• えさのじかんだ

    めし短観2025年1月

    みなさま、今年もめしをやっていきましょう。まずは冷凍めしから。

    「バーミヤンの本格炒飯」特に美味しくも不味くもなく。公式サイトのオンラインストアにも商品存在しないぞ?冷凍チャーハンなんて何を食っても大当たりも大外れもしないと分かっているけど、新種は手を出してしまう。思う壺の中の壺。

    「世界の山ちゃん幻の手羽先」看板はよく見るけど店舗に行ったことないあれ。幻かあ…トキの手羽先だったりするのだろうか🤔味わいはよろしいけど、胡椒がきつい。なお、レンチンで食べれる商品を買ったのだが、公式サイトには油であげる商品だけ紹介されてた。油で揚げるなら生の手羽先買ってきて揚げればよくないか。

    「ラッフルズ サワークリーム&オニオン味」あまり見ないポテチ。そんな目新しい味わいでもなく。ただ、たまねぎの風味がちゃんと感じ取れた気もする。芋の味はしなかった気もする。プリングルズよりは美味しいか。

    https://www.fritolay.co.jp/products/import

    日本企業って知られてないかもウィルキンソンの炭酸。UME味。確かに梅ではあるのだが、そこまで強烈に梅でもない。このような薄味無糖炭酸水に慣れた人なら、問題なくグビグビいけます。初心者は無難にレモンにしとこう😊

    https://www.asahiinryo.co.jp/products/carbonated/wilkinson_tansan_ume

    ココイチの冷凍カレーピラフ。ココイチってなんだか好みませんで、最後に行ったのは大学生の頃だと思う。今食べたら美味しいと思うだろうか…という思い出はいいとして、このピラフはまあまあ。

    https://www.nissui.co.jp/product/00348.html

    糖類ゼロソーダ一日分のビタミンC入り。やや薄いオロナミンC味だった。オロナミンCを炭酸水で割ったら本当にこれになるのでは?糖類ゼロながら甘みがある。法の定めに拠って、本当にゼロではなくてもゼロと表記して良いのは理解している。アセスルファムKとスクラロースという甘味料が”糖類”に含まれないのかもしれない。でも、甘み無しで飲みたいよなあ糖類ゼロって謳うならさ。製品リンクなし。

    小分けになった吉野家キムチ。吉野家でキムチを食べたことはないですが、きっとこの味が吉野家で提供されているのでしょう。思ったり辛みは強い。白菜と唐辛子以外の味が強い。魚介が多いんですって。本格キムチって元来そういうものなのかもしれないが、自分はどっちかと言えば飯のおかずよりおつまみ的にお野菜として食べたいので、いまいち好みには合わないという事になりました。

    https://bingotukemono.dreama.jp/blog/636.html

  • えさのじかんだ,  どくしょかんそうぶん

    「汁とめし」を読んだ

    Amazonプライム枠。本書の感想の前に。

    私は前々から「嫁のメシがまずい」というネット寓話拾遺を推挙しています。味の好みなど相対的な物です。好き嫌いだって似たようなもんで、人生の中で、嫌いなものを克服したり、逆に食べれなくなったりもします。そういったそもそも一義に決められるものではない、あるラインを超えて、客観的に健康に害を及ぼし得るレベルの料理が生み出されてしまう。ここに及んでは笑い話では済まなくなってしまう。世の中が複雑になって選択肢が数多になり、好みを擦り合わせるなど土台不可能。「まずは無理なんだけど」という前提を教訓というか道徳として、社会の良好な関係に努めましょうというのが近代でしょう。ただ、なんせ食べ物の事ですので、我慢や気遣いではカバーできないレベルがあります。

    そこでレシピと呼ばれる調理手順の教則があって、さかのぼれば我々がサルのほうに近い時から受け継がれている、食ってもおkであるめしの数々。ここに従えばそんな悲しいお話がネットに転がるようなこともないのではないか。そ、思って、いたのですが、レシピってもの自体に本当に問題ないのか?

    素人がそのレシピを投稿するサイトが大ヒットしました。まあまあ真似して大丈夫なんでしょうけど、少々保険をかけるというか、怪しい部分もあるんじゃないかと穿っておくぐらいが丁度いいのかもしれない。そして、個人が作った動画も手広く公開できるようになる、調理動画も増えました。そうなるとですね、とりあえず再生数を稼ぎたいとかバズりたいとかで無茶苦茶な内容が登場することもあります。ゴキブリを食うとかは真似するほうが頭おかしいのですが、”それっぽい”雰囲気の動画でやられたら鵜呑みにするような人が居ないとも限らない。なんなら、そこらのスーパーで売ってる鶏肉を半生で食べようとする人は実在するのです。低温調理のブームの陰で腹壊したやつたくさんいるに違いないのだ。

    では、プロの書いたレシピならば?

