殯、

「夜逃げ屋日記」を読んだ

漫画家(志望)の著者が夜逃げ業者を取材…のつもりだったのに、従業員として働くことになったという体験もの。大変に面白いです。現在も作品は進行中なので今後もいろいろあるのでしょう。

夜逃げ屋日記 Amazon

夜逃げってなんだろう。要するにいろんな理由で身を隠すということなんだろうけど、その理由によって逃亡だったりバックレだったり避難だったりするんだろう。その時お役所の手続きはどうすんだろう。上記の理由から、住まいが知れては困る事が殆どだろうわけだから、転出届みたいなもんは出さないんだろうか。だったら行方不明の人物になる。新しい入居先だって法に適った住まいにならないんじゃないの。幾ら何でもみんながそうやって夜逃げしているとは思えないので、役所とかには知らせるんだろうか。そういうのって結局バレたりしないのかね。…というあたりにはやっぱり専門業者のノウハウがあるらしい。流石。作中に登場する夜逃げ屋、「夜逃げ屋TSC」はこちらのリンクから

https://soudan24.info

「夜逃げ」といえど本書を読んだ感じは傍から見れば「急いで引っ越す」というぐらいの事なんだな。文字通り闇夜に紛れて近所にも気づかれないうちに引っ越すようなイメージがあった。勿論、当事者を守る意味合いもあるだろうから書籍の内容が100%実際のケースを反映している事は無いと思うけど…。それでも、あくまで「逃げ」という所に主眼があり、その内情が実に様々。んで逃げていくのはみんな普通の人々だ。

日頃、住宅街を良く散歩する。季節と時間帯によっては生活音が外に漏れてくる。楽器を弾いていたり、キッズがぎゃいぎゃい騒いでいたりする。そのどこかに、本書みたいに逃げねばならないような家庭があったりするのだと思うと、世の中しんどいっすね。少し忍び足になる。

自分もこういう事態のオレオレシミュレーションぐらいしておいたほうが良いのかな。部屋の整頓をするときに「明日までに引っ越し終わらせる必要がある」みたいな設定で取り組んでみる事がある。あるけど、ま、考えてみた、って程度で、本格的にはやらない。この箱だけ持っていけば何とかなる!みたいな状態にはならない。それを一度ためしてみようかしら。両手で抱えて運べる箱一つに、人生は詰め込めるでしょうかー。

本来はゴルゴみたいにシェルターを自前で用意する、みたいなのが正解なのかもね。はーお金で買える人生。

余談ばかりだな。今後も本作が面白い事期待します。

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