• えさのじかんだ

    めし短観2022年11月

    コンビニで幕の内っぽいお弁当とプラスチック容器に入った小鉢と紙パックの野菜ジュース買ったらお会計が1000円超えた。はっ?確かに値段は一切見なかったけども。おべんとうこれで600円か。そして小鉢280円て。以前、オフィス街で昼飯時にうろうろしているお弁当を買う機会があった。あれ500円で美味かった。何店舗か露店を出しているようなイメージ。競争が激しいのだろう、インスタントのみそ汁が当然のようにおまけされて、大盛りとかサラダ付きとかサービスも良かった。…当然イマイチなものも、あったりはしたけれども。

    今年も鍋。去年は鍋の元スープをいろんな種類使ったので、今年はどんなのあるかなと棚の商品をしげしげ眺めてみたが、変わったという印象はなく。無難なもの一つ二つお買い上げ。刺身売り場に妙にブリの切り身が並んでると思ったが…もしかして鰤のしゃぶしゃぶってまだ流行ってるの?

    先月、ライフのプレミアムキムチ美味しくないと書いた。ネットを徘徊していたら、たまたまキムチ関連の話があり、韓国のキムチは日本のより味が薄いというやり取りがあった。ん~。そういうもんらしい。これは良くある話だと思うのですが、日本人に評判の良い料理は、日本人向けの味付け調整がされている。キムチもそのようだ。海外で人気の寿司とか日本人が食べたらどうなるんだろうね。

    コンビニの手巻おにぎりには必ず納豆がある。あるからには、売れるんだろう。自分も食べるなら納豆一択。そして、ネギトロ巻きなんかは食べる気にならないが、こういう独りよがりメシれぽをブログに書き始めると、つい手が伸びるというものです。食ったろやないか体感を感じに行くスタイル。ミニストップのネギトロ巻きを食べたけど、本当に美味しくないので逆に安心してしまった。シンプルな美味しくなさ。材料欄をチラッと見たが、いちおう「まぐろ」の文字はあった。

    日本ハムのnatumeatなるブランドの、大豆ミートボールを食う。うまい。やはりソースの味付けが強烈に濃いので、肉っぽいとかどうかは最早たいした着眼点でもなく。各社の商品はその辺のレベルをもうクリアしているんだなという印象。勿論、自分でひき肉買ってきて団子を作れば全然違うものにはなるんだけども。このブランドにはウィンナーもある。あの皮のパリっとした感じ出てるんだろうか。どこかで見かけたら食ってみたいもんだ。

    https://www.nipponham.co.jp/natumeat/

  • fuckyeahinternet

    2022年のインターネット

    今年もタイトル負け甚だしくしょぼいエントリですがお付き合いください。

    2022年はどう考えてもロシアとウクライナの戦争が一番のトピックでしょう。インターネット上に軍事系の情報は以前からあふれていますが、昨今は映像も豊富にあるので悲惨なものから楽し気なものまで沢山。今回の戦争で言えば、ウクライナ側のドローンからの映像が自分の目には新しかった。いわゆる情報収集用というか映像記録用というか、やや離れた場所からの鳥観図的な映像もとても興味深いのですが、もっとすごいのは爆弾をぴゅ~と真上から投下するもの。塹壕の中の人間に直撃とかしてました。これが例えば水の入ったペットボトルでも怪我しそうなものです。当然、あたったほうは無事ではすまないんだろうなあと。真上からでは塹壕で防ぎようもない。どうしても世間はウクライナに肩入れしがちかと思います。実際に非難されるべきはロシアなのは明白なのですが、だからってこんなことが実際に行われてるというのは、ただただ、恐ろしいという印象です。ウクライナ頑張れ、とは言える。でもこういう映像とか、なんならもっとハードな死体映像なんかを目にすると、ロシアの兵隊だって同じ人間だよなと同情してしまう。ウクライナの反撃がロシア国内へ行われたというニュースもありました。今後に禍根を残さない形での解決はあるんでしょうか…。

    W杯で日本が良い戦いをしたのも大きなニュースではあります。abemaがネットで全試合中継すると発表し、大きな話題になりました。逆に今までなんでやらなかったんだと思いますが…ビジネス的な事情なのだと推測します。今回は一部視聴制限が発生したと報じられました。Mリーグや将棋のタイトル戦なんかで日常的に100万ちかい視聴者数が表示されていたりしますが、今回は2000万ほどの接続があったらしいです。すっごい。