    本書はご飯と汁物というシンプルな構成にフォーカスしたレシピ。凄い珍しいものが並んでいることも無く、途中からおにぎり🍙とかも出てきてシンプルなものばかり。鍋一つで完了するレシピも多くて汁物の良いところはそこだよな~とか思いながらざざっと流し読み。こういうのでいいんだよ。しかし冒頭からプロレベルのこだわりがあって、もし自分が、本書のようなレシピで料理を作れと期待されたら気が進まないかもね。よほど暇なら?「全国の味噌をブレンドして味わいに深み」だとか「鍋に水、こぶ、にぼしを入れて30分ほどほうっておくだけ」だとか、仰々しい。でも本書通りに作れれば健康を害するめしにはならんのだ。

    ただ、他のあらゆるレシピにも言えるけど、「さっとゆでる」「ふつふつとしてきたら」「中火で」「強火で」という表現って人によって受け取り方ぜんぜん違うと思うんだよね。本書にもいくつかあった。お料理初心者🔰ならなおのこと。さらには素人の怪しいレシピが跋扈したりもして。即座に健康を害する食事って、要するに食材が傷んでいるか、火が通っておらず生で食べたぐらいしかパターンないような気がする。意図的な毒物混入とかはもちろん別の話よ。だったら、その直接的な要因になる火力と加熱時間の目安ってわりと重要な筈ではないか。何かの冷凍餃子の作り方ガイドに「中火とはフライパンの底に火の先端が触れる程度の火力です」と書いてあるのを見た事がある。それ以外ではっきりと書いてあるのは見た記憶がない。家庭用ガスコンロの火力ってものによって差が大きいのかな?あるいはIH調理器だったら何Wで何分とか具体的に書けるだろうか?電子レンジとかオーブンの加熱時間ははっきりと書いてあるものが多い。機器でコントロールできるからだろう。ガスだってできなくはないのかもしれないが🤔

    これは元も子もないけどヤバイ状態かどうかって、「実際に少し食べてみて火が通っているか確認」で済む筈なんだ。まさか食べても判断がつかないなんて…なんて…。ありえる?ありえるならこれがヤバイめしの本質的な理由なんだろうか?セーフガードがバグってます。(おれ何回か同じ事言ってないか?)

    さらに、長期的に何度も食べるとなると「健康には問題ないかもしれないけどこれはさあ…」ってメンタルからやられて不和が生じてしまうこともあるのかなあって思いました。想像は付きますが、自分は作って頂いた飯が不味かったことがないので実感わかないです。自分のメシ、親のメシ、スーパーのメシ、飲食店のメシ、不味かったことが殆どない。給食はあったな。嫌いな食い物出てくることがありえるからか。参加したBBQのメシが不味かったこともある。みんなが参加しているなかで不味いとは言えないなあ…じゃあ嫁のメシもなあ、ってそこは話し合う余地あるよね。でも一回我慢しちゃうとあとから切り出しにくかったりして。だからって初手からお気持ちを高火力で煽っていくのも良作とも思えず。距離感と火加減難しいの話ですが、それでも

    ちゃんと非を通せば安心のはず。

    6点。


    著者が腕を振るう料理店は「賛否両論」というそうです。へえ。

  • ふでのゆくまま

    こころの声を繋ぐのが

    人通りのない暗がりを歩く冬の夜、少し前にスマホに食い入りながらの先行者。

    ほうから、声が聞こえてくる。ゲームの音でも漏れているのでしょう。広い道でもあったので、歩みを進めて抜かすと、その声の主がスマホの持ち主で戦慄する。心の声が漏れてるやないけ「うわー!」とか言ってるが、こっちがうわーだわクソ怖いい。

    冬にしか着ないコートの袖口が擦れてきた。ちょっと触っただけでもなんか薄くなったとわかる。冬にしか着ないだけではなく、スーツ姿の時にしか着ない。ここ数年の在宅勤務もあって、年に20回も袖を通さないんだけど、もう長く着てるもんな。流石に寿命というやつか。ああそうだ、東日本大震災の時にもこのコートを着て歩いたっけ。

    https://blog.mogari.jp/archives/1041

    人通りのわんさかな駅前通りを歩く冬の夜そこまで遅くも無い時間、少し前にスマホに食い入りながらの列を為す大人また大人と大人。雨でもない深夜でもない、タクシー待ちの行列が伸びているとは思えないのだがこれは一体―――。すると、列の近くの雑居ビルからキッズが大量に吐き出されてきた。ああ塾のお迎えか。小学校低学年ぐらいの歳から、こんな時間までお勉強とは恐れ入ることで。本当に率直に言うと、そんな生活をする子供時代なんて信じられないって思う。しかしそれでもキッズはキッズだ。「っぎゃあああああああ^^」と喚きながら走り回る快活さ。心の声が爆心地。はぁ元気さが眩しいねえひれ伏せひれ伏せ:;(∩´﹏`∩);:もう少し年上のきょうだい(何故か変換できない)だとお受験だったりして、この時期は親御さんもご苦労様でござ。

