• ふでのゆくまま

    ざっきぃ

    中国の火星探査船が着陸にトライするとのこと。ロケットは地球に落ちてきましたけど、今回はどうでしょう。で、着陸後に展開されるであろう地上車両の名前が、「祝融」なんだそう。お、三国志に出てくるあれか。横山光輝三国志では気の強い武闘派の夫人として描かれていた。きっと、アメリカの機器を破壊する機能が付いていることだろう。宇宙戦争のはじまりはじまり。ググったら、そもそも祝融というのは中国神話の火の神さまなんですって。それは知らなんだ。→成功したってさ。

    火星の持ち主は誰か、というもめ事がいつか始まるだろう。火星でドンパチという事も当然起こりえるとしても、その途上、地球から火星への道すがらドンパチになるに決まっている。だったら自然な流れで地球でも…面倒くさい話でございますね。戦争したい人々は火星でどうぞ、となれば地球は平和になるかね。

    月はどうなったのだろう。豊富な資源がどうとかいう夢のような話がもあったと思うんだけどな。月へ頻繁に行っているという話もなく、そのせいだろうか、「実は月面に到達してないのではないか?」という噂話が広がったりもした。ざっくりググってみたりしたところ、それなりに月面開発は検討されてるっぽい。住居になるにはさらにもうちょっと先だろう。でも、月か火星かまた別の場所か、いつか地球の外に居を構える。そんときは地球はもうダメとかいうネガティブなモチベーションに違いない。そうしていつか、地球外の人民が独立を求めて争うなんてことも、現実になるんだろうか。そんな映画もどっかにありそう。そもそもが、火星に人間が着いたとして、その人物の出身国の領土としますって言いだしたらどう始末をつけるんだ。なんなら最初から独立したりして。アメリカ産のロボットがあるからアメリカだ、って言いだすことだってあり得ると思ってしまう。愛と平和は地球育ちの戯言。虚数に閉じているのはnovaのほうだったのだよ。

    「武光侍」という漫画を読んだ。マンガ日本昔話の画風で、すこし牧歌的な大江戸北斗の拳という作品だった。例えでボケるにしても古いからおっさんは。こう…何か生まれにいわくがある人物が、さいつよの的に襲われて剣でやりあう、みたいなよくある話。北斗の拳よりは情緒がある。

    ゴルゴ13もぼちぼち読んでいる。今まで読んだことなさそうなエピソードが載っている…と思われるものを買っているが。しかし、単行本一冊に大体三話載っているうちの一話は確実に読んだことがあるものだった。なんか損してない?高い買い物している感が拭えない。今は40~60巻ぐらいからピックアップして何巻か読んでいるが、作中に「ジャップ」「物真似猿のイエロー」といったセリフが堂々と出てくるのが面白くてちょっとにやついてしまう。今では戦争ゲームにまでポリコレ祭りが始まる時代だと言いますものね。地球の戯言をゲーム世界に持ち込むのではない。

    宇宙の果てや歴史を探る一方で、まだ深海には謎が残るとはよく言われること。深海のあれこれのほうが変な生き物が出てきたりして動画見たりするのも楽しい。宇宙にふわふわ常設している施設で住人もいるのに、深海にはまだ到達だけで難儀しているというのも変な話かもしれないが、予算とか政治パワーの違いで説明がつくなら、個人的には逆に納得できる。どこかに海のある惑星があり、生き物がいたら、やっぱり深海には異形の生き物がいるだろうか。地球の戯言。

  • ふでのゆくまま

    かいぶんぶいか

    なんとなしに動画ニュースを眺めていたら、小学生が回文を作ってなにか工作するという内容のニュースで…その動画のコメントに回文が並んでいて、面白いものがあった。「はるな愛アナル派」「ダメ男子モテ期が来ても死んだ目だ」「イタリアでもホモでありたい」やりよるな。特に「ダメ男子モテ期が来ても死んだ目だ」などは見事に五七五だ。

    ながーーーい回文、詩歌として意味がある回文なども見事なものだと思う。でも面白さとなれば、このような短く、下らないものに分がある。長い回文はどこかに無理があるから不自然なことが多いが、これらは自然だ。とはいえ、流石に個人の名前を使うのはどうなんだと思うけど…。「モテ期」とか、新しい言葉で生み出されたものには目を引かれる。回文遊びなんて小学生以来やってないから、ポピュラーと思われるもので自分が知らないの沢山ありそう。そら当然そうなるんだろうなあ。ここのところの流行り言葉だと、「5G」(ごじい)とかどうだろうか。いろいろ弄っていると、こんなのが出来たぞ。「三連鎖は5Gの維持ご破算連鎖」こういう、ただ繋げただけでは実用感のある日本語表現にならないのでダメだ。

