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毎年言わないと気が済まない
この季節が一番良い。梅雨になる前の、爽やかな青空が僅かばかり続く日々。他にそういう天気が続くことぐらいあるではないか、とは異なことを申される。GWがあるではないですか。まあ、今年は特に連休っぽいイベントなし。
とはいえずっと寝たりインターネッツしたりするわけもなく、初日午前にお出かけ。雨降っていたから傘持って出発、電車降りたら快晴とかそんな感じ。昼過ぎには戻って、午後からもう一ヵ所…というところで、気力が萎えて部屋の掃除など始める。
新しい”生活”になって一カ月過ぎた。起床時間、降りる駅、挨拶する相手も一緒で何も新しくはないのだが…。せめてこれが良い判断だったと思える積極的な材料が欲しい。今のところ無難に過ぎたなあという印象で、ネガティブな要素はまだ無くなり切ってはない。具体的に書けないけど書けないあたりの事情がネガティブなんだわ。あーあ。
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Radioheadの日本語ファンサイトが閉じていた
実は自分も似たようなことを、お粗末な中身ながらも10年ほどやっていた。既に閉じている。音楽自体にあまり興味を持てなくなり、何よりもSNS的なものの広がりによって、お手製で翻訳してニュースを載せたりする意味なんてほぼ無くなったのでありました。正直、やめるには良い口実ができたと思った。他にも似たようなサイトが閉じていったのを見ていた。中の人に会う機会もあったけど、やはり生活に時間的な余裕がなくなれば更新は難しいもんなのだなと。
前出のサイトは淡々と更新が続いていて凄いなと思っていたんだけど、流石に閉じてしまったようだ。長年お疲れ様でした。左様なら。このサイトは中の人の運営スタンスも好きでした。ってこういうのはサイトから連絡がつくうちにするもんだ。一年も遅れてしまった。
This machine will, will not communicate
These thoughts and the strain I am under
Be a world child, form a circle
Before we all go under
And fade out again and fade out again -
wordpressのドメインを変更する
メジャーなサーバとCMSということで、細かい動作パターンがいっぱいあり、参考になる情報なのかは怪しいですが、自分はちゃんとできましたので、ということで。設定画面の画像とかがないのはものぐさだからです。誠意とは。
要件:さくらのレンタルサーバーで稼働中のwordpressのドメインを変更したい。主な用途はブログ。wordpressはそのまま使い続ける。移行時にダウンタイムが数時間~数日程度発生しても問題なし。旧ドメインへのアクセスは、簡素な引っ越し通知のお知らせ表示+リダイレクト程度の対応でOK。その他ドメイン変更により必要な作業は、動作の確認が取れ次第、後追い対応でOK。旧ドメイン、新ドメインでもメール機能利用していないが、動かして問題なければ動かしておいてくれ。
現状:さくらのマルチドメイン機能で既に複数個ドメインを運用。SSL利用なし。wordpress以外に懸念事項なし。wordpressではデザインテンプレート以外はスパムブロックぐらいしかプラグインを入れていない。ドメインは他社サービスで取得済み。取得したドメインへのアクセスは問題ないのを確認済み。
作戦:今回の引っ越しは、大雑把に言えばさくらのマルチドメイン機能に新規ドメインを追加する作業になる。マルチドメインの設定を変えて、現在運用中のドメインのフォルダに、新規取得したドメインを割り当てれば、ドメイン変更が済みます。ただし、wordpressがそれで正常に動作しますか?というのが問題点。サーバに置いてあるファイルには何も変更加えないけど、結論から言うと正常動作しないです。