    ツイッターの買収もありました。ありましたが…今のところ何が変わったというほど変わった感じはしません。認証バッジとやらもお金で買えるようになって「私はツイッターの犬です」と宣言しているが如くに間抜けな感じがあり。特に公的な機関などのアカウントが偽物ではないことを示す方法はなにかしら必要だとは思います。イベントごとなどの一時的に大きな需要があるものやローカルビジネスのアカウントの場合はどうしたらいいんですかね。というか現状どうしてんの。

    AI君の進歩も半端ではないです。googleのエンジニアがAIが感情を持ったと主張して揉めたというのは拙ブログでも書きました。感情や理性を持つかという問題は兎も角、問い合わせに対する受け答えのレベルはSF映画などのイメージに追いつき追い越しそう。〇〇の問題点について述べよ、みたいな問い合わせにもちゃんと答えます。(現状では錯誤も多いらしい。飛んでもない嘘情報も真っ当な論調でぶっこんでくる)このままだと自分の職務は3年後にはきっと存在しないと思うがどうしたものでしょうね。

    以下、この一年気になった話題を並べて今年もおわり。

    人権がない

    プロゲーマーが配信中に問題発言をぶっ放してチームから契約解除された。ワードが強烈過ぎてニュース見たときにわが目を疑ったんですけど、きっとスラング的なものを公に発言したら受け入れられなかったパターン。そりゃあそうなるよね、という感想。一般的な会社でも社員がやらかすと解雇されます。こういうプロはスポンサーとプレイヤーがお互いに顔を立てあって成り立つ面もあると思うし、企業が背を向けるような発言・行動はまずNGなんだろう。今回の発言がセーフになる業界もなさそう。ただゲームが上手で戦績の良いだけではだめだということで、当たり前で真っ当な方向性だと思います。ファンはがっかりでしょうけど。 

    https://cyclops-osaka.jp/news/2022/1646.php

    生娘シャブ漬け戦略

    吉N家の常務取締役であった伊東正明氏が、早稲田大学の社会人向け講座でぶっ放した失言。ワードが強烈過ぎてニュース見たときにわが目を疑ったんですけど、きっと社内ではウケていたものを公に発言したら受け入れられなかったパターン、というのは根拠のない妄想です。流石に解任された模様。 

    橋本崇載氏 

    突然棋士を引退し、実子誘拐の被害にあったと主張して裁判がどうのと騒動の絶えなかった橋本氏。今年11月に将棋連盟を退会して、現役引退した棋士から一般人にクラスチェンジ。その後、ツイッターで元家族の個人情報を晒して害意を表明、世間にたいする無差別テロまで示唆する発言をするという、とんでもない暴挙に出た。アカウント消失、現状どうなっているか不明。シンプルに怖い。どういうことなの。

    starlink

    日本でもサービス開始。まずは東日本だったのが、ほどなくして全国展開された。勢いのある経営者の企業っぽさ。ただ、自分の認識では日本はもともと通信インフラの質がとても良い。starlinkが割って入るほどの需要あるな?お値段も思ったよりは安いけど、既存のプロバイターと比べるととても高い。wifiが無いような場所でもどこでも使いたいという需要は実際はありそうだけど、個人ではどうだろうなあ。

    顧客が本当に必要だったもの

    ネットミームとしてあまりに有名なあの画像が発見されたというツイート。

    賑わい

    ライブの照明スタッフ?がステージ上で指示を出したら、観客が真似をしだした

    アメリカンドリーム

    良い企画。大企業の経営者が身元を隠してゼロからビジネスしてみようという話。やらせなら簡単な話なので、訝しんでしまうのはインターネッツやりすぎた末路か小賢しさか。

    Unreal Engine 5

    映像作成・処理技術はずっと進歩し続けていると思う。その成果物が光学的な模写と見分けがつかないぐらいになったら、次の進歩はどこだろう。処理速度とかデータの軽さとか動かした時の堅牢さとか?もちろんお値段もある。既存の技術やサービスとの親和性みたいなものも。