    当方はそんな苦労をせずに人生が終わることはほぼ確定。まけじと心の声を顔に出していきたくて顔ない😇😢

  • fuckyeahinternet,  しんみり

    !n memory of

    とある人物の訃報を目にした。面識はない。

    SNSとかいうものが世に出始めて、世の中にはいろんな人がいますねという当たり前の事がいっそう身近になったころ。その人物はITエンジニアの仲間たちとともにおり、その仲間たちとよく遊んだりしていたようだ。自ら住所を公開するなど理解しがたい行動も取っていた。大変にカロリーの高い文章力を持っていて、呆気に取られて読んだ。当時大人気だった企業に採用され、そこで働いていたようなのだが、東日本大震災の時に悪ふざけが過ぎて炎上、その後どうなったかは知れない。しかしこうして訃報が流れてくるほどには真っ当に社会の一員をしていたのだろうか。

    子供の頃、志村けん死亡説というのがあった。もちろん全くの出鱈目だった。氏の訃報についても信憑性に疑問も無くはないが、生存していると主張する人も見かけない。今なら当人、身内が生存を報告することで虚偽の主張を覆すのは容易い、と言いたいけど…AI技術のお陰様でまた怪しい事になっているのかもなあ。

    当時の記録はインターネット仕様によりいくつか読むことが可能だ。

    https://megalodon.jp/ref/2008-1120-1147-32/itkz.blogspot.com/2008/11/blog-post_7944.html

    どうよ、この…。口を開く勇気が出てこないだろう。

    世の中にはいろんな人がいますね。その全てに居るに至るまでの流れがありました。

    冬。

  • ふでのゆくまま

    それで、2024年は

    いつものように暮れて2025年が厳かに転がり込んできたのです。ここ数年は正月に仕事が入る事もなく、平和に年を越しております、尤も、正確には2024のうちに寝てしまう。初日の出をこの目で確かめるべく暗がりの中、お外にでるのでありました。この試みはときおり目論見通りとはならない。日の出前に帰宅してしまう愚鈍さ、今年もそんな事態になり、留守番で拗ねている2025を横目に寝てしまう。

    今年は都庁へ足を運んだ。非常に寒さは厳しく、滅多な事では身に着けないマフラーを首に巻いた。初詣のつもりなのだ。神仏に捧げるほどに清らかな祈りはもはや持ち合わせておらず、曰く、金が欲しい健康が欲しい不条理なラッキーが欲しい許しが欲しい煩悩も八百万抱えれば英雄なのだ。わははは。これが人の為ならば何かしら素直な心持ちで願をかけることもできるんだろうか。為政がうまくいきますように、とお祈りしてみた。

    外人がなにやら賑々しく闊歩している。飲み屋の前で髪の長い女が土下座している。ホームレスの住まいが都庁への道に連なっている。まさか襲われはしないだろうとは思うが、新年早々、という気持ちが勝り、地上の道を歩く。正月では無かったと思うが、アメリカ大使館のあたりを早朝あるいたら屈強な若い警官が配備されていてびびった。一方で都庁にはポリスメンの気配もない。ああ武闘派の事ム所はやはり気合が違う。あるいは我が国のおもてなしか。

    流石に歩きどおしで足腰がしんどくなってきた。服飾学校のビルがやはり目立っていていい塩梅だ。オフィスビルに仰々しく飾られる門松を横目で見るのが好きだ。竹の緑の鮮やかさに、あれは本物の竹なのかしらんと疑問が沸いてくる。老舗デパートの前で、法被姿の職人が梯子をかけて注連縄の準備をしているのを見かけた事がある。そうなると門松も本寸法のものだろう。

    独自言語と思しき盛大な歌声が聞こえてきた。うわおっかねえ。こっちへ近づいてくる感じがあったので足をはやめ、駅へ。若い頃に何度も立ったホーム。同じ場所に立つも、電車の時刻と行先案内の表示がほぼ見えない。じじいであらせられる。

    年に一回と決めている飲酒をする。スミノフアイスを一本。オロナミンCみたいにグビグビっと。そういや、ノンアルコールのチューハイをよく飲んだ。2024も麦茶と味なし炭酸水をガブガブと飲んだが、その次に多く飲んだのがノンアルチューハイかもしれない。特に麦茶の季節が終わってからは「よわない檸檬堂」と「のんある酒場 レモンサワー」どちらかの350mの缶を週に1本は飲んだかもしれない。箱買いしたらとめどなくいってしまいそうなのでやめた。体に良いものではないだろうし、良い判断だった。

    風呂に湯を張ってそのまま溢れさせる、スープを煮込んでいて焦げ付かせる、という事があったので、キッチンタイマーを買った。もちろんスマホにもタイマー機能がついていて、それを利用していたんだけどそこの操作もしてないからこんな事が起こる。さらなる予防策というやつで、今のところ役に立っている。2024年一番良い買い物だったかもしれない。

    「ベストバイ」って誰が最初に使ったんだろう。「マストバイ」というのも見かける。上記のキッチンタイマーの他には、ユニクロのフリースが安いのに暖かくてベスト候補だ。ググったらアメリカにbest buyという家電企業があった。Best by~で賞味期限の意味になる。消費期限はexpirationなのは知っていたけど、これは有用な学びであった。ベストスタディ2024候補…2024は終わったので2025の候補とする。…なんだそれ。思い付きで言ってるだけにしてもしょーもない。学びは全部ベストであれ。数が足りねえことが問題なのよ。

    2025も良い学びでやっていきましょう。できてないからこんななんです。