音楽の辿り着くところ。音楽の授業でやった長三度の単純な和音が面白かったところから始まった。楽器を弾くのは楽しかった。体育以外の成績に隙はなかったんだぜ!中学で親父の部屋でビートルズのCD見つけて、高校に入ると何故かギター部に誘われ、何故か快諾して、大いにはまる、受験勉強しませんでしたねいやあすまんねお母さんお父さん。大学に入り東京に出てきてギターにはまり続けて中古CDが宝の山に見えて500円で買ったCDに魂抜かれるかと言うほどに感動して、などとしているうちにオネツはすっかり冷めてまた醒めてぽつり。

大人になると○○みたいな話はよく耳にしてたけど、大学をでても暢気にフリーターなどしていた自分には大人になるきっかけが決定的に失われており、何一つ実感がわかなかったんだけど、ある日突然、今までは気にもならなかった曲たちが、心に染みた。何かが突然壊れたり、降ってきたりしたとは思えない。自分だけが気づいていないままに閾値まで溜まっていた消化しきれない感情が、さめざめと溢れてきたのでございます。

呆けた。濡れてしまえば傘なんて要らん。あめあめふれふれもっとふれ。歩みを止めて気づいた、私には触れるほどに犇いて歩む人々が今までもこれからも常にともに在り、そ、の、肩から立ち上る湯気、なるほど、ここに音楽を得た。以ってラプソディーなどというバンドを聴いていた事実が黒歴史となる。大人になるとロックを聴かない。なるほど、なるほど。

わかってなどいないが、あ、わかった気がする、という過程を濯いでにまにま楽しむ、ですよね、ですよね。

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