ふでのゆくまま

昨今のコロナウイルス

四月の初旬に緊急事態宣言が出されて、一か月。さらに延期の見込みという。そらそうだ。何も解決してないもの。

おとなしく引きこもりの日々。ちょっとお散歩には一年で一番いい時期にテレワークがメインになり、それで問題なくこなせるので助かっている。それなりに設備も準備も必要なわけで、黙ってそれを使って仕事できることには感謝しかない。勿論こちらも、そういうことができるような自宅側の設備は保って備えてきた。備えあればなんたらと言うが、そうなんにでも備えが出来るものではないし、備えにはコストがかかる。当然限界がある。

自分個人の状況は兎も角、社会を支えるべく尽力する人々には感謝するしかない。接触を避けましょう、そうしましょう、だけでは解決しないものだ。どこかで治療法の研究が行われているし、罹患した患者の対応に当たっている人々がいる。10万円配るぐらいならそっちに注力できないものかと思うのだが。

近所の飲食店街も軒並み閉まっている。売り上げがないのであるから店舗のお家賃も払えず、従業員の給料も払えない。事業を完全に停止して清算してしまうと、そこからの再開はとても大変だろう。そこで、せめてこの騒動がおさまればすぐに営業が再開できる状態を保たねばならないというわけらしいのだが。話だけ聞いたらそんなものは無理だと思ってしまうが、地主というか家賃を受け取る側でもある程度免除をしたりするという動きが出ているらしい。政府の支援もあるらしい。これらの財源は来年以降の税金に上乗せされることになるかもしれない。東日本大震災の復興税は、国民は2037年まで払う。案外知らない人多いのではないかと思う。自分もフリーランスになる経験がなければ知らなかっただろう。これと同じことが起こるかなあ。

「この騒動がおさまれば」

汎用的な治療方法が出来るまでは、収まりはしないと思う。治療薬ということになると思うのだが。でも、徐々に店舗は営業を再開していくだろう。政府も自粛を要請なんて言わなくなるかもしれない。そういや5/1には営業しているお店がいっぱいあった。だからって簡単に客足がもとには戻らないと思う。そら行かねえよ。営業を再開するのも丁半ばくちみたいなところもあるだろうか。経営は厳しい状態が続くんだろうなあ。

夏日になる日もあるようになった。マスクは暑くてしょうがないが、ただただ、こらえるしかない。

インターネット回線も利用率が跳ね上がっているらしい。技術的に正しくはなんて言うんだろう。帯域がひっ迫している…?タイミング的には、5Gの技術がそろそろサービス開始に向けた動き、という矢先だった。遅れるだろうなあ。この現状は貴重なデータとなりそうだが、そんなデータにさほど意味ないほどに5Gは世の中を変えると思われている。車の自動運転、高性能ドローンなんかも接続が貧弱では実用性に乏しい。そして社会を変える役目がウイルスに先を越されたというハードな滑稽話。

インターネット関連技術のみならず、社会のあらゆる場面で有用な経験を積んでいると思いたい。せめてそういう、ポジティブな副作用があってほしい。個人も社会も企業も政府も、学ぶことがあったろうがよ?そして、それら全てはこの事態を凌いでこそ活かせるもの。そんな希望が「BBQに出かけてコロナウイルス振りまいたなんて」ニュースがへなへな萎えるにあたっては、人類はダメそうですと謹んで申し上げる由。お客様に弥勒菩薩はいらっしゃいませんか?

でも絶望的ではないと確信を持って言える。にんげんつよい。

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