ふでのゆくまま

ざっき

春先だったと思う。電車に乗って渋谷へ向かっていた。井の頭線だったと思う。休日の午前とはいえ、渋谷へと向かう人々はわりと多く、席はぴっしり埋まっていた。隣には50ぐらいの婦人が座っており、何度かくしゃみをした。ティッシュを取り出す婦人。ふびびびと鼻をかむ婦人。鮮血に染まるティッええええええええええええええええええええええええええええええええ。思わず婦人の手元を見ると、「アルカリ性・・・」と見えた。リトマス試験紙的な機能がついたティッシュか。何と紛らわしい。

しからばこのおじさまのマスクが赤く染まっているのもそんなものかなと思いながら、ちらちら見ていたら、反対側の女子が声をかけると事態に気付き、おじさまは慌てて降りていった。普通に鼻血だったっぽいが大丈夫だったかしら。

めっきり寒い。忙しさにかまかけていたら冬服の用意がまだだぜー。

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