    やはり日本語としてvalidというところはある程度当然として、実際に使いどころがありそうだ、というセンテンスが優れた回文だと思う。実際に口にする文章、街角の看板で見かけたりしそうなもの。感嘆符や鍵かっこなんかを使って無理やり文字数をのばすのは、如何なものだろうか。数十文字ぐらいになるとすげーーーとは思いますけど。思いはしますけど、ね。

    という流れでもあって、いくつか回文の作例をネットで眺めて遊んでいた。そこで一つ、ユニークなものがあった。普通の文章を書いて、続けてただ逆順に文字を並べただけという知力0武力11の呂布みたいな回文だ。これはさすがに草。むしろ怪文かwwwwやかましいわwwww

    例えばこれが回文になっているという主張をするわけで、ケワルス王予知ゆしう、意図るいてっなにんぶいかガレコ映えとた。

    完全に悪ふざけの域だけど、出鱈目な文字列が、平仮名と片仮名と漢字が並列することで、文章として成立する余地がぎりぎり存在する。言い換えれば、回文の本質、意味のある文章を目指すという手順をすっ飛ばすことで、ランダムな文字列に平仮名と片仮名と漢字を当てはめて意味を生み出す遊びが追加されたわけだ。 遊びというほど面白みはないか。出オチ的な。さっき個人の名前はどうなのとか文句言ってなかったか俺。

    現代的な日本語文章には、モテ期とか5Gとか、略語外来語がゴリゴリに挿入されている。一般化したテクニカルタームとかMEMEの類まで入れると、もぅまぢ何でもありっぽさみが深い。関西弁江戸言葉古語などさらなり。先に作っておいてから無理やり流行らせる電通スキームまで導入すれば事象の輪廻を超えてyyyy。諸人よケワルス王が100日かけてワニを嬲り殺しにする小説を書くのだ!絵心のある諸君はガレコ映えを。

  • えさのじかんだ

    めし短観

    「おさかなでPASTA さばの塩レモンソース」つうパスタソースを食った。はごろも謹製。サバはほろほろ崩れる切れ端だった。加工するマシーンを掃除したカスみたいなもん。でもこのぐらいの主張の弱い魚の死体が丁度良い感じだ。魚の感じが希薄。そこが案外、万人受けする味だと思うがどうだろか。生のピーマンを薄く切って乗せたらよさそう。さんま、まぐろと同じシリーズの商品があるけど、手を出すつもりはなっしん。

    醤油はどんなの使っておりますかねみなさま。自分はあの、軽く押すとちゅ~~~って出てくる容器のやつを使っている。一般的になったと思う。自分が35歳ぐらいの時にはもう広まっていた気がする。それ以前は、どこのご家庭でもペットボトルの醤油の中身を醤油さしに入れ替えて使っていた。自分はもう十年ほど使ってない。確か数年前に故郷に帰った時も、醤油さしを使ってなかった。醤油さしはこのままご家庭から無くなるんだろうか。

    久しぶりにベーコンをカリカリに焼いて食った。んで、余ったベーコンを、そのまま一枚口に放り込んでしまう。あそれ、もう一枚っ♪もういっちまいっ♪斯様に全部なくなるまでつまみぐいしがちで、それゆえにハムとベーコンは滅多に買わねえと決めている。でもね、たまに食うと一番美味い肉はベーコンに相違ないと思ってしまう。化合物まみれの安物つまんでいるだけなのに。高級な、ちゃんとした燻製のベーコンはどんな味わいなんだろう。最近は自分で作るような人たちもいるらしいけど、自分は面倒なので作らないに決まっている。それでもちょっと興味が出てググってみたら、「二週間塩漬け」「燻製六時間」とか書いてあってまあ無理だこんなの阿呆のソリューションだ。

    安売りされてる冷凍のシーフードミックスは案外賞味期限が短い。その使い道はほぼ100%シーフードカレーなんだけど、何か他の物を作ってみようか。かき揚げとかうまそうだけど、天ぷらなんて年に一度だ。八宝菜あたりが良い落としどころだと思うけどね、何かこう他の…。いつものように答えをネットに求めると、ニンニクをバキバキに効かした炒め物とか、海鮮チャーハンとかパスタとか、おなじみのものばかり。だからってパエリアなんて作るわけないしなーと眺めておりますと、ポテトサラダですってよ奥さん。そのうちやってみるか。しかしジャガイモも買うのもそれこそ年に一度だな。またいずれ~。

    https://oceans-nadia.com/user/23165/recipe/182421

    ほうれん草のカレーを作る気はしないが、たまたま消費が巡り合ったのでほうれん草のおひたしにカレーを温めてかけて食べた。美味しくはなさそうだったので、一口ぶんだけにする智慧こそ霊長類の誇り、はたして実際、美味しくはなかった。小松菜だったら試そうと思わないわけで、あゝめぐり逢ひ。

