ふでのゆくまま

2019年をふりかえる

毎年やってるいつものアレです。今年は危うくテロに巻き込まれそうになるところからスタートしました。本件はその後ニュースにもなりませんな、どうなっているのか。本年も最終日までお仕事残業という状況ではありますが、なんとかクリアできそうです。テッテレー。

今年は何よりも天皇の譲位で改元という一生に一度のイベントがありました。この改元に対応する必要があった技術畑のみなさんは、もっと早くに次の元号を公開しない政府に恨み、罵ったと思われます。全く同感です。幸いにして自分は修羅場には巻き込まれませんでした。2000年問題のころ、世の中の仕組みはコンピューターの仕組みに合わせていくほうがみんな幸せなんじゃないかなと思ったものです。年越しのバイトしてたので、駅で電車がしばらく止まり、何事もないこともないことを確認してから発車したっけね。何がうるう年だよって、って思いません?いまだに夏時間とかやっている国があって、人間の世の中は難しいと思うわけです。伝統って言われればまあそうだけど、伝統を一応生かしつつ、実生活システム上は無視するぐらいできんもんか。でもオフィシャルな書類に昭和とか平成とか書いてある我が国もたいがい。

さておき。

オリンピックに向けた云々も相変わらずたいがいではないですか。個人的には決定した時から否定的でした。オリンピック競技への興味が薄いことと、阿呆みたいな工事とかで日常が不便になりかねないこと。もちろん、開催期間中も不便を強いられることでしょう…。準備が進むにつれてネガティブな情報ばかり流れてきます。こんなおもてなしがあってたまるかと揶揄されます。そりゃあそう。東京湾で泳がせるとか、例えば学校の先生が生徒にやらせたらどういう顛末になるだろうか…。運営の人出はボランティアで賄おうとか、いやこれは他国の事例を知らないから一概に言えないとかあるかもしれないけどさあ。ぜったいぜったい、なんかの伝手で強制的にやらされる人が出てくるんだって。夏休み中の高校生とかさあ。

これらの愚痴が、来年末にはどう変わっているでしょう。愚痴のままだよ、きっと。しかしながら、今回のオリンピックに個人的に一つ注目したいところがあります。クソみたいな新国立競技場は勿論ですが、それに加えてパラリンピック競技です。パラリンピック開催の趣旨の本当のところは存じません。ただ、オリンピックに出る人はパラリンピックに出れず、その逆もまた、と理解しています。枠をくっきり分けた。結果、技術の投入工夫、ルール調整などが”通常版”とはだいぶ異なったのではないでしょうか、なんかエクストリームな競技になってきてないですかこれ。目が見えないから伴走を付けて走る。義足でも全力のダッシュが出来る。見世物じゃないんだよ、と苦言を呈されるかもしれませんが、はっきり言ってなんとなく見る分には”通常版”より驚きに満ちていると思います。そして、オリンピックであるからには記録に注目が集まりますが…最近はパラリンピックの記録が”通常版”を上回ることもあるんだそう。

これは凄い。生の足より、技術を介入した義足のほうが速いとなればどうよ?ゲームならよくある話で終わってしまいますが、現実になるとなんと感慨深いことかと。だったらロケットブースターと滑車で…みたいな事にはならないようにオリンピック、パラリンピックのルールがある筈ではあるんです。かりに予選から”通常版”で出場してメダルを取ったりすれば、これは大きな節目になるんじゃないかな。資金や技術に左右されすぎ?ってそれは通常版でもいっしょだろーがよ。

かつてローマの奴隷は観客の眼前で命がけで戦わされて、品定めをされたと耳にしたことがあります。

ところでこのオリンピックに関連があると思うんですが、地下鉄の運転士が英語でも案内しているのを耳にした。カタカナ英語でぼそぼそと。自分も英語の正しいイントネーションとか発音とかを、サービス提供レベルまで勉強したことないですが、それでもどこか違和感を覚えるレベルでした。もともと、日本語でも何言ってるのかわからんよあんなの。毎日のように乗っているし、乗ってる区間ならその駅名ぐらいは覚えているから判断つくのであってさ。英語案内に関しては、運転士がこんな仕事までさせられては大変そうと同情もできますけど、そもそも運転中に、そこら中に掲示の出ていることをマイクに向かって喋るのがおかしいんじゃないかなあ。あ、ここ数年、扉の上に出る案内表示が大きく、情報量も増えたのは大変に良いことだと思いますね。英語放送については、オリンピック終わったらやめそうだ、と予想。

