• えさのじかんだ

    めし短観2024年8月

    はるみ&アップルマンゴーMixを飲んだ。こちらは季節限定商品とのこと、実際に買って飲んだのはGW明けぐらいかな?砂糖不使用だそうで、さわやかな甘みでおいしい。はるみが人の名前っぽいなと思って調べると演歌歌手の「都はるみ」が出てきた。子供の頃からずっと聞き覚えがあるように…思っていたが結構な長期にわたって活動停止期間があった。へえ。

    https://www.kagome.co.jp/products/drink/A4042

    川崎のソウルフードですってよ。川崎に行ったことあるかな?「ニュータンタンメン」のカップ麺をお買い上げ。にんにくの風味が強い。あとはごま油か?これではオフィスのお昼ごはんにはダメかな。味わいは…あまり自分の好みではなかった。卵が特徴なんだろうけど、卵っぽさもほとんどなく。それと、辛すぎた。これはインスタントではしかたねえのかなあ。

    https://new-tantan.jp/tan-tan-frontale/

    じゃあ、ってことで。地球代表の王道、日清のカップヌードルにも担々がありましたのでそちらも頂く。ナッツが入っていたり珍しい感じがあったけど、そんなに印象に残らなかったと言いますか。こういうの食レポ界隈ではパンチがないとか言うのでしょうか。そこらの担々麵とは違うマイルドな風味はありました。

    https://www.nissin.com/jp/products/items/12329

    味の素「スープにしみしみワンタンスープ」をお買い上げ。冷凍食品。スープ付いておりません。この商品名でまた大胆な戦術をぶっこみました。ネットスラングで公明の罠と言います。お皿にうつし、水を差してレンチンで3分。お酢ぶっかけで食う。味わいはまあまあか…コンビニの中華弁当に入っている焼売みたいな謎の肉成分の気配がかすかにある。ところで本商品を味の素のサイトで商品検索してもhitしない。なんだこれは?そんなことあり得る?味の素の冷凍食品は例の餃子をはじめとしてかなり人気だと思うんだけど、無かったことにされた商品なんだろうか。生産停止商品にもhitしないので、大変不安になった。(実際に購入して食べたのは五月末)

    検索しても簡単に探しても見つからないことで、味の素冷凍食品の商品サイトをウロウロすることになった。その結果として、減塩だとかアレルギー対策だとか、咀嚼力が落ちた老人向け食品だとかを取り扱っているという事を目にすることになった。俺も何か生産品を売る羽目に立場になったら、わざと公式サイトに乗せない製品を用意しようか。虚誘掩殺の計である。

    マンドゥ。韓国の餃子といったところか。レンチン解凍して蒸した状態で頂く。皮が薄いながらもねっとりしている。雪見大福みたいな食感とでも言えば伝わるかしらん。中身もみっちり詰まっていて良いですし、あまり油っぽくないのもまた良いです。

    https://cjfoodsjapan.net/product/detail/124

    そんな名前のスナック見かけたことありますね、sunaoのもっちりパスタ。低糖質もの。低糖質ものは、糖質をカットすればするほど元の食品からはかけ離れていく印象。糖質ゼロの麺は形状が麺というだけの良くわからないものになっている。普通のこんにゃくのほうがよっぽど美味かったりするが、ゼロってんならまあ良いか。このパスタも食べてみるとちょっと違和感を覚える。何も知らずに口にしたら二口目の前にこれは何か確認せざるを得ないかもしれない。つまり、別物だなと即座に認識するほどは遠くもない仕上がりであります。しかし、普通のパスタと味わいは全然ことなる。うーーーん。糖質カット率が高ければそれはよくできた製品ということにはなるんだろうけど、味わいは同じような低糖質指向の麺類に及ばないか。ちょっと残念。自分はZENBUヌードルまったく受け付けなかったのですが、あれが行ける人はこちらもいると思われます。

    https://www.glico.com/jp/product/food_curry/sunaopasta

    棚に並んでいる中で一番値段の高い揖保乃糸を買って食べたが、そんな美味しいとは思えず。ほそーーいものだったから、もうちょっと噛み応えが欲しいなあって。ちょっと茹ですぎたのかもしれない。ま、ええか。そもそも蕎麦派であり、夏は冷やし中華が一番であります。

