き、と言えばいいのでしょうか、事象の到達点、までの、行程、レンダリングを凝視すること。完成された型に未完の面影が再帰的に孕むのを認めること。遡れない結果に興味などないでしょう?
ら。は後に述懐する。「自分の見知らぬものは悪だと決めても良いのかも知れない」
自分の中では大炎上しとるんだが、極めて冷静に今把握できる事実を、あ、ありのままに話すぜ。サポートにリモートでアンインストールを頼んだらデスクトップにuninstallフォルダが放置されており、ゴミ箱にも見知らぬファイルが放置されていた。全てのプログラムにもリンク先のファイルが削除された項目が並んでいた、プログラムの追加と削除にも見知らぬものどもがいた、な、なにを言いたいのかわからねーとおもうが、大手プロバイダ、名前は伏せるがpllの仕事はuninstallを頼むとゴミ箱にファイルを移動するってことだ。
本当にuninstallしてほしいものは確かになくなってはいた。要望自体は通った。あと、リモートで入ったのは知人のPC。それを経緯を聞いた自分が見たら、こんなだったという話。
大手の仕事っぷり、というか、殿様商売とはこういうことかとわかった。客を舐める。別に技術的にお粗末でも、遅くとも、トラブルをさらに広げようとも、事情を説明するのが極めて普通。ただ黙ってそんな結果だけ残して、次の挨拶は請求書だなんてな(無料かもしれないけど)。 もし自分が話のわからない(=PCの技術的な話が初心者レベルで一切通じない)客を相手に要望を聞いて作業をする必要があったら、どうするだろう。どうせ説明してもわからないし、っていう前提を持ち出して考えることになるだろうなー。
さらにもう一点。今回、知人のPCに対して、某大手pllと自分のセットアップが被ってしまい話がややこしくなった。先に作業をしていながら、知人に事後の対応を説明し切れなかった自分のミスでもある。いや、説明はしたけど、それがどういうことかわかってないということを忘れていた。説明など意味が無い。質問にわかる答えを返さなければ、サポートにはならない。リモートデスクトップで操作すれば、殆どのややこしい説明は要らない。そうでなくとも、なんかで画面を見ながらにすれば指示を出せるのだけれど、タスクバー、ポップアップ、ブラウザ、エクスプローラーとか、当たり前すぎる言葉の諸々が通じず、苦労する。実は非常に丁寧な説明をしなくてはならないものだと再認識。「消えた」とか「なくなった」としか表現してくれない電話の向こうの知人に、どういう風に消えたのか、自分で何かしたのかと、いちいち聞かなくてはわからない。電話越しに露骨に苛立ちが伝わってくる。こちらが親身になっているということは、きっと伝わっていない。
なんて惨めなんだ。
この必死さが、既存の大手企業の名前だけに負けている気がする。テロリストとアメリカか。気に食わない奴らを潰すっていうのが、良い仕事のモチベーションになる、なんて聞かされたことがあって、その瞬間に18世紀にでも帰れこの腐れ%&”#とか背景色と同じ文字色で罵ったもんだが、今なら半分ぐらい納得できるわ。仕事ってビジネスのことばかりではないよね。そう信じてきたが、すこし手順がおかしかったようだ。考えを改めるとする。どうせ凡夫、手書きの名刺に価値を出すほどに名前を売ることも無いだろうし、ましてや紙幣の肖像になることも、ないのだ。
この手で終わらせたくなる/
何も悪いことじゃない/