どくしょかんそうぶん

「アリス」を観た

もちりんAmazonプライムにて。アリスと言ったらそりゃあalice in chainsというわけですが、本作はたまたま目にしたので視聴しました。alice in chainsについてはググりましょう。三本足はディスクユニオンで買いました。

そのスジでは高名な方が監督をされたという作品ですが、そもそもが「鏡の国のアリス」のストーリーを知らないのであって、何が出てきても「ほう」「ふむ」「むむ」という感想で過ぎていく。本作の主役の女の子は10歳に満たないぐらいに見える。「鏡の国のアリス」の主人公ってもっと大人というか、青春臭い年ごろのイメージがあった。そういやあの卵みたいな紳士出てこなかったなって思って調べたら、本作に登場してしかるべきキャラクターだったようなのだが。出てきたっけ?

「夢物語」という言葉そのものを体現した作品と思うのだけど、天国を否定するかのようなくすんだ色の不愉快さ、悪夢と言えるほどの狭い画面の気色悪さ。ものごとが滅茶苦茶だから楽しいという感じもあまりなくて、本作は「エクソシスト」のパロディだって言われても信じるね、俺は。信じません。

—-「子供たちが本物の夢を見ている間に、大人どもは悪夢を見る」

とあるミュージシャンは言いました。本物の夢とはこんなものなのでしょうか。でも、大人どもは悪夢を見るというのにには一点の疑いもない真実だと学びましたよね、みなさんも。もぅまぢむリ。首ちょんぎろ…。アリチェンとかマニックスとか言ってるおっさんが見る映画じゃねえよって思った貴方はナカーマ。

ところで、本作に続いて「片桐はいり4倍速」というのも視聴しかけたのですが、電車で見ながら寝落ち、見直す気にもならなかったのでここにそれだけ書いておしまい。こっちのほうがまぢ無理。

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