    https://www.kanesuseimen.co.jp/product/307025

  • どくしょかんそうぶん

    「赤と青のガウン」を読んだ

    著者名に「彬子女王」とあり、「赤嶺総理」みたいなペンネームかと思ったが本物の日本国皇室の女王であらせられる。ええええええ。赤嶺総理の書籍ももし実在すれば大変興味あるが、ここは実在する女王の一冊を。なお、奔放な行動で話題のあのプリンセスと勘違いしていたが、本書を買った後でyoutube観ると別人だった。皇室関係はお馴染みでありながら縁遠いご家族であります。この本を読んでいる時期にはたまたま今上の天皇陛下がオックスフォードを訪問したりしておりました。

    内容はオックスフォードの大学院にてガチな研究をされた、日本のプリンセスの留学エッセイ。特段珍奇な事件が起こったりするわけではなく、海外あるあるみたいなのほほんとした話も多い。いやあ海外怖いね。また、「研究って何をするんだ?」という疑問には十分にこたえてくれると思う。やらなきゃいけない事それ自体は日本のそこいらの学生と同じなんだけど、きっと質が高いのでしょう。時々ユニークな家業の事情が顔を出す程度で、本当にオックスフォードで学んだ人のエッセイだ。

    オックスフォード側がそんな事情に慣れているという事じゃないかな。どこどこのプリンセスだのは、世界中からいくらでもやってくるんだろう。世界の首脳ってのはそういう学生時代の横のつながりがあったりするって、どこかで目にした。今上天皇だってオックスフォードへの留学経験がある。北朝鮮のあいつだって海外留学の経験あるし。ただ、本書にはそういうエピソードは出てこなかった。うおおおおって論文づくりに苦労しながらの生活が続く話だ。

    という中で、カフェで論文を書いていると、なんか進捗が良いって話があった。雑踏の雰囲気や、目、耳に入る刺激が良いアクセントになる。これは自分もわかる。本書ほど本気で何かに取り組んだりしていない恥の多い人生だが、真剣に何かを考察するときに、他の雑用をしながらだとふっと何か大事な閃きを得ることがある。しばらく前から、日本国でも駅の中のスタバで書籍やパソコン広げて陣取っている人々をみかける。そういうことなのかね。

    なお、本書によると彬子女王はボケ担当であるそうな。ツッコミは妹の瑶子女王。漫才でも始められては如何か。将棋棋士もそんなことを始めて話題になるぐらいだ、宮家なら話題には事欠かない。正月の一般参賀で突然「はいどーもー」って始めたらどうか。関東でも関西でもない皇室ルーツのお笑いである。それはそれはシュールで気品が高く、面白いのかなんなのかも良くわからん笑いの地平が開くやもしれんし、皇室コントで一発あてて終わるかもしれん。

    彬「うちのはとこが三種の神器の名前忘れてもーてー」

    瑶「はとこ…は現役のあのひとやないかい。それほんま大丈夫~?」

    まあその、普通に読み応えある良書です。

  • どくしょかんそうぶん

    「爆笑問題のツーショット」を観ていこう

    Amazonプライムビデオで発見。なんと2006年の漫才から観れる。キッズ番組でねずみの着ぐるみなんかもやっていたけど、やはり漫才の印象が強い。数が多いのでさすがにまだ全部は観てないが、全部見たら30時間ぐらいありそうだな。すっごい量だ。

    とりあえず最初の2006年から、順に観ていく。爆笑問題の漫才には時事ネタが多いから、当時話題のニュースなんかをネタにしていて、出てくる人の名前とかが何もかも懐かしい。ジダンの頭突きとかipodが人気だとか北朝鮮のミサイルと核実験とか。彼らは話を突拍子もない方向へ膨らませて笑いにするけど、そのネタのうち幾つかは、現在では現実になったような事があるのも感慨深い。「学校行ってもいじめとか問題が多いから、行かないで家から携帯でやればいい」このネタは流石にちょっと解像度が低いものの現実になったと言っていいだろう。

    ネタの多くはいつもの口の悪いジョークで、不祥事をよくいじる。そんな中には自分が当時を覚えてない事件もちょくちょくあった。例えば不二家の事件がネタにされていたが、全く何の話かわからなかった。調べるとすぐに情報が出てくる。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E5%AE%B6#%E6%9C%9F%E9%99%90%E5%88%87%E3%82%8C%E5%8E%9F%E6%9D%90%E6%96%99%E4%BD%BF%E7%94%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C

