• どくしょかんそうぶん

    「シックスセンス」を観た。

    本作のネタバレに繋がる情報を書いています。

    事前に「オチが衝撃的だった作品」というトピックで本作品が挙げられているをの知っている状態で拝見。だから途中で想像が付いてしまった。これはしょうがないか。如何にもCGっぽい感じがあって、違和感を覚えたんだけど、ちゃんと意味があった。こういう演出はため息でますね~。

    ところがそんな面白いとは思えなかった。どうしてだろう。自分の事情として、霊能力的なものが大嫌いだからか?前世だとか占いを信じるような人とは反りが合わないからか?いやいやそんな理由で嫌うんなら途中でやめれば良いわけで…そういう概念とコンタクトがとれてしまうキッズのしんどさみたいなものは、ちゃんと出ていたと思う。ハリウッド仕込みの子役って感じの素晴らしい仕事ぶりだ(てきとう)

    幽霊が箱に収まったビデオテープをポンって出すのはちょっと。開くまで中身がビデオテープって分からないから、違和感覚えないけど。最後の光に呑まれる演出もなんかチープでアレだよね。日本で(仏教で?)言う成仏だろこれ。クリスチャンにもこういうイメージあるのかな?少々チープ感があるのも、こういうの時代だからしょうがないかなと思った。だって1999年ってもう25年まえだよ。ところが同じ年に「マトリックス」が公開されてた。やっぱすごかったんだなあれは。

    もし幽霊が居たならば。地獄や天国が実在するならば。神が存在するならば。これらのものを否定する私のような人でも、考えてみた事はある筈だ。エージェント・スミスが、ドラXもんが、幽霊が実在したらば。言い伝えや古い創作には、どこか腑に落ちない部分があるだろう。「このビデオテープを見せろ」という主張があるならば。そうだよ、意味のない変な物音を立てるとか、写真にぼんやり写りこむなんてことしない。…ってキッチンの棚を開けたりペンダント持ち出すのはラップ現象と大差ないんじゃ。なんか見落としたかな。

    そうそうそ、教会に逃げ込んでいたな。むしろ幽霊多そうだけどな。ああ、ジーザスの幽霊とか出てきちゃうんじゃないの。

    Non dixi, sed omnes me dixisse. Hic liber plenus mendaciis est.

    きっとしゃべるぐらいはする、幽霊の親玉は格が違うぜ。いやラテン語話すわけないか?