えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

迷いない日々

非常用リュックを整理すると、賞味期限が三日ほど過ぎたマヨネーズが出てきた。ま…まあこれをすぐ使っても健康上に問題ないのは間違いない…はず…。これでは非常用の備えとはし難いので、新しいのを買ってきて交換する(A) ここに都合三本のマヨネーズがあるというのは私の人生において初の位相となる。では、まずその賞味期限の切れたマヨネーズ(B)を使ってしまおうと思えども、三本目たる既に現在使いかけのが一本(C)あって、さてどちらを先に消費するかという問題ですが、先に使いかけのもの(C)を使い切る選択をし、無事使い切った現在その賞味期限切れマヨネーズ(B)の発掘から実に一カ月とちょっとが経過。見た目に異変はないが果たして口に入れて平気かと。マヨネーズなんてそんな急激に減らないからなあ。まあポテトサラダでも作ればよかったんだけども。

ポ テ ト サ ラ (D) !!

2年ぐらい作ってないかもしれない。うーん、良くない食品だ。しかし頭の中のイメージがイメージをうをういいううじょい。賞味期限が一カ月すぎたマヨネーズ(B)はこれで消費してしまうことにする。勿論事前に調べた。インターネットにその知恵を求めたところ、たぶん食っても大丈夫だとゆーことだ。では、調子に乗ってがっつりつくってモリモリ食うことにする。一気に消費してしまえ。祭りだ祭りだ。それでも一応、食材を買いに行く前に、一口ペロッと舐めてみる(B) 味に異変はない。びびって、小一時間ほど家で様子を見て、体調は問題なさそう。深く深呼吸。

まあそこまでして食うなという話。

ポテトサラダは下手すれば一日分のカロリーを一食で取るので危険だ。素人が適当に作ったポテトサラダなんて時間たつと美味しくないし、美味そうな湯気が漂っているうちに、食っちゃえーとなる。温もりの残っているうちなら本当に美味いんだ。さて材料。玉ねぎは家にあった。スライスし、水につけて材料を買いに行く。おなかの調子もだいじょうぶだ。きゅうり、じゃがいも、人参(買ったのに入れるの忘れた)卵、かまぼこ、ついでにその他もお買い上げしまして帰宅。

きゅうりをスライスし、塩振ってしばし放置。卵を5つほどホクホクに茹でて、剥いておく。かまぼこスライス。玉ねぎも水からあげて、塩振ってもみもみ。強く握って絞る。しんなりしたきゅうりは超全力で握って絞る。うおおおお。じゃがもを鍋に入るだけ入れて水差して30分ぐらい茹でる。茹で上がったら指先を水で冷やしながら素手にて皮剥きの気合、元の鍋に戻してマヨネーズ(B)ぶっかけながら潰す。ゆで卵をぶっこんで狂乱しながらしゃもじで突き崩し、キュウリ玉ねぎかまぼこを投入。錯乱しつつ撹拌して、塩胡椒を強めに効かせて鍋から直接、だいどこで立ったままハフハフ食う。マヨネーズ(B)が常温だからハフハフで食える。ちなみにジャガイモは中サイズ6つ。若いころは全部食えたけど、老いましたね、たったまま半分ぐらいまで減らして一旦休憩。流石に器に移して続きを食う。また小一時間の休憩して、完食。兎に角満腹になった。

鍋の周りに飛び散ったゆで卵などを掃除し、賞味期限の切れたマヨネーズはまだ残り半分。流石にもうマヨいなく捨てた。このテンションの上がりようはどうしたことか、一緒にあたりめでも買ってくればチューブ一つのマヨネーズを一日で消費した可能性まである。ねえよ。

桜が散るに任せた、花見にもいかないある美しい休日でございました―――。などと〆まで書いていたら、お披露目するにあたってもう梅雨が間近ということです。マヨネーズ(A)を次に交換するときには、またポテトサラダを食いましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)