    不祥事だけではなく、当時の売れた本とか、人気タレントとかの名前も出てくる。いや~ほんと懐かしいけど…これって?自分はこの漫才イベント?を知らなかったんだけど、Amazonプライムでは一年ごとに1エピソードという形でまとめられている。これが2006年からずっとならんでいて、プライム無料枠では2021年まである。2022年と2023年は課金枠だ。さて…自分は爆笑問題がネタにしたような直近ののニュースを知っているだろうか。本人たちもそれなりに世間に浸透したトピックを厳選してネタにしてはいるんだろうけど、それに自分がついていけるかちょっと不安になる。近年は世間に疎いのでありますよ。ちっぽけな不安に耐えきれず、2007年の次に2021年を先に観てしまった。

    知らなかった2021年トピック一覧:スケボー金メダル。開会式でドラクエのBGM。田中のほうがコロナ感染。紅白に出場するDISHとBiSH。ザ・マスクド・シンガー。流行ったギャル言葉「きゃぱい」

    それがどうしたって話ですがぁ。

    若い頃のツービートの漫才を見たことがある。太田光がたけしに憧れているからだろうか、どこか爆笑問題の漫才も似ているなあと思う。でも太田光にはボス感が無い。奥方が芸能事務所のボスではあるが、当人を「殿!」と呼んで慕うような後輩はいないんじゃないか[要出典]きっと太田は例の件でたけしを見習って、裁判で争うのではなくて直接殴り込みに行けばよかったんだ。そうすれば今現在もうちょっとカリスマ的な人気があっても。このへんの裏口から入れたっぽいなあ。

    https://maps.app.goo.gl/1sRvtq6T2LhPLAnZ6

    それがどうしたって話ですがぁ。

    あまり意識してなかったけど、爆笑問題の漫才はどこか好みにあってる。自分も子供の頃にはビートたけしが好きだった。たけしメモって大好きだったな。今考えるとあれ大喜利か?こんなXXは嫌だ!落語を知ってから、立川談志も好きになった。いま、爆笑問題師匠が好きなのもなんとなく自然なことかもしれない。残りもちょくちょく消費していこう。

    芸能事務所タイタンはこちら。

    https://www.titan-net.co.jp

  • どくしょかんそうぶん

    「十二人の怒れる男」を観た

    Amazonプライム枠からの、削除間近でっせ~って表示があったので観てみた。名前は耳にした事ありますね。世間の評判を下調べすると歴史的な名作らしいが、古い映画はそんな評価ばかりだ。あるいは「死霊の盆踊り」みたいなB級枠。もっとしょうもないもの、見てみたいと思わなくもない。でも市民が動画を撮ることが無いような時代だもんな。

    十二人の陪審員が裁判の判決(?)を下すまでの、一室でのやり取りを収めた作品。しかし法廷でのやり取りの場面が無い。やり取りが終わった場面から始まる。そこでちゃんとルールの説明があるので、こんなに議論が白熱する理由もわかるという良心設計。

    本作は、裁判の場面もなければ、実際の犯行場面もない。真実は不明のまま、ただ証言に疑いが残るという点で解決し、さわやかにエンディングを迎える。疑わしきは罰せずとか、推定無罪とかいう考え方には沿った解決なんだろう。疑いが確信に変わっていくやりとりの過程が見事なもの。最初から最後まで面白かった。

    しかしながら――――私には、Amazonプライムで数千件のレビューがありながら星スコア4.8という他に例を見ない極端な傑作であるということに、合理的な疑いを持っている。本作は傑作というには、疑問がある。私はその疑いを白日の下に晒す真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。んで時間も無いので本作は傑作ってことにする。だいたい傑作でええやろ、みんなそう言ってるし。11vs1だし。ほら、こういう重いテーマは傑作にしとけばええねん。証言だってあるし、レビュー警察は被疑者が実際にこの映画を見ていたという証言を得ているし。傑作でいいよもう。賛成。多数決。腹減った。ツウだしオツだし白黒だし傑作に決まってるんだ。「市民ケーン」も傑作になってるんだからこっちだけ違うわけにはいかないだろう、そうだろう?お前に何がわかるこのbluesky移民の(censored)野郎が縦長画面で(censored)😡😡