作業内容:先ずは念のため、wordpressのバックアップを取る。
さくらのレンタルサーバーのコントロールパネルで、マルチドメインの設定をする。引っ越し作業の前に、仮の設定を新規に追加して、新ドメインでアクセスできるか確認するため。具体的な方法はよそをググってくださいませ。追加が済んだら、動作確認用のhtmlファイルでも適当に置いておく。
先ずは、ドメインを取得しているサービスで、DNSのAレコードを設定し、さくらのサーバに向けるようにする。上記に書いたとおり、既に運用済みのものがあるので、それを参考にして設定を済ます。ドメインを取得したサービスのDNS設定でAレコードをさくらの設定でwhois情報など書き変わるのを確認したものの、ブラウザから新ドメインにアクセスできず。全然別の経路で新ドメインにアクセスしてもだめなので、DNSキャッシュとかの問題ではない。他のドメインの設定を参考に、MXやCNAMEなど追加したら、見れるようになった。そういうもんなの?勉強不足。動作確認用のhtmlへのアクセスOK。
これで、現在運用中のマルチドメインの設定と、新規に追加したマルチドメインの設定を交換すればドメインが変更される。交換というのは、コントロールパネルで設定している、マルチドメインに割り当てるフォルダのパスを、手動で交換するわけですね。「2. マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください」って書いてあるところの設定ですわ。
実際にマルチドメインの設定を交換する前にwordpressの動作を気にする必要があります。wordpressは動作させるURLの設定があるためそれを書き換えねばなりませんが、ドメインを変えてしまうとwordpressの設定を変えたくてもアクセスできなくなります。なので、先にwordpressの設定を変えます。現在運用中のwordpressにログインして、設定→一般から、「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を変更。自分は二つとも一緒だったので、新ドメインに変えるだけ。「変更を保存」ボタンを押すと、さっそくエラーになります。今さっき変えたばかりのドメインにリダイレクトして、404とかになると思います。
慌てずに、さくらでマルチドメインの設定交換を実施。即座には反映されないかもしれませんが、自分は10分後ぐらいに新ドメインでアクセスできるようになっていました。試しに新ドメインでwordpressにログインして、動作に問題ないことを確認。旧ドメインへアクセスしてみると、新ドメインの動作確認htmlが見れました。きっちり交換されています。あとは移転のお知らせとかを対応する。旧ドメインでアクセスすると、新ドメインのテストのときの動作確認htmlが表示されちゃったりしてるので、その辺も対応して、お終い。
一旦wordpressへのアクセスが出来なくなるからトリッキーな事をしているように見えるかもしれない。実際は新ドメイン取得OK確認→確認用の環境を用意してからレコード変更とマルチドメイン動作確認→マルチドメイン(実際はバーチャルホスト機能?)の設定変更でドメイン変更といたって古くからのセオリー通りでオーソドックスです。wordpressにプラグインがてんこ盛りとかになっていないところも簡単に済んだ要因かもしれない。そこでトラブルがあると結構大変かも。最近某お役所サイトで話題にもなった新URLへのリダイレクトとか検索サイトへのインデックスとかも、ちゃんと対応すると大変。htaceessで一発だろって?そら自分が扱う程度の規模のサイトならそうかもしんねーけどさ。
以上です。ご参考になれば幸いです。 はー真面目なこと書いた(ドヤァ
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「Grizzly Man」を観た
これはお勧め。具体的にネタバレしますが、10年以上も前のマイナーなドキュメンタリーだし良いよね?