    テクノハウスの戦い 

    ウクライナ侵攻してきたロシア兵が、何故かビルのドアを一人で襲撃し、突破ならずに撤退する様子が現地取材中のジャーナリストによって録画され、公開された。たちまちネットミームになった。音楽のライブハウスではなく、家電のお店らしい。単なる面白動画というわけでもなく、ロシア兵が民間施設を襲撃した証左の一つと捉えられ、関心度は高い[要出典]

    タケノコーン

    工事現場にカラーコーンとポールで作業区域か何かを作ろうとしたところ、たまたまタケノコが生えていたのでそこにポールを載せて運用したというもの。志半ばにして往生し、辞世の句と戒名まで与えられた。令和の落語である。

    阿武町4630万円横領事件

    振込ミスにより新型コロナウイルスの給付金4630万円が個人の口座に。受け取った当人がなんとそのまま横領したという事件。本人はそのままギャンブルに浪費したと釈明をしたが、その発言に嫌疑がかかる。その後、決済代行業者から返金があり、刑事上の罪に問われるかで悶着。まだ判決出てないっぽいぞー。

    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312538

    短きもの

    たまに目にする、信じられないぐらい短いソースコードでプログラムを動かす試みというトピック。関数の計算結果をいろんなパラメータに使いまわすっつうのは何となくわかるんだけどね~。

    https://observablehq.com/@darabos/decoding-a-city-in-a-bottle

    ナマ鶏肉

    生肉を食う事に抵抗ない人ってどういう経緯でそういう認識になるんだろうと不思議になる。特殊な環境と特殊な調理法ならワンチャン?自分はローストビーフぐらいで限界。

    電話にでんわ

    「北海道新聞では1日夕刊から、電話番号を示す「黒電話マーク」を使用しないことになりました。何のマークか分からない人が増えたことなどが理由です。」

    誤BAN

    discordでプロフィール画像を変えるとIPban食らうという、強烈なバグが発生した模様。リンク先はそれ解決した、というレポート。

    https://discordstatus.com/incidents/lyzchywwtp6p

    AU通信障害

    金曜の夜更けに障害が発生して、翌日の昼でも全然復旧せず。街のAUショップに高齢者が行列を作ったらしい。ネットワーク側の障害って言うても通じないだろうし、文句は言うだろうし、現場は大変だ。wifiだってなにそれ?みたいなユーザーはいるだろう。一般ユーザは複数回線の契約なんて普通しないだろうし。市井の人は兎も角、クロネコのあの業務端末なんかにも影響があったらしい。ああいう専用の業務機器でも障害が起こるとなれば自体はさらに大変と。

    その他動画コンテンツなど

    なにこれwww

    リーチ国士13面。岡田選手の元カレである白鳥選手のツイッターに「元カノ13面待ち」とコメントした日高藍子に2022シーズンMVP送りたい。

    楽しいインターネット

    命がけの趣味。当人はこの後生還されています。

    レトロゲームの「妖怪道中記」隠しコマンドの謎。開発者まで巻き込んでの大規模解読作業。

    雨の鈴鹿サーキット

    2022年優勝はこちら。極夜明けの美しい世界。

    良いお年を。

  • どくしょかんそうぶん

    「不浄を拭うひと」を読んだ

    「特殊清掃」という圧の強い言葉を、初めて目にしたのはいつだったか。

    いわゆる孤独死になじみの深い暮らしをしている自分は、いつかお世話になるかもな~なんて縁起でもない想像をすることもある。本当にある。ググって業者を探したりもした。うーん、予約は受け付けていないようだった。自分の亡骸処理を依頼することはない…普通は。普通はね…。昨今は、そういう孤独死現場に対応する清掃業者のyoutubeチャンネルもある。見たことない人はどんな内容なんだろうか?と想像するだろう。もちろん、あなたの想像通りに、どす黒い人間型のシミを清掃したりする。さて。本作はそういう業務に従事する人の話。ゆるやかな画風のようだが、人間のシミの表現はどんな感じになるのかなあ、なんて思って読み進めたみたところ、エピソードが強すぎて結局ド迫力。ひとのよは斯くも荒ぶりけり。