    暑いんで冷やし中華が食いたくなった。自分が思いつきで作ると、具材の用意も海苔ぐらいしかない、ジャンクフードだ。冷やし中華は氷ごと盛り付ける。終盤、溶けた氷で薄くなったつゆをずびびびびびってすするのが抜群に美味いのだ。

  • ふでのゆくまま

    ざっき

    asicsの靴なんて小学生の頃以来じゃなかろうか。過去の人生でスポーツ用品揃えるような必要がほぼなかったので、このテのメーカは縁が薄い。ネットでえいやとお買い上げしたが、割と満足のいく商品で良かった。

    ボディーブラシを新調した。S字のフックを介して手すりにぶら下げるわけだが、S字とブラシを繋ぐ紐一本がない。こういうもの、持ってない。輪ゴムで急場をしのいだ。泡にまみれたりお湯に晒したりして大丈夫か?壊れて捨ててしまったヘッドセットのコードでも取っておけば良かったのか。…なんのことはない、これから捨てる先代のボディブラシをぶら下げている紐を使いまわせばよかった。尤も、この紐にしたってコンピューターパーツを買った時にゴミとなるべきだった「ねじりっこ」だ。みんな何を使ってるの?雑誌捨てる時なんかの、ビニールひもか?

    安物のカツオのタタキを買い、タレがついてないと気づく。大蒜も買い忘れたのだが、チューブのおろし大蒜があったので代用して頂くも、このおろし大蒜がまた美味しくない。結果として不満の残るめしになったが、だからってポン酢常備する気にもなれず。チューブの生姜も美味しくないと愚痴を書いた記憶がある。チューブのワサビってどうなんだろう、たぶん生ワサビなんて頂いたことが無いと思われるので、比較のしやうもなく。

    連休に入る前、クリーニングにスーツを出しに行ったら受け取りは一か月後などと言われ、絶句しているとお急ぎなら10日ほどで~ということにして頂いた。込み合う時期だとはわかっているが、そんなになるとは思わなかったのでさすがにどうするかわからずフリーズしてしまった。自分ではもはや覚えてないが、きっと「おーあーそのーえーと」みたいなリアクションをしたに相違ないのだ。

    いわゆるバスマットをやめて、バスタオルを数枚買い足してだらしなく床に伸ばすスタイルにした。んで、毎日のように交換することに。バスマットにすると二枚しかないし、洗濯ネットにぎゅうぎゅう詰め込んで洗うのもだるいんですもの。衛生的で良いと思うので今後もこちらで。バスマットは捨ててしまおうかな…。

    除湿剤を交換。湿気を吸うとタプタプになるあれ。部屋の隅にチマっとおいている。衣類を入れている箱の中には、ホッカイロみたいなパックのやつが放り込まれているが、こちらも交換。

    梅雨がくる。その前に竜巻とか雷とか、年々ハードコア空模様。教会から讃美歌が漏れ聞こえてきた。あれは砂漠の民の宗教云々とか、読んだ記憶があるが細かい内容覚えていない。

    夕立みたいな雨のあと、新調した靴でお出かけ。

  • どくしょかんそうぶん

    「ビルマの竪琴」を観た

    本作にはいくつかバージョンがあるらしいが、自分が観たものはクレジット表記によれば総集編とのことで、1956年のバージョン。中井貴一が主演だとばかり思いこんでいたが、それは後年の別バージョンのようだ。

    実に美しい物語。仏僧が肩にインコを載せて竪琴を弾くというのも、今風に言えばとても映え。1956年なら、実際に戦地を体験をした人が、本作を観ただろう。その心境は如何ばかりか。戦禍を生き抜いて本土に帰ってきた人々にはどのように映っただろうか。作中のようにゴロゴロと転がる戦友の亡骸を横目に帰還した人もおるだろう。

    私が弔わねばならんのだ、という決意は凛として美しいようでもあり、また一方では破れかぶれにも思える。メシア気取りのサイコ野郎。しみじみと感傷的にしているものは、やっぱり歌なのだろう。ただただ、祖国を思い出すための歌声。これがもしブラックメタルとかだと亡骸にアヘン振りまいてつるして焼いたれ、みたいな。ラップなら英国への批判をぶちまけ、”観客”を扇動。鬼畜米英何するものぞの精神は東南アジアの独立の気運を奮い立たせ、史実、世界地図を塗り替えることとなったのである!!

    ビルマのもめごと

    しかし捕虜があんな呑気にしていられたものかね?あの面々が苛烈な環境に置かれているのであれば、こんな「良い話」の作品となるのかは、疑わしい。観ているほうは水島はうまく逃げたなあ、という印象になり、何が弔いだボケという…。でもまあ、そこをどうこう言う作品ではございません。名作でございました。