冷蔵庫を買い替えた。洗濯機はもう少し頑張ってもらうが、前回は年末の真冬に壊れて大変な目にあったのだった。その時も忙しくすぐには買いに行けず、風呂で手洗い足洗いしてみたらどんな感じかな?なんてのんきに構えたら結局半月以上も洗濯機がなかった。コインランドリー活用したのなんの。今回も年があけたら対応しよう。なんなら新年セールなんて、ずーーーーーっと縁のないものに参加も目論んでみたりしてさ。

ちんげを切りました。開腹手術とかじゃなく、ハサミで雑に。そういう人の話を聞いたので、試してみました。どうも、「短髪のほうがメンテしやすい」という単純な発想のようです。メンテ…?とはいえ、短髪のほうが楽には納得がいくものですから、真似てみました。でも…ものすごく短くする勇気はなかったので、”短髪”のメリットを感じるほどでもない…半端な長さに。冷静に考えて、仮に野球部ボウズ的な仕上がりを実践したとしても、メリットってなんだよ、と思いました。衛生的ではあるかもしんないけど。メンテ…。

今年はストレス解消が食欲に結びついて非常に良くないという自覚がある。実に歪な形で出ていて、暴食とはこのこと。普段は質素に食している。平日昼飯もタッパーに詰めたおかずがメイン。面倒とか忘れたとかで、コンビニの弁当、外食になることもあるが、それは週に一度ぐらいか。でも、予定のない休日には朝から揚げ物揚げ物米二合デザートみたいなの食ってげふーとか言ってる。死んじゃうわ。そこでyoutubeにある外人さんの筋トレ動画みたいなもんを実践してみるも、長続きはせず~。それでも1週間続けたときは、腿とか上腕の筋肉痛が妙にうれしかったりしてな。

酒はほぼ飲まなくなった、仕事先の忘年会でも乾杯からお茶だった。「ほぼ」というのは、確かに家で数回のんだから。ズブロッカ買ったなあ。ああ思い出した、高い酒ってどんな味がするんだろうって思って物色したっけ。「クルボアジェ XO」だとか「マッカラン」だとかふむふむとネットで眺めてみたりした。オークションで話題になる新車買えるようなものではなく、2万円~もあればかえるかなーという酒もあるようだ。でもウイスキー美味しいと思ったことないしなー、で買うには至らず。思えば、ボトルを買おうとするから二の足を踏むのであって、ちゃんとしたオーセンティックっていうのかな、正統派、スタンダードなバーとか行けば、適量のそういう酒を飲めるんじゃないのかな、と思いつく。でもそっちのほうが二の足を踏む。

ワカメの天ぷらって食ったことありますか。スーパーのお惣菜で置いてあったので食ってみたのですが、かき揚げスタイルであるからには油の量も半端ではなく…。味わいは思ったより良かった。考えてみれば、うどんに揚げ玉とワカメ乗せたものとそう変わりはないもんな。天ぷらのほうが強烈な磯の香りを感じて、一度体験する価値はありました。

印象的なインタビュー。

――ご両親はなんと仰っていましたか?

2人がそこまでいうなら、と事業計画にかなりアドバイスをしてくれて。結果的に、両親個人から2億円を借りて、銀座に1号店をオープンすることが決まりました。

――眞琴さんの場合は大学を辞めてまで起業の道を選んでいますよね。さらに、固定費の大きい店舗型事業をやること、背負う金額の大きさ、不安要素はたくさんあったかと思いますがどうでしたか?

それが、不思議と不安は全くなかったんですよ。両親からずっと「何事もやりたいなんて言ってる暇があるなら、やった方がいい」と言われて育ったので。

https://type.jp/st/feature/5343

二億円出せる親がいればそりゃ不安にならんだろうよ。あ、そういうことじゃないですかすみません。

今年も何か躍進できたような一年となりませんでした。「やっぱダメでした」というような一年を過ごしてしまいました。皆様、来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。

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