    陪審員制度自体が日本に導入されて結構な時間が経つと思うが、自分はまったく馴染みがない。知人の知人の同僚ぐらいまで広げれば、この制度に参加したという人は1,2名いる。適当でええやろ、で参加している人がいないとも限らない。制度導入以前から、この懸念はあったと思う。実際どうなんだろうね。ググってみたら「裁判員制度」というらしい。裁判官は「法と良心にのみ従う」という設計になっているが、市民はどうなんだろう。その場の空気を読んで有罪にしました。不誠実だとは思うけど…責任負うべきなんだろうか…うーん。作中では、集まった十二人がたまたま知っているとか、たまたま自身に関連がある着眼点から目撃者証言の信憑性を揺さぶっていく。「ああいうやつらには罰を与えるべきだ」という主張もまた同じく十二人の中の一人が持つ、社会との関連性による主張である。だが、その主張は棄却されていく。真実に基づいての裁判とは、きっとそうあるべきなんだろう。でも本作みたいに、裁判員が探偵とか捜査官みたいなことをするなんて期待されているんだろうか。まあいいか。犯罪に関する市民の見識や良心なんて「犯罪者に容赦はいらないぶち込んでおけ」or「警察きらい」ぐらいなもんだろう。「私が必ず殺す」というのもあったな。

    なお。

    「猫も杓子も名作だ名作だ言いやがって醤油せんべいか」というフレーズを用意してみたのだが、いつの間にか商品自体がなくなっており、その後まさかのやわらか版になって再び顔を出していたという事実に驚きました。

    https://www.echigoseika.co.jp/sys/information/dtl/77

  • ふでのゆくまま

    愛は地球を救うのか?

    年に一回放送されている24時間テレビに、とんでもない不祥事が明るみに出た。10年にわたって募金を着服していたという。これは番組打ち切りも止む無しだろうなあ、と思ったらシレっと今年も放送したらしい。ただし、テーマ?キャッチコピー?に小細工を施して。

    「愛は地球を救う」→「愛は地球を救うのか?」

    なんだこれwww

    不祥事云々の背景を抜きにしても、もともと変える予定だったのかもしれない。文面だけを読めば、ただポリシーに疑問を抱いたと読み取れる変更内容じゃないか?本当のところは、もう指さして笑いたいぐらいに愉快だ。ただ、本来はチャリティーってことだし、本当にこの企画で助かった人だって居ないとも限らない。続けるんであれば、ンまあ、頑張って頂きたい。やはり企画としては打ち切るべきだとは思う。こんな企画がなくても募金も慈愛も世の中にあるし、金銭の話なら日テレの売り上げから放り込んでも同じじゃないの。

    そもそも「地球」を救うってなんだか曖昧模糊としてないかな。困っている人々を救ってほしいもんだ。調べてみると、番組開始当初はそのテーマは採用されていなかったらしい。チャリティーイベントという主旨は開始以来ずっと同じなので、後付けのテーマにそこまで大きな意味はないと思う。でも今回の変更では、ネガティブな意味を付け足してしまった。「愛は地球を救うとは限りません」と言っている。あーーやっぱり救えませんでしたーー!番組終了します!とか言い出さないだろうな。今回の件でも手を引かなったんだ。意地でも地球に救済をもたらしてくれよ。

    調べてみると、この番組は1978年から放送が始まっていた。世界的に名の知られているチャリティー規格の、”Live aid” と “We are the world”が共に1985年だからそれよりもだいぶ早い。へええ。自分が24時間テレビを見た記憶があるのは、サライが作曲された時。こんなサクサクと曲が出来上がっていくんだと感心したもんだ。調べると1992年。その他にも何回か見た事はあると思うけど…。明石家さんまの車をボコボコにしたのもその頃の24時間テレビだったと記憶していたが、これはフジテレビの企画だった。

    2024年、長崎原爆の日の記念式典に、イスラエルを招待しない方針だという。その理由は明らかにされてないが、中東事情をみればおさっし。ロシアでもイスラエルでも中国でも招待して、形だけでも平和のために尽力すると誓うか、問うてみれば良いのに。

    日テレは尽力するんですって。すごいね😊