    内容についてはあなたの想像通り。実際に作業をしている人の個人的感想に基づく故に、細かい裏話も面白い。漫画ならではという表現もあって読みやすい。例えば、実際の作業の様子を動画化している業者の場合は、作業現場以外の情報はなかなか動画に乗せにくいと思う。出演?している作業員も現場作業を淡々とこなしている。軽口の一つもない。場所だってはっきりとは分からないように配慮してあるし、依頼主だってほとんど顔も名前もわからない。そりゃあ…そうだろうと思う。一方、漫画作品では顔にモザイクかける必要ないもんね。架空の人物で描けばそれで済む。こんなふうに表現の工夫をした結果、漫画内では語ることが許されたエピソードというのもいくつかありそうだ。本作でも実際に、絶対にお客様の前では「臭い」と言ってはいけないのについうっかり…とか、こんな見積の失敗をやらかした、とか、作業後に霊が憑いたのでお払いにいってお札を自宅に貼っt

    えっ。


    おう、そこにいるのはみっつぁんか。お前は…何がこわい?


    日本の文化や風習で暮らしている。「御霊前」「供養」とかいう概念を丸ごと否定するつもりはない。でも、どうやっても霊だとかお化けが存在しないことは、はっきりしていること。

    例えばもし、孤独死現場の作用作業内容の動画をyoutubeで配信している業者が、「現場で心霊現象が!」なんて動画を作り出したら、自分は憤りを覚える。とんでもない嘘だ。こういうことをされると、死体の形跡がどうこう部屋の汚れがどうこう、なんなら作業自体がヤラセなんでは?って思ってしまう。とても悪質だと思う。ネットで有名になりたいからって放火して回っていた人物がいた。その論法に当てはめてみると、この現場の「ご遺体」というのは、孤独死ではなくなってしまうじゃないかこれはシンプルに怖い。

    漫画だったら何でも良いってことはないと思う。だけど、当人が本当に”そう”思っているなら、実話とか実体験と銘打って作品内容に反映しても、そんなに批判される謂れはないとも思う。風呂で人間のスープになった残骸を網で掬うとか、警察が回収し損ねた眼球を拾って処分するとか、そういう仕事をしている人が、霊がどうこうという話を持ち出してしまう。そんなこころがひとつ、怖い。「不浄を拭うひと」…不浄…。不浄??この言葉に込められたものはなんだろう。

    ドブネズミだって美しいと謳われるのは生きていたから。孤独死テンプレなどと不貞腐れたところで、それはそれはひとのよは美しく、見苦しく、うつくしく…。冷たい雨が蓮の花びらに降り注ぐ、ある秋の一日でございました。

  • どくしょかんそうぶん

    「Bowling for Columbine」を観た

    Amazonプライム枠。

    本作は確か過去に一度見たことがある…筈。本作公開以降も、アメリカ国内では同様の事件も何度か起こっている。何なら、数字はもっと派手になっている。違法に製造や取引がされた銃による事件ではなく、そこらで売ってる銃で人が死んでいるというのが、何にもまして印象深い。

    どんなドキュメンタリーでも、その他多数の映画と同じ方法論?とか撮影手法で作られていると思ってる。”売り方”とかも一緒なんだろう。作品にはなんらかの主張やテーマがあって…。だから、何かが極端に語られて、地味な事実をセンセーショナルに魅せて。事実をかき集めて切り貼り切り貼り。お陰様で、大変に、学びがありつつもエンジョイできる٩( ”ω” )و 彼は本作より先に「アホでマヌケなアメリカ白人」という作品を上梓している。そちらは読んでいないけど、兎に角アメリカ社会には、良くない事が多いと考えているようだ。後年、ドナルド・トランプ氏へも強烈な批判を向けることになる。

    だから…どうせ政府や企業のせいにするんだろうな、みたいな斜に構えた観かたになってしまったかもしれない。「なんでアメリカはこんなことになってるんだ?」という問いかけが一つのテーマなんじゃないかと思ったけど、そこに対する明確な答えはとくになかったと思う。カナダとの対比は面白かった。あの三人組のインタビューだけでも面白い。銃の問題については、ずっと恐怖を煽るようなことを言っているメディアにその責任の一端があるという主張も読み取れた。「敵」が復讐の機会をうかがってる!…そんなホラー映画みたいな文句が通る理由は、アメリカの過去にあるとか、なんとか。ああ自業自得という話?

    ここで余談。

    オリジナル字幕

    Sept.11 2001:Osama bin Laden uses his expert CIA training to muder 3,000 people.