環境保護に入れ込んでしまった人たち、そんな中でよく見かけるのがスラングで言えばイタイ人。ああいう人たちは、熱心さを超えて狂気を帯びてくるようなこともある。捕鯨船に薬品バケツぶん投げたとかなかったっけ。そういう一人の男性のドキュメンタリー。彼が言う、政府は敵だ俺こそがクマを守り愛する者だとかいうくだりで完全にドン・キホーテ的な。滑稽に映ってしまう。遠慮なく言えば不快感を覚えた。この反応のほうが多数だと思う。だってこれじゃあ…。
彼はいかにも話題になりそうな、皮肉の効いた事故で逝去する。さらりとその辺が語られると、まずはプロの方々の意見が実に適切に淡々と続く。単に”事故死”したというだけで、彼の行いが何もかも否定されるものではないだろう。全てが誤りだったとなるわけはない。それでも、彼の遺した映像から、徐々に聞くに堪えない狭窄した罵詈雑言とネガティブな感情が飛び出してくるにつれ、視聴者は彼を憐れむことが難しくなる。
しかし一方、動物たちに猫なで声で挨拶したりする。この声色変えて様子を伺うのが、もはや気色悪い。自撮りの映像に残すために何か、いわゆる「録れ高」を積み重ねている、という事情を鑑みても、どこか病んでいるなあと映る。当然ながら動物に挨拶など伝わってはいない。とは言え、まじめに取り組んでいるだけに、気恥ずかしい。彼はあろうことか、自然に手を加え始める。熊の餌が足りないと言えば川の流れを作りサケを呼び込もうとする。雨が少なければ神を罵る。これらの行為には不快に思う人も多かろう。
イライラを募らせながら、なんというか…人は分別を持つべきだと思えた。生き物とはわかり合えないし、神にもなれない。強くてかっこいいクマの友達になんてなれない。あんたはエサだ。彼の死後に識者から寄せられたコメントは如何にも、と納得できるものばかりだ。「彼は熊を毛皮の着ぐるみを着た人間として扱おうとした」「彼は人間と熊の、7000年間守られたテリトリーを踏み越えた」彼は自身に陶酔していたんだろう。
世界を変えるのはこういうタイプだという事はできる。偉大な科学者のエピソードなど拝読すれば、気が触れていると思われるようなものもある。結果、何かを為し得て、それで許されというか。彼もそんなところにいようとした。ところが彼の遺した映像の全てがこのドキュメンタリーで出てくるわけではないが、少なくともこのドキュメンタリーで引用されいる部分には、彼が具体的になにを為し得て熊(と狐)を守ったというのか、一切出てこない。人間相手ならただのストーカーだ。愛してる。友達だ。俺が守る。みんな敵だ。これで愛したと言えるのは、動物は彼に不平を言わないからではないのか。これじゃあ相手はジュースの自販機でもいっしょじゃないか。
例えば戦争映画や犯罪ドキュメントなどでは現れてこない、人間の魂に満ち満ちてはやがて穏やかに滴るダークサイドを、まざまざと見た心地になる。彼がああいうふうに死んだからこそ作品たり得る構成ではあるものの、良いドキュメントだ。しかし検死官の人眼力あるなー。彼だけ本職の俳優さんじゃないのか。
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ダメなところ
洗濯が終わって中身を引っ張りだしたらハンガーにつるされたTシャツが出てきた。なんと便利な。これがAI、叡智と慈愛のパロディ。
ハンガーが割れるとかなら兎も角、洗濯機本体が壊れたら洒落にならないし、よくぞ無事で出てきた。いくら俺でもハンガーに吊るしたまま放り込むことはない…と信じたい。物干し竿に吊るしていたのが、そのままスコンと蓋を開けた洗濯機に落ちたんだ。自分の洗濯物しかないから、うっかりなにかが紛れ込むなんて想定してない。洗濯始めにあたっては何のチェックもしていない。むしろ脱ぐときにだけど、スーツ姿で仕事していると、シャツの胸ぐらいしか気を付けるものはない。帰宅すれば財布とスマホはお決まりの場所に置く。
このお決まりの場所に置く、が出来ない性質。いろいろなものを手に取り、放し、いろいろやっていると、必ず何かがどこかに放置される。これはマズイというのは流石に分かっているので気を付けてはいるが、気を付ける必要も薄い自室ではよくやらかすんだ。歩いて十歩の生活空間のどこにスマホは旅立ったのか。あまりうろうろしていると踏んでしまったりしないか。
スーツから脱ぐときには特定の場所に一旦置く、が身についたつもりでいる。鍵を開ける、部屋に入る、靴を脱ぐ、アレはここに、アレはここに、部屋着に着替える。しかし休日に着替え工程をすっ飛ばしてガサツな料理と部屋掃除などしている時は、その最後のタスクはスマホ探しになることすらある。
だったらハンガーごと洗濯機に放り込むぐらいやるんじゃないですかー?
自分など信じるに値しない。そう思うようになってから、このテのやらかしは減った。ところがこんなことが起こって動転してブログに書いた。まあ良く失火もせずに暮らしている。車の運転は東京に住んでいる間はまあしないのでご安心。