えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

半年前の酒

前回の更新書きかけじゃねえか。続きをどうしようかとも覚えてないのでこのままで。
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賞味期限を半年過ぎた料理酒が、さも当然のようにナンプラーや穀物酢に混じって鎮座の事。
酢も二週間過ぎてるわ。みりんも一カ月ほど。なんだよこれ。

逆算するに、おそらく前年の秋から冬にかけてあまり自炊をしていなかったという事になる。まさしく心当たりがあり。適当に大根と油揚げや糸こんにゃくなんか入れた煮物を良く作るんだけど、どうしたことかあまり作っていなかった。代わりに何を作っていたのか。これが…どうも、お総菜ばかり食っていた気がする。良くないね。

料理酒は捨てるしかないので捨てた。これから夏になり、さらに煮物なんぞ作らないので、酢以外は買いなおす事もしていない。一人暮らしの自炊は、夜に翌朝のものを作ることも多い。勿論時間短縮のため。同じメニューが晩と翌朝で続く形になるが、気にしないわそんなもの。これからの季節は当然の事ながら、翌朝分は冷蔵庫に入れないといけない。ほかほかの煮物を粗熱が取れるまで待って、冷蔵庫に、翌朝にはレンジであっためてまたほかほかに、って無駄が多い。炒め物なんかだと多少あつあつでも冷蔵庫に放り込んでしまえ、ということで、自炊では炒め物率が上がる…気がする。あとパックから出してそのまま食える豆腐なんかは便利だ。ベーコンなんかも良い。包丁で切らずとも良いのでまな板や包丁を洗う必要がない。相変わらずコメは炊いていない。

バリエーション豊かな保存食があればなあと。特に野菜系の。例えばお漬物を自作ってそら調べればいくらでもやり方はあるだろうけども、さてさて。美味しくできるまでどのぐらいの経験がいるかしら。嫁入り修行かよ。いずれにしても素人が保存食に挑戦するにはもう季節がよろしくないか。ほっけの煮物を作るぐらいには洒落と実利の追い方を心得ているつもりだけども、季節には勝てないの~。

昨今は冷凍食品の類も大変に美味であるので実はここ一年ぐらい利用率が上がっている。なんだよあのそのままフライパンに放り込んで加熱して待つだけの餃子。びっくりするほど美味かったわ。

「自分で作ったものを冷凍すれば良いんじゃないの?」

はたして正論でおま。ところがね、これは露骨に味が落ちますね。また、ニチレイとかそういうところの製造工場みたいに衛生面が徹底管理されているわけでもなく、単に冷凍庫に放り込むものがさて一か月後に安心して食えるクオリティかは怪しい。冷蔵庫も機能的な品物じゃないし。20年近く稼働してるよこの冷蔵庫。

何だかんだ言って、結局は3日も保存できれば問題ないのですが、要するにまあ、保存食という名目で、作ったことないものに手を出してみたいというわけです。普段、面倒くさがりなんでレシピが五行以上あったらやらない。良い機会か。

口に入る大きさに切って、衛生上問題ないレベルまで加熱調理し、味付けする。

料理なんてこれでいいのよ。

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