どくしょかんそうぶん

「ソウル・パワー」を観た

ミソンバ!!

察しがついた人は同世代ですね。おこんばんわ。本作はとある音楽イベントに同行した、ドキュメンタリータッチの作品。ロードムービー的な?Amazonプライムの紹介文によると、こんな概要だ。

モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの世紀の一戦 “キンシャサの奇跡” を前に開催された世界最強のブラック・ミュージックの祭典「ザイール’74」。

この音楽イベントよりも先に、ボクシングのほうに興味が向いてしまうが…さておいて。全体の半分ぐらいがライブシーン。ステージ上だけではなく、時に街中の雑踏など。70年代画質もあって、とにかくその熱気の伝わり方が半端ない。この熱気、これがいわゆる「時代の空気」と呼ばれるものなんだろう。その日その時、音楽の鳴っている間だけだったかもしれなくとも、この空気が時代であり歴史なんだと、誇らしく振り返ることが出来れば—-。また、モハメド・アリが公然と黒人への差別について苛烈な言葉で不満を述べるシーンも収められている。これも時代であり、歴史なんだろうな。

ちなみに本作は、この当時の音楽が好きな人にはなかなか貴重な映像であるらしい。

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