• どくしょかんそうぶん

    「ゆかいないきもの図鑑」と「図解 なんかへんな生きもの」を読んだ

    Amazonプライム無料枠で、kindleアプリで拝読。

    動物のユニークな蘊蓄が満載で、とてもお得感のあるイラスト書籍。 所々に挟まれるジョーク小ネタも面白い。 大人が読んでも驚くべきエピソードも多く、話のタネにもってこい…ただ、一般的には初めて聞く動物の名前も多いと思われ、肝心の動物の名前が思い出せないなんてことになると思う。…ま、そんな実用性の心配は兎も角、ぼさーっと風呂やトイレで読んだり、おやすみ前にオフトゥンの中で読むのによい。へー!すげー!っていう…なんでも驚いていた子供のころを思い出す。。。

    ところが、実際に小学生ぐらいの子供にはそこまでウケないと思う。確かにかわいい動物のイラスト集ではあるものの、これは添えられたエピソードがメインディッシュ。そのエピソードをいじるジョークと文体が、いかにもおとな向けなんだよね。漫画やmemeから拾ってきたと思しきネタとか多めなの。でも、逆にこういう本を楽しめる子供は賢い子というのが自分の考え方です。どうでしょうか。

    どうでしょうじゃねえよ。

    ウワーッ

  • ふでのゆくまま

    もっと強く叩いて

    以前、藤浪晋太郎投手の話題を書いた。制球に難があり、剛速球投手なのでデッドボールで大きな怪我を負いかねないと判断した相手チームは、その対策に比較的リスクの少ないと思われる左バッターばかりを揃えたという話。

    藤浪対策 

    その藤浪投手が一軍の試合に登場した。その結果がやっふーのニュースに載っていた。褒められるような結果ではなかったようだし、懸念されたデッドボールも二回。自分はこれといって野球ファンではないけれど、この件については今後も興味をもって追っかけるつもり(よーは単なる野次馬なんだけども)

    ルールに何か追加されることがあるのかどうか。どうせ悲劇的な事故が起きるまでは何も変わらない。そして実際に何かが起こり、また後手に回った結果おおごとになってしまった!と騒ぎになる。その責任?というか原因?を単に荒れ球の剛速球投手というだけで個人に負わせてしまうようなことが、由とされるようではそれもおかしくないか?えらい人たちは何をやっているのかと。でもだからってどうすんだよこれ。自分だったらどうするか、まったく正解がわからない。だからこそ、興味津々野次馬をしていくつもり。ポジティブな文脈にねじ込むなら、規格外の選手の登場や、プレーの発明でルールによるコントロールがされるパターンになるのかな。危険球一発退場だって最初は「あぶねーなあ」ぐらいで済ましてたかもしれないし。

    ブレーキとアクセルの踏み間違いだって、スマホ見ながら運転だって、「あぶねーなあ」で済ませていたんだ。

    スマホ見ながらの運転は厳罰化が進む一方で、自動運転技術も徐々に徐々に現実味を帯びつつあり、どうにか合理的な着地点をけんけんぱと飛びながら一息つける場所へ進んでいる感じがあり。一方で高齢者の事故に関しては昨今のドライブレコーダーやスマホの普及により、事故とは至らぬまでも危ない運転が多数ネット上でも見ることができる。幅が広めの歩道を爆走する軽乗用車を老齢のご婦人が運転している動画など、本気で恐ろしい。

    免許の更新をしたのだが、ビデオに免許返納制度についての場面もあった。返し渋る人もいるだろうけど、一度話し合ってくださいね、というような話だった…と思う。話し合いで済むのもあと何年だろう。免許更新ごとに実際の運転をするとか、何かテストをするとかいうような処置が一番交通安全の理に適っていると思う。自分のようなペーパードライバーでは、一定の割合で更新できなくなるような人も出てくるかね。自分も落ちそう。

    業務上過失致死傷とか言われるけど、この業務っていうのは仕事中という意味ではなく、日常的にその行為を行う人が守るべき基準とかそんな意味でありまして(詳しく知りたい人はググろう)「これは致し方ないですね」で許されるかどうかの基準が厳しくなるとか、だったかなあ…。免許をもって公道を車で走ろうってんならば、そら、てくてくと歩く以上に過失なくやっていただく必要がありますよ、と。そこに老人だからまあしょうがないよね、という発想には至りにくいと想像する。科学的というか医学的というか、生物の摂理で言うなら、何かを見落とすも間違うもしょうがないのだけど、結果自分に突撃してくる可能性があるわけだ。

    遺族の方が、事故を起こした運転者に厳罰を求める署名を行っているらしい。池袋の事故の件だけど、まだ何の判決も出てないよな?というかそもそも刑事告訴されたっけ??一体なんだこの署名活動??痛ましい事故だったのは理解するけど、みんなでお願いお願いと言って簡単に量刑が変わるようでは世も末なのか、はたまた何か新たなものごとの始まりなのか。まあ現状前者だわ。個人的には、プリウスが悪いってトヨタにデッドボール石つぶて投げる署名ならまだ納得がいく。でもそんなものならもう、投げられ続けている筈。ではここで自動運転でTOYOTAが一発逆転ホームラン打つようなことが…あるかなあ。自動運転に必要な技術のもろもろはまだ日本企業がトップ集団走っていると思ってるんですけどね。

    冷蔵庫を新調しようとしたら、配送は一週間先だと。長年お世話になった冷蔵庫様、最後の一週間は供養のつもりで何か特別なものでも冷蔵しようかしらん。財布とか。そしたら銀行のキャッシュカードとか残高一億倍にならねえかなー。

  • どくしょかんそうぶん

    「little forest 夏 秋」を観た

    若い女性が農作業をするお話。ときおり思い出小話を挟みながら、地方の山ん中のくらし。説明がしにくいが、造りとしては料理漫画に近い?バックグラウンド的な情報は作中でされるので、置いてけぼりな感じはない。ドキュメンタリーでもないので、ただ作業を追うだけでもなく。

    日本の田舎って、こういう景色。日本国の国土の比率でいうと、(もちろん領海を除いて)山と林がいっぱいあるけど、人が住んでいる田舎となると、山というよりは木の生えた小高い丘。その谷間谷間に農地があり、集落がある。道はそれなりに整備されていて、ずっとずっと山のほうに行くと、あるタイミングですうっと人家はなくなり、上り続ければ道の左右はいつしか崖や森になる。場所によっては冬には通れない。

    イカス商店だ。つげ義春の世界。「ジュスはわずか80円であります。」映画のレビューについてはこれ以上特に語るような事も無い。ちょっとストリートビューの世界でうろうろしていきなせ。