    日本語字幕

    2001年 9月11日– ビン・ラディンはゲリラを使い—3000人を殺害

    英語力が高いわけじゃないから、聞き取りでは見落としてしまうこういう違いに気づくのがちょっと楽しい。これには悪意があるとかそういう主張ではなくて(悪意のものもあるだろうけど)なんでこうなるのか、という事情に興味がわく。このCIA traningとは言うまでもなくゲリラ戦である、というコンテクストが英語側の表現になければ、このように日本語に翻訳されないと思った。もう一つの可能性は、CIAが何を意味するか日本では知られていないという判断。そんなことあるか。あるいは、原文の言わんとすることは誤りなので日本語字幕にそのまま翻訳するのは憚られた。…そんな判断誰がする?ジョン&ポールをビートルズに変えるのとはわけが違うぞ。

    余談おわり。

    COVID-19を経過して本作を観ると、ワクチン接種を意地でも拒むアメリカ市民の考えも少しわかる。日本にもいくらかいる。まさに恐怖にとらわれて、陰謀論のとりこになった人々、という印象。そりゃあ日本だって水俣病のような例があった。ワクチンなんだから後遺症はある。だからって原発にしろCOVID-19にしろなんなら台風情報までも含めて、政府のいう事は何も信じない!なんてどうかしてる。そんな人たちにもそれなりの考えがあるんじゃないかと思わなくもないけど、正直、どうかしているケースばかり目に付く。世の中にも自分の中にも矛盾を抱えつつ、右に左に、前に後ろにバランスを保っていこうとするほうが普通なんじゃないかと思う。

    本作の内容だって、冷静に見ればバランスを欠いているかもしれない。作者には主張がある。そのためにドキュメンタリーと言いながら、どこかで作品に都合の良いようにアレコレしている。何かが極端に語られて、何かが伏せられている筈だ。重箱の隅までつつくなら、モータルコンバットは日本のゲームじゃねえぞ?それでも、その主張のために”やっている”作品ではないだろうという程度に信用できる。

    企業が悪い政治が悪いと訴えている。そりゃそうだろうとも思う。でもまた、原因はそこですと言い切れる事はないと思う。じゃあ日本であの数字が”39″なのは日本政府と日本企業のおかげなの?という話にはならない。日本人としては”39″だって信じられないぐらい多い。間違っているか、一般的な報道などの事件以外もカウントしていると確信できる。アメリカ人から見れば圧倒的に少ないが、それを政府や企業が頑張ったからとは言うまい。日本人からすれば信じがたいほど多いが、日本人は政府や企業のせいだ!なんて言わない。「ああいう人」たちですら、言わない。

    Is that our expert CIA training, huh?

    少々客観的な観点が欠けていても、時に見切り発車で思い切った意見をぶつけてみることに価値はある。それが珍カルトになるのか、人の心を深く穿つドキュメンタリーになるのか、場末の酒場のブラックジョークになるのか、犠牲者多数の事件になるのか。アメリカの隅々までこんなだ、とは思わない。何か特別に事件になっているから、映像になって世界の目に触れる。だけど、例えば警官に車止められて銃で撃ち返す、とか、そらアメリカが特別イカれているって話になるだろがよ。…というドキュメンタリー映画みたいな文句が通るどころか…

    作品タイトルは、射撃の練習に人間に形が似ているという理由で使われるボウリングのピンと、犯人が事件当日の朝にボウリングをしていたことから付けられた。犯人が聴いていたマリリン・マンソンに批判が集まるなら、どうして直前に遊んでいたボウリングの悪影響があったのか論じないんだ、と。

    物言わぬピンに球をぶん投げるが如く、マリリンマンソンが悪いとか犯人が悪いとか実はボウリングが悪いとかマイケルムーアが悪いとか、議論してもどうなるっていうんだろう。銃だけ規制をしても矛盾を抱えた社会の問題が解決しないなんてことは承知のうえで、先ずは黙って銃をしまえ、話はそこからでも良い。この辺りが市民の願いだったりするのではないか。

    ワシントン(CNN) 米連邦政府は2日までに、新型コロナウイルス対策の勧告を更新し、銃器や弾薬の販売店を「必要不可欠なサービス」に認定した。これにより外出禁止令の下でも営業継続が認められる。

    https://www.cnn.co.jp/business/35151792.html

    なんなのアメリカ。WTF???

  • えさのじかんだ

    めし短観2022年10月

    ライフのプレミアムキムチおいしくない。びっくりした。高級品っぽいプライベートブランドで、四角い箱の「おいしい本場キムチ」というもの。見たことないなと思って試したのにこれは外れでしてん。その流れで、しばらくはいろいろキムチ試していた。モリモリと食べ続けたところ、以前よりお気に入りの丸いボトルに入った「牛角キムチ」が自分の口には合うようだ。こくうまとかご飯がどうとか、あれも美味しいとは思うけど砂糖の甘さのコクという感じで、イマイチなあ。ただ、この牛角キムチは食べた後におなか壊すことが多い気がする。量の問題だと思うんだけど、体質かもしれないので今後も少しずつ頂くこととしたい。書いてるそばから本当に下している。…やめたほうがいいかな。

    野菜だけ餃子を作ったら人生で一番美味かった。春巻きの皮でスティック状に包んでじっくり両面焼いて食う。中身の野菜のサイズと種類によっては蓋要らない。うまく巻けたものは、焼き上がりはヨックモックみたいで面白い。自分は今までずっと、野菜嫌いキッズには天ぷらをお勧めしてきたが、これも良い選択肢じゃないか。野菜春巻きは野菜天ぷらよりカロリーも控えめ、後かたずけの手間も無いぞ。ただ、天ぷらほど野菜の味も食感も残らない。食育的な意味ではどうかなーー。長い目で見た最初の一歩と思えば。

    で。

    中身は、キャベツ玉ねぎシイタケたけのこ。ただただきざんで。ここに下味を付ける。これは通常の餃子とほぼかわりない。酒醤油鶏がらスープかたくりこごま油刻んだ生姜とニンニク。ネットのレシピには玉ねぎにレンジであらかじめ火を通すとあったが、玉ねぎの歯ごたえが欲しいと思って野菜は全部生のまま(流石にたけのこは水煮のパックのやつ)結果として大正解。これをポン酢でいただくと…まあまあ。ポン酢が勝ち過ぎた。大根おろしに白だしという組み合わせが優勝でした。わたくしは普段の餃子は酢で頂きますが、今回は肉の油がないためか、酢だといまいち。中身が余ったら、そのままフライパンに流し込むんで焼くと、もんじゃ焼きになるんで二度おいしい。

    深川と言われてどこの事だかわからなかった。北の国から芋の到着。下記リンク先の「化学調味料無添加ポテトチップス うす塩味」を頂いた。芋のお菓子はめっきり「じゃがりこ」と「ジャガビー」という宗派なので、油がジュワ~っとする感のあるポテチは懐かしい。これは実に美味しい。仮に何か別の商品とすり替えられてもスルーしそうなほどになじみのポテチ味であるんだけど、じっさい、美味い。リンク先は箱売りだけど、自分は単品でお買い上げ。どこで買った?どっかコンビニ?記憶になし。

    https://www.kumachan.co.jp/okashi

    山わさび納豆。ふむ?ホースラディッシュかな。期待したほどハードな味わいじゃなくて残念。ちょっとそれっぽい風味が残る、、、程度でしたわ。いろいろな風味を売りにする納豆はたまに見るが、結局は納豆にはからしと醤油という結論は揺るがない。これがオッサンの頑固さか。

    http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=145

    えだまめも良い。この夏も何度か茹でて堪能した。この枝豆チップスは口当たりも軽く、なんぼでもサクサクとすすむ。豆の味が濃いのが良いじゃないか。気に入った。しかし簡素な商品ページだね…。

    https://www.kamedaseika.co.jp/product/1374/

    「天然水」を銘打った商品ばかり世に多いが、「人工水」と銘打った商品が出たら売れるだろうか。清らかな水の多い日本では、どうかな。ウイスキーとかでおなじみのサントリーから、ウイスキーの銘品、YAMAZAKIを戴いたスパークリングウォーターが登場。この「YAMAZAKIの天然水で作ったソーダ」なる商品は、250mlを一本頂いただけですが、量が少なく高いだけで、特にどうってことなかったのでありました。やはり炭酸水は豪快にしゅわしゅわしたほうが好みか。

    https://www.suntory.co.jp/whisky/